グリーンライン 価格相場レポート

中古マンション相場の概況

2022年1月〜3月期のグリーンライン (中山駅日吉駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は55.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +3.8%( +2.0万円/㎡)と小幅に上昇しています。売買数は 72 件(1年前(2021年)に比べて -14.3%( -12件/㎡)と不調に推移しています。)。

平均築年数は 26.9年(昨年 22.1年から +22.1 %増)。平均専有面積は 66.7 ㎡ (昨年 69.8 ㎡から -4.3 %減)。

近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加、専有面積 60 平方メートル未満のDINKS・子供独立後の老後世帯を対象とした中規模物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 7 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。全体的に上昇基調。北山田駅東山田駅日吉駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは北山田駅で昨年に比べ +27.1 %、単価は 69.8 万円/㎡となった。

上位 2 駅(北山田駅日吉駅)は +25.4 %(単価 +12.9 万円/㎡)の上昇。一方、下位 2 駅(中山駅日吉本町駅)は -20.2 %(単価 -9.9 万円/㎡)の下落。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2021年 50.0 % → 2022年 45.6 %)
  • 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2021年 6.0 % → 2022年 6.9 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2021年 22.1 年 → 2022年 26.9 年、+22.1 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 4.1 % → 2022年 20.6 %)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 13.1 % → 2022年 6.9 %)

駅ごとの中古マンション相場について

鉄道路線中、最高値の駅となったセンター北駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は77.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +4.9%( +3.7万円/㎡)と小幅に上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2021年)に比べて -22.2%( -2件/㎡)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった中山駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は35.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -22.5%( -10.3万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 9 件(1年前(2021年)に比べて +350.0%( +7件/㎡)と大幅に増加しています。)。

グリーンライン(沿線・駅ごとの中古マンションについて)
グリーンライン現状(2022)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
中山駅35.3万/㎡
(33.9年/58.9㎡)
45.6万/㎡
(20.5年/72.5㎡)
43.4万/㎡
(22.0年/52.1㎡)
川和町駅43.7万/㎡
(40.8年/58.8㎡)
37.0万/㎡
(13.0年/80.0㎡)
32.2万/㎡
(20.2年/89.3㎡)
都筑ふれあいの丘駅56.6万/㎡
(23.3年/79.3㎡)
56.8万/㎡
(13.8年/71.9㎡)
41.6万/㎡
(30.0年/80.0㎡)
センター南駅70.7万/㎡
(19.8年/70.0㎡)
62.5万/㎡
(21.7年/81.0㎡)
63.7万/㎡
(16.8年/74.2㎡)
センター北駅77.9万/㎡
(13.7年/74.3㎡)
74.3万/㎡
(16.5年/75.0㎡)
58.6万/㎡
(19.0年/65.8㎡)
北山田駅69.8万/㎡
(21.8年/74.0㎡)
54.9万/㎡
(16.4年/81.7㎡)
52.4万/㎡
(20.5年/80.8㎡)
東山田駅62.7万/㎡
(14.0年/75.0㎡)
51.1万/㎡
(20.0年/72.5㎡)
-
高田駅52.5万/㎡
(19.8年/76.7㎡)
49.8万/㎡
(23.2年/66.7㎡)
55.3万/㎡
(13.3年/60.0㎡)
日吉本町駅44.0万/㎡
(41.5年/51.4㎡)
53.5万/㎡
(31.7年/62.1㎡)
46.0万/㎡
(37.3年/52.5㎡)
日吉駅57.1万/㎡
(27.5年/64.3㎡)
46.2万/㎡
(24.1年/62.9㎡)
46.6万/㎡
(31.2年/54.0㎡)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。

価格変動が大きかった駅について

北山田駅69.8 万/㎡(昨年同期比 +27.1 %)

北山田駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は69.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +27.1%( +14.9万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2021年)に比べて -16.7%( -1件/㎡)と不調に推移しています。)。

平均築年数は 21.8年(昨年 16.4年から +32.6 %増)。平均専有面積は 74.0 ㎡ (昨年 81.7 ㎡から -9.4 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 11.0 分 → 2022年 5.0 分、-54.5 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2021年 16.4 年 → 2022年 21.8 年、+32.6 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 20.0 % → 2022年 75.0 %)

日吉駅57.1 万/㎡(昨年同期比 +23.7 %)

日吉駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は57.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +23.7%( +11.0万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 21 件(1年前(2021年)に比べて -19.2%( -5件/㎡)と不調に推移しています。)。

平均築年数は 27.5年(昨年 24.1年から +14.4 %増)。平均専有面積は 64.3 ㎡ (昨年 62.9 ㎡から +2.2 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が減少(2021年 18.6 分 → 2022年 15.1 分、-18.7 %と減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 70.8 % → 2022年 55.0 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2021年 24.1 年 → 2022年 27.5 年、+14.4 %と増加)

中山駅35.3 万/㎡(昨年同期比 -22.5 %)

中山駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は35.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -22.5%( -10.3万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 9 件(1年前(2021年)に比べて +350.0%( +7件/㎡)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 33.9年(昨年 20.5年から +65.3 %増)。平均専有面積は 58.9 ㎡ (昨年 72.5 ㎡から -18.8 %減)。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2021年 50.0 % → 2022年 44.4 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2021年 20.5 年 → 2022年 33.9 年、+65.3 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 9.5 分 → 2022年 12.0 分、+26.3 %と大きく増加)

日吉本町駅44.0 万/㎡(昨年同期比 -17.8 %)

日吉本町駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は44.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -17.8%( -9.5万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 7 件(1年前(2021年)に比べて -41.7%( -5件/㎡)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 41.5年(昨年 31.7年から +30.9 %増)。平均専有面積は 51.4 ㎡ (昨年 62.1 ㎡から -17.2 %減)。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 40.0 % → 2022年 16.7 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2021年 31.7 年 → 2022年 41.5 年、+30.9 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 7.9 分 → 2022年 9.6 分、+20.9 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 30.0 % → 2022年 66.7 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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