JR北陸本線 価格相場レポート

中古マンション相場の概況

2022年1月〜3月期のJR北陸本線 (金沢駅粟津駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は21.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -19.1%( -5.2万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 34 件(1年前(2021年)に比べて +9.7%( +3件/㎡)と堅調に推移しています。)。

平均築年数は 26.4年(昨年 22.6年から +16.9 %増)。平均専有面積は 64.1 ㎡ (昨年 59.4 ㎡から +8.0 %増)。

近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。小松駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは松任駅で昨年に比べ +816.7 %、単価は 24.4 万円/㎡となった。

上位 1 駅(松任駅)は +816.7 %(単価 +21.8 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(金沢駅)は -23.3 %(単価 -6.5 万円/㎡)の下落。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 3.2 % → 2022年 5.9 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2021年 22.6 年 → 2022年 26.4 年、+16.9 %と増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 22.0 分 → 2022年 29.1 分、+32.5 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2021年 65.5 % → 2022年 75.8 %)

駅ごとの中古マンション相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった小松駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は32.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +25.5%( +6.6万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -50.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった金沢駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は21.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -23.3%( -6.5万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 32 件(1年前(2021年)に比べて +14.3%( +4件/㎡)と好調に推移しています。)。

JR北陸本線(沿線・駅ごとの中古マンションについて)
JR北陸本線現状(2022)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
金沢駅21.5万/㎡
(26.6年/63.8㎡)
28.0万/㎡
(22.4年/60.7㎡)
21.5万/㎡
(25.5年/60.5㎡)
西金沢駅---
野々市駅---
松任駅24.4万/㎡
(32.0年/45.0㎡)
2.7万/㎡
(31.0年/45.0㎡)
8.0万/㎡
(30.0年/50.0㎡)
加賀笠間駅---
小松駅32.6万/㎡
(13.0年/95.0㎡)
26.0万/㎡
(20.0年/47.5㎡)
10.7万/㎡
(33.0年/90.0㎡)
粟津駅---

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。

価格変動が大きかった駅について

松任駅24.4 万/㎡(昨年同期比 +816.7 %)

松任駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は24.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +816.7%( +21.8万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 32.0年(昨年 31.0年から +3.2 %増)。平均専有面積は 45.0 ㎡ (昨年 45.0 ㎡から +0.0 %減)。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 % → 2022年 100.0 %)

金沢駅21.5 万/㎡(昨年同期比 -23.3 %)

金沢駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は21.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -23.3%( -6.5万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 32 件(1年前(2021年)に比べて +14.3%( +4件/㎡)と好調に推移しています。)。

平均築年数は 26.6年(昨年 22.4年から +18.7 %増)。平均専有面積は 63.8 ㎡ (昨年 60.7 ㎡から +5.0 %増)。

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2021年 22.4 年 → 2022年 26.6 年、+18.7 %と増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 23.3 分 → 2022年 30.6 分、+31.5 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2021年 65.4 % → 2022年 77.4 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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