グリーンライン 価格相場レポート

中古マンション相場の概況

2020年7月〜9月期のグリーンライン (中山駅日吉駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は48.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて -3.7%( -1.9万円/㎡)と小幅に下落しています。売買数は 73 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 24.2年(昨年 23.5年から +3.0 %増)。平均専有面積は 70.6 ㎡ (昨年 68.4 ㎡から +3.3 %増)。

近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく減少。

値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 7 駅。ほとんどの駅において下落した。日吉本町駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは日吉本町駅で昨年に比べ +30.6 %、単価は 57.8 万円/㎡となった。

上位 2 駅(日吉本町駅センター北駅)は +21.1 %(単価 +10.2 万円/㎡)の上昇。一方、下位 2 駅(日吉駅川和町駅)は -20.0 %(単価 -8.9 万円/㎡)の下落。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 6.8 % → 2020年 13.7 %)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 11.1 % → 2020年 7.6 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が増加(2019年 11.8 分 → 2020年 13.3 分、+12.7 %と増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2019年 49.2 % → 2020年 51.5 %)
  • 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2019年 2.7 % → 2020年 2.7 %)

駅ごとの中古マンション相場について

鉄道路線中、最高値の駅となったセンター北駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は65.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて +11.6%( +6.8万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 11 件(1年前(2019年)に比べて -15.4%( -2件/㎡)と不調に推移しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった川和町駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は30.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて -20.0%( -7.7万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 3 件(1年前(2019年)に比べて -40.0%( -2件/㎡)と大幅に減少しています。)。

グリーンライン(沿線・駅ごとの中古マンションについて)
グリーンライン現状(2020)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
中山駅35.3万/㎡
(25.3年/65.6㎡)
41.2万/㎡
(21.7年/64.0㎡)
36.3万/㎡
(23.8年/58.8㎡)
川和町駅30.9万/㎡
(28.0年/91.7㎡)
38.6万/㎡
(24.2年/68.0㎡)
40.0万/㎡
(7.5年/70.0㎡)
都筑ふれあいの丘駅48.0万/㎡
(32.5年/75.0㎡)
49.0万/㎡
(23.7年/77.9㎡)
48.0万/㎡
(20.2年/71.7㎡)
センター南駅59.2万/㎡
(20.3年/65.0㎡)
64.0万/㎡
(13.3年/83.0㎡)
61.9万/㎡
(17.2年/73.8㎡)
センター北駅65.3万/㎡
(18.1年/79.5㎡)
58.5万/㎡
(17.5年/75.4㎡)
68.8万/㎡
(10.8年/73.3㎡)
北山田駅51.0万/㎡
(20.0年/88.8㎡)
51.2万/㎡
(18.1年/81.7㎡)
49.8万/㎡
(20.0年/78.3㎡)
東山田駅43.1万/㎡
(19.5年/65.0㎡)
-16.0万/㎡
(32.5年/75.0㎡)
高田駅49.2万/㎡
(23.7年/55.0㎡)
49.3万/㎡
(31.1年/66.7㎡)
51.4万/㎡
(14.0年/70.0㎡)
日吉本町駅57.8万/㎡
(24.0年/61.7㎡)
44.2万/㎡
(32.4年/52.5㎡)
67.1万/㎡
(14.2年/61.7㎡)
日吉駅40.0万/㎡
(27.2年/71.1㎡)
50.0万/㎡
(25.4年/60.9㎡)
45.3万/㎡
(29.8年/55.0㎡)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。

価格変動が大きかった駅について

日吉本町駅57.8 万/㎡(昨年同期比 +30.6 %)

日吉本町駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は57.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて +30.6%( +13.5万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(1年前(2019年)に比べて -10.0%( -1件/㎡)と不調に推移しています。)。

平均築年数は 24.0年(昨年 32.4年から -26.1 %減)。平均専有面積は 61.7 ㎡ (昨年 52.5 ㎡から +17.5 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2019年 32.4 年 → 2020年 24.0 年、-26.1 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が減少(2019年 8.0 分 → 2020年 6.6 分、-18.1 %と減少)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 10.0 % → 2020年 44.4 %)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 11.1 % → 2020年 33.3 %)

センター北駅65.3 万/㎡(昨年同期比 +11.6 %)

センター北駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は65.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて +11.6%( +6.8万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 11 件(1年前(2019年)に比べて -15.4%( -2件/㎡)と不調に推移しています。)。

平均築年数は 18.1年(昨年 17.5年から +3.2 %増)。平均専有面積は 79.5 ㎡ (昨年 75.4 ㎡から +5.5 %増)。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2019年 15.4 % → 2020年 18.2 %)

日吉駅40.0 万/㎡(昨年同期比 -20.1 %)

日吉駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は40.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて -20.1%( -10.1万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 18 件(1年前(2019年)に比べて +12.5%( +2件/㎡)と好調に推移しています。)。

平均築年数は 27.2年(昨年 25.4年から +7.2 %増)。平均専有面積は 71.1 ㎡ (昨年 60.9 ㎡から +16.7 %増)。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2019年 53.8 % → 2020年 46.7 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が増加(2019年 15.9 分 → 2020年 18.9 分、+19.0 %と増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 7.7 % → 2020年 13.3 %)

川和町駅30.9 万/㎡(昨年同期比 -20.0 %)

川和町駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は30.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて -20.0%( -7.7万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 3 件(1年前(2019年)に比べて -40.0%( -2件/㎡)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 28.0年(昨年 24.2年から +15.9 %増)。平均専有面積は 91.7 ㎡ (昨年 68.0 ㎡から +34.8 %増)。

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2019年 24.2 年 → 2020年 28.0 年、+15.9 %と増加)
  • 駅からの平均距離が増加(2019年 16.0 分 → 2020年 18.0 分、+12.5 %と増加)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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