東急田園都市線 価格相場レポート

中古マンション相場の概況

2019年7月〜9月期の東急田園都市線 (二子新地駅中央林間駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は52.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -1.8%( -1.0万円/㎡)と僅かに下落しています。売買数は 163 件(1年前(2018年)に比べて +11.6%( +17件/㎡)と好調に推移しています。)。

平均築年数は 23.1年(昨年 21.6年から +6.8 %増)。平均専有面積は 65.0 ㎡ (昨年 65.0 ㎡から +0.1 %増)。

近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加、専有面積 60 平方メートル未満のDINKS・子供独立後の老後世帯を対象とした中規模物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 10 駅に対して、値下がりした駅数は 6 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。二子新地駅つきみ野駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのはつきみ野駅で昨年に比べ +54.6 %、単価は 33.6 万円/㎡となった。

上位 2 駅(つきみ野駅二子新地駅)は +42.2 %(単価 +15.8 万円/㎡)の上昇。一方、下位 2 駅(中央林間駅あざみ野駅)は -25.3 %(単価 -14.5 万円/㎡)の下落。

価格上昇要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2018年 11.3 % → 2019年 11.0 %)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が僅かに増加(全取引物件に占める割合が 2018年 16.4 % → 2019年 16.6 %)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに増加(全取引物件に占める割合が 2018年 36.1 % → 2019年 37.0 %)
  • 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 4.1 % → 2019年 3.7 %)

駅ごとの中古マンション相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった二子新地駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は86.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +29.7%( +19.8万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2018年)に比べて +600.0%( +6件/㎡)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となったつきみ野駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は33.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +54.6%( +11.9万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2018年)に比べて +250.0%( +5件/㎡)と大幅に増加しています。)。

東急田園都市線(沿線・駅ごとの中古マンションについて)
東急田園都市線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
二子新地駅86.5万/㎡
(14.2年/36.4㎡)
66.7万/㎡
(30.5年/15.0㎡)
52.5万/㎡
(23.1年/43.2㎡)
高津駅78.7万/㎡
(12.8年/50.7㎡)
71.1万/㎡
(15.0年/57.5㎡)
57.1万/㎡
(16.7年/52.0㎡)
溝の口駅69.3万/㎡
(24.9年/56.4㎡)
66.4万/㎡
(20.5年/51.7㎡)
63.0万/㎡
(17.1年/56.2㎡)
梶が谷駅44.5万/㎡
(26.7年/72.8㎡)
46.4万/㎡
(21.6年/66.2㎡)
44.1万/㎡
(25.4年/74.2㎡)
宮崎台駅55.5万/㎡
(23.2年/59.4㎡)
49.7万/㎡
(18.7年/61.9㎡)
50.1万/㎡
(21.8年/59.2㎡)
宮前平駅40.8万/㎡
(27.2年/62.1㎡)
41.2万/㎡
(26.0年/64.2㎡)
36.6万/㎡
(27.3年/57.7㎡)
鷺沼駅52.7万/㎡
(19.9年/66.5㎡)
44.1万/㎡
(19.2年/75.6㎡)
52.4万/㎡
(21.1年/60.0㎡)
たまプラーザ駅53.9万/㎡
(26.6年/67.9㎡)
52.6万/㎡
(19.7年/68.2㎡)
58.6万/㎡
(27.3年/68.5㎡)
あざみ野駅47.4万/㎡
(25.3年/76.5㎡)
61.3万/㎡
(24.6年/73.8㎡)
56.5万/㎡
(24.6年/70.9㎡)
江田駅59.5万/㎡
(13.2年/68.3㎡)
51.4万/㎡
(0年/70.0㎡)
59.4万/㎡
(15.0年/80.0㎡)
市が尾駅56.3万/㎡
(12.7年/65.0㎡)
54.2万/㎡
(21.5年/75.0㎡)
46.1万/㎡
(23.3年/68.0㎡)
藤が丘駅47.1万/㎡
(21.8年/64.3㎡)
56.2万/㎡
(27.9年/70.0㎡)
50.3万/㎡
(17.3年/67.7㎡)
青葉台駅60.0万/㎡
(21.2年/71.0㎡)
67.8万/㎡
(22.5年/66.4㎡)
43.0万/㎡
(27.5年/65.6㎡)
田奈駅19.7万/㎡
(52.2年/55.0㎡)
-46.2万/㎡
(11.5年/65.0㎡)
長津田駅50.6万/㎡
(21.0年/78.3㎡)
42.5万/㎡
(23.3年/72.5㎡)
37.2万/㎡
(22.6年/67.5㎡)
つきみ野駅33.6万/㎡
(22.9年/70.0㎡)
21.8万/㎡
(17.5年/75.0㎡)
40.4万/㎡
(16.8年/64.2㎡)
中央林間駅39.0万/㎡
(20.7年/55.6㎡)
53.9万/㎡
(24.3年/50.0㎡)
37.4万/㎡
(23.8年/73.3㎡)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。

価格変動が大きかった駅について

つきみ野駅33.6 万/㎡(昨年同期比 +54.6 %)

つきみ野駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は33.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +54.6%( +11.9万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2018年)に比べて +250.0%( +5件/㎡)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 22.9年(昨年 17.5年から +31.0 %増)。平均専有面積は 70.0 ㎡ (昨年 75.0 ㎡から -6.7 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 16.5 分 → 2019年 10.0 分、-39.4 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 17.5 年 → 2019年 22.9 年、+31.0 %と大きく増加)

二子新地駅86.5 万/㎡(昨年同期比 +29.7 %)

二子新地駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は86.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +29.7%( +19.8万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2018年)に比べて +600.0%( +6件/㎡)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 14.2年(昨年 30.5年から -53.5 %減)。平均専有面積は 36.4 ㎡ (昨年 15.0 ㎡から +142.9 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 30.5 年 → 2019年 14.2 年、-53.5 %と大きく減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 100.0 % → 2019年 16.7 %)

中央林間駅39.0 万/㎡(昨年同期比 -27.7 %)

中央林間駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は39.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -27.7%( -14.9万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 8 件(1年前(2018年)に比べて +33.3%( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 20.7年(昨年 24.3年から -14.6 %減)。平均専有面積は 55.6 ㎡ (昨年 50.0 ㎡から +11.2 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が減少(2018年 24.3 年 → 2019年 20.7 年、-14.6 %と減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 75.0 % → 2019年 40.0 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 5.7 分 → 2019年 8.9 分、+56.6 %と大きく増加)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 33.3 % → 2019年 25.0 %)

あざみ野駅47.4 万/㎡(昨年同期比 -22.8 %)

あざみ野駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は47.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -22.8%( -14.0万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 17 件(1年前(2018年)に比べて +30.8%( +4件/㎡)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 25.3年(昨年 24.6年から +2.7 %増)。平均専有面積は 76.5 ㎡ (昨年 73.8 ㎡から +3.6 %増)。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 36.4 % → 2019年 18.8 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 13.8 分 → 2019年 18.7 分、+35.1 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 9.1 % → 2019年 25.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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