JR青梅線 価格相場レポート

中古マンション相場の概況

2022年7月〜9月期のJR青梅線 (立川駅二俣尾駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は43.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -11.2%( -5.5万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 69 件(1年前(2021年)に比べて -15.9%( -13件/㎡)と不調に推移しています。)。

平均築年数は 26.1年(昨年 19.1年から +36.4 %増)。平均専有面積は 55.4 ㎡ (昨年 48.8 ㎡から +13.5 %増)。

近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 7 駅に対して、値下がりした駅数は 6 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。西立川駅昭島駅東青梅駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは羽村駅で昨年に比べ +116.0 %、単価は 32.1 万円/㎡となった。

上位 2 駅(羽村駅西立川駅)は +105.7 %(単価 +18.4 万円/㎡)の上昇。一方、下位 2 駅(牛浜駅東中神駅)は -47.3 %(単価 -20.6 万円/㎡)の下落。

価格上昇要因

  • 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 2.7 % → 2022年 7.6 %)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 9.8 % → 2022年 13.0 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2021年 19.1 年 → 2022年 26.1 年、+36.4 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 42.7 % → 2022年 60.6 %)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 8.0 % → 2022年 12.1 %)

駅ごとの中古マンション相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった立川駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は73.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -6.3%( -5.0万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 22 件(1年前(2021年)に比べて -29.0%( -9件/㎡)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった牛浜駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は16.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -56.4%( -20.7万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

JR青梅線(沿線・駅ごとの中古マンションについて)
JR青梅線現状(2022)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
立川駅73.7万/㎡
(19.3年/51.8㎡)
78.6万/㎡
(15.5年/32.6㎡)
60.6万/㎡
(20.5年/44.7㎡)
西立川駅40.0万/㎡
(33.9年/63.8㎡)
20.5万/㎡
(32.5年/71.7㎡)
31.8万/㎡
(16.5年/55.0㎡)
東中神駅33.2万/㎡
(23.0年/57.5㎡)
53.7万/㎡
(4.3年/61.5㎡)
-
中神駅32.9万/㎡
(29.2年/66.7㎡)
49.8万/㎡
(4.5年/68.8㎡)
30.5万/㎡
(22.9年/70.7㎡)
昭島駅39.7万/㎡
(31.4年/64.5㎡)
32.5万/㎡
(19.3年/62.5㎡)
37.4万/㎡
(24.8年/75.0㎡)
拝島駅21.4万/㎡
(31.5年/35.0㎡)
33.8万/㎡
(31.5年/55.0㎡)
23.3万/㎡
(28.3年/38.3㎡)
牛浜駅16.0万/㎡
(30.5年/25.0㎡)
36.7万/㎡
(21.5年/60.0㎡)
26.4万/㎡
(31.5年/35.0㎡)
福生駅31.0万/㎡
(27.5年/45.0㎡)
25.9万/㎡
(35.5年/58.3㎡)
30.5万/㎡
(29.3年/59.2㎡)
羽村駅32.1万/㎡
(23.0年/63.3㎡)
14.8万/㎡
(36.0年/61.7㎡)
24.6万/㎡
(30.9年/60.0㎡)
小作駅32.7万/㎡
(0年/55.0㎡)
30.8万/㎡
(26.5年/57.5㎡)
27.6万/㎡
(22.0年/66.0㎡)
河辺駅22.3万/㎡
(30.2年/54.3㎡)
18.7万/㎡
(27.7年/50.7㎡)
17.4万/㎡
(30.4年/37.2㎡)
東青梅駅17.0万/㎡
(33.5年/53.0㎡)
12.8万/㎡
(30.9年/48.0㎡)
12.9万/㎡
(32.0年/55.0㎡)
青梅駅16.4万/㎡
(28.5年/43.3㎡)
18.2万/㎡
(30.5年/55.0㎡)
11.0万/㎡
(31.0年/52.5㎡)
宮ノ平駅---
二俣尾駅---

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。

価格変動が大きかった駅について

羽村駅32.1 万/㎡(昨年同期比 +116.0 %)

羽村駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は32.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +116.0%( +17.2万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2021年)に比べて +100.0%( +3件/㎡)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 23.0年(昨年 36.0年から -36.1 %減)。平均専有面積は 63.3 ㎡ (昨年 61.7 ㎡から +2.7 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2021年 36.0 年 → 2022年 23.0 年、-36.1 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 16.0 分 → 2022年 12.0 分、-25.0 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 50.0 % → 2022年 66.7 %)

西立川駅40.0 万/㎡(昨年同期比 +95.4 %)

西立川駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は40.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +95.4%( +19.5万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2021年)に比べて +33.3%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 33.9年(昨年 32.5年から +4.1 %増)。平均専有面積は 63.8 ㎡ (昨年 71.7 ㎡から -11.0 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 19.0 分 → 2022年 10.8 分、-43.4 %と大きく減少)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 33.3 % → 2022年 33.3 %)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 33.3 % → 2022年 66.7 %)

牛浜駅16.0 万/㎡(昨年同期比 -56.4 %)

牛浜駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は16.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -56.4%( -20.7万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 30.5年(昨年 21.5年から +41.9 %増)。平均専有面積は 25.0 ㎡ (昨年 60.0 ㎡から -58.3 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 6.0 分 → 2022年 4.0 分、-33.3 %と大きく減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 % → 2022年 100.0 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2021年 21.5 年 → 2022年 30.5 年、+41.9 %と大きく増加)

東中神駅33.2 万/㎡(昨年同期比 -38.3 %)

東中神駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は33.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -38.3%( -20.6万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて -80.0%( -8件/㎡)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 23.0年(昨年 4.3年から +437.3 %増)。平均専有面積は 57.5 ㎡ (昨年 61.5 ㎡から -6.5 %減)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2021年 4.3 年 → 2022年 23.0 年、+437.3 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 9.1 分 → 2022年 18.5 分、+103.3 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 11.1 % → 2022年 50.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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