JR湖西線 価格相場レポート

中古マンション相場の概況

2021年7月〜9月期のJR湖西線 (近江舞子駅大津京駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は21.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -11.7%( -2.9万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 22 件(1年前(2020年)に比べて +46.7%( +7件/㎡)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 23.7年(昨年 19.8年から +19.6 %増)。平均専有面積は 72.0 ㎡ (昨年 71.0 ㎡から +1.5 %増)。

近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。大津京駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは大津京駅で昨年に比べ +42.0 %、単価は 41.5 万円/㎡となった。

上位 1 駅(大津京駅)は +42.0 %(単価 +12.3 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(志賀駅)は -53.9 %(単価 -4.6 万円/㎡)の下落。

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2020年 19.8 年 → 2021年 23.7 年、+19.6 %と増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 11.9 分 → 2021年 16.7 分、+39.8 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 46.2 % → 2021年 57.1 %)

駅ごとの中古マンション相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった大津京駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は41.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +42.0%( +12.3万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(1年前(2020年)に比べて +28.6%( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった志賀駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は4.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -53.9%( -4.6万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(1年前(2020年)に比べて +100.0%( +3件/㎡)と大幅に増加しています。)。

JR湖西線(沿線・駅ごとの中古マンションについて)
JR湖西線現状(2021)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
近江舞子駅4.5万/㎡
(30.5年/55.0㎡)
--
比良駅---
志賀駅4.0万/㎡
(32.5年/66.7㎡)
8.6万/㎡
(29.5年/51.7㎡)
6.0万/㎡
(31.5年/50.0㎡)
蓬莱駅---
和邇駅9.2万/㎡
(24.5年/65.0㎡)
--
小野駅---
堅田駅14.6万/㎡
(28.5年/75.0㎡)
22.0万/㎡
(19.8年/72.5㎡)
19.7万/㎡
(25.2年/66.2㎡)
おごと温泉駅---
比叡山坂本駅---
唐崎駅--18.5万/㎡
(22.5年/65.0㎡)
大津京駅41.5万/㎡
(14.8年/78.3㎡)
29.3万/㎡
(18.8年/83.6㎡)
26.1万/㎡
(16.8年/67.5㎡)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。

価格変動が大きかった駅について

大津京駅41.5 万/㎡(昨年同期比 +42.0 %)

大津京駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は41.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +42.0%( +12.3万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(1年前(2020年)に比べて +28.6%( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 14.8年(昨年 18.8年から -21.0 %減)。平均専有面積は 78.3 ㎡ (昨年 83.6 ㎡から -6.3 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2020年 18.8 年 → 2021年 14.8 年、-21.0 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 11.7 分 → 2021年 7.1 分、-39.3 %と大きく減少)

志賀駅4.0 万/㎡(昨年同期比 -53.9 %)

志賀駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は4.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -53.9%( -4.6万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(1年前(2020年)に比べて +100.0%( +3件/㎡)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 32.5年(昨年 29.5年から +10.2 %増)。平均専有面積は 66.7 ㎡ (昨年 51.7 ㎡から +29.0 %増)。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 % → 2021年 100.0 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2020年 29.5 年 → 2021年 32.5 年、+10.2 %と増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 10.0 分 → 2021年 40.0 分、+300.0 %と大きく増加)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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