江ノ島電鉄線 価格相場レポート

中古マンション相場の概況

2021年4月〜6月期の江ノ島電鉄線 (鎌倉駅藤沢駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は50.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -4.2%( -2.2万円/㎡)と小幅に下落しています。売買数は 26 件(1年前(2020年)に比べて +44.4%( +8件/㎡)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 22.3年(昨年 21.0年から +6.3 %増)。平均専有面積は 72.1 ㎡ (昨年 65.8 ㎡から +9.5 %増)。

近年の取引物件の特徴は、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。藤沢駅は、昨年から 20 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは鎌倉駅で昨年に比べ -32.6 %、単価は 48.3 万円/㎡となった。

上位 1 駅(柳小路駅)は +0.2 %(単価 +0.1 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(鎌倉駅)は -32.6 %(単価 -23.4 万円/㎡)の下落。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 16.7 % → 2021年 30.8 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 7.9 分 → 2021年 11.8 分、+49.2 %と大きく増加)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 5.6 % → 2021年 3.8 %)

駅ごとの中古マンション相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった藤沢駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は49.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -2.0%( -1.0万円/㎡)と僅かに下落しています。売買数は 16 件(1年前(2020年)に比べて +33.3%( +4件/㎡)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった柳小路駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は44.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +0.2%( +0.1万円/㎡)と僅かに上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

江ノ島電鉄線(沿線・駅ごとの中古マンションについて)
江ノ島電鉄線現状(2021)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
鎌倉駅48.3万/㎡
(32.3年/115㎡)
71.6万/㎡
(20.8年/87.5㎡)
36.6万/㎡
(29.3年/60.0㎡)
和田塚駅---
由比ケ浜駅68.3万/㎡
(20.3年/60.0㎡)
-69.8万/㎡
(13.3年/67.5㎡)
長谷駅--66.2万/㎡
(11.3年/80.0㎡)
極楽寺駅---
稲村ケ崎駅---
七里ケ浜駅---
鎌倉高校前駅---
腰越駅--40.0万/㎡
(16.3年/80.0㎡)
江ノ島駅47.1万/㎡
(33.3年/72.5㎡)
50.9万/㎡
(23.9年/68.3㎡)
47.4万/㎡
(28.3年/95.0㎡)
湘南海岸公園駅59.2万/㎡
(18.8年/72.5㎡)
--
鵠沼駅--48.6万/㎡
(12.3年/70.0㎡)
柳小路駅44.7万/㎡
(19.3年/85.0㎡)
44.6万/㎡
(23.3年/65.0㎡)
53.4万/㎡
(18.3年/71.7㎡)
石上駅47.7万/㎡
(30.3年/65.0㎡)
--
藤沢駅49.9万/㎡
(19.3年/64.4㎡)
51.0万/㎡
(20.1年/61.7㎡)
49.2万/㎡
(17.6年/58.1㎡)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。

価格変動が大きかった駅について

柳小路駅44.7 万/㎡(昨年同期比 +0.2 %)

柳小路駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は44.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +0.2%( +0.1万円/㎡)と僅かに上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 19.3年(昨年 23.3年から -17.2 %減)。平均専有面積は 85.0 ㎡ (昨年 65.0 ㎡から +30.8 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が減少(2020年 23.3 年 → 2021年 19.3 年、-17.2 %と減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 9.0 分 → 2021年 3.0 分、-66.7 %と大きく減少)

鎌倉駅48.3 万/㎡(昨年同期比 -32.6 %)

鎌倉駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は48.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -32.6%( -23.4万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2020年)に比べて +50.0%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 32.3年(昨年 20.8年から +55.4 %増)。平均専有面積は 115.0 ㎡ (昨年 87.5 ㎡から +31.4 %増)。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 50.0 % → 2021年 33.3 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2020年 20.8 年 → 2021年 32.3 年、+55.4 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 10.0 分 → 2021年 20.3 分、+103.3 %と大きく増加)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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