中古マンション相場の概況
2022年1月〜12月期の東北新幹線 (小山駅~那須塩原駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は31.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +15.3%( +4.2万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 77 件(1年前(2021年)に比べて -3.8%( -3件/㎡)と小幅に減少しています。)。
平均築年数は 20.1年(昨年 20.9年から -3.8 %減)。平均専有面積は 62.3 ㎡ (昨年 57.0 ㎡から +9.3 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。全体的に上昇基調。那須塩原駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは那須塩原駅で昨年に比べ +25.0 %、単価は 20.0 万円/㎡となった。
上位 1 駅(那須塩原駅)は +25.0 %(単価 +4.0 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(小山駅)は -3.4 %(単価 -1.0 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 1.4 % → 2022年 11.0 %)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 11.2 % → 2022年 15.6 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 40.5 % → 2022年 50.7 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった宇都宮駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は32.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +20.0%( +5.5万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 60 件(1年前(2021年)に比べて -11.8%( -8件/㎡)と不調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった那須塩原駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は20.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +25.0%( +4.0万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
東北新幹線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
小山駅 | 27.9万/㎡ (21.5年/63.8㎡) | 28.9万/㎡ (17.5年/71.8㎡) | 21.3万/㎡ (21.8年/64.0㎡) |
宇都宮駅 | 32.9万/㎡ (19.9年/61.8㎡) | 27.4万/㎡ (21.2年/54.7㎡) | 23.7万/㎡ (21.8年/53.4㎡) |
那須塩原駅 | 20.0万/㎡ (14.8年/65.0㎡) | 16.0万/㎡ (25.8年/50.0㎡) | 17.8万/㎡ (21.1年/67.5㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
那須塩原駅 20.0 万/㎡(昨年同期比 +25.0 %)
那須塩原駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は20.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +25.0%( +4.0万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 14.8年(昨年 25.8年から -42.7 %減)。平均専有面積は 65.0 ㎡ (昨年 50.0 ㎡から +30.0 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 25.8 年 → 2022年 14.8 年、-42.7 %と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 10.0 分 → 2022年 14.0 分、+40.0 %と大きく増加)
小山駅 27.9 万/㎡(昨年同期比 -3.4 %)
小山駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は27.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -3.4%( -1.0万円/㎡)と小幅に下落しています。売買数は 16 件(1年前(2021年)に比べて +45.5%( +5件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 21.5年(昨年 17.5年から +22.3 %増)。平均専有面積は 63.8 ㎡ (昨年 71.8 ㎡から -11.2 %減)。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2021年 36.4 % → 2022年 37.5 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 17.5 年 → 2022年 21.5 年、+22.3 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 13.0 分 → 2022年 16.8 分、+28.8 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 28.6 % → 2022年 61.5 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示