中古マンション相場の概況
2021年7月〜9月期のJR横須賀線 (東京駅~西大井駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は130万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +14.3%( +16.2万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 13 件(1年前(2020年)に比べて -45.8%( -11件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 15.6年(昨年 18.7年から -16.7 %減)。平均専有面積は 52.7 ㎡ (昨年 60.2 ㎡から -12.5 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加、築 10 年以内の新しい物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。西大井駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは西大井駅で昨年に比べ +52.2 %、単価は 128 万円/㎡となった。
上位 1 駅(西大井駅)は +52.2 %(単価 +43.8 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(新橋駅)は -1.7 %(単価 -2.9 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2020年 18.7 年 → 2021年 15.6 年、-16.7 %と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 4.2 % → 2021年 23.1 %)
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 4.2 % → 2021年 7.7 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった新橋駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は165万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -1.7%( -2.9万円/㎡)と僅かに下落しています。売買数は 4 件(1年前(2020年)に比べて +33.3%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった品川駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は111万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -0.4%( -0.5万円/㎡)と僅かに下落しています。売買数は 7 件(1年前(2020年)に比べて -58.8%( -10件/㎡)と大幅に減少しています。)。
JR横須賀線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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東京駅 | - | - | - |
新橋駅 | 165万/㎡ (10.8年/32.5㎡) | 168万/㎡ (21.5年/113㎡) | 115万/㎡ (32.5年/138㎡) |
品川駅 | 111万/㎡ (19.9年/73.6㎡) | 111万/㎡ (17.6年/56.8㎡) | 101万/㎡ (15.8年/70.0㎡) |
西大井駅 | 128万/㎡ (10.0年/20.0㎡) | 83.8万/㎡ (21.3年/35.0㎡) | 125万/㎡ (13.3年/20.8㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
西大井駅 127.5 万/㎡(昨年同期比 +52.2 %)
西大井駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は128万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +52.2%( +43.8万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2020年)に比べて -50.0%( -2件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 10.0年(昨年 21.3年から -52.9 %減)。平均専有面積は 20.0 ㎡ (昨年 35.0 ㎡から -42.9 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 21.3 年 → 2021年 10.0 年、-52.9 %と大きく減少)
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 25.0 % → 2021年 50.0 %)
新橋駅 165.1 万/㎡(昨年同期比 -1.7 %)
新橋駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は165万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -1.7%( -2.9万円/㎡)と僅かに下落しています。売買数は 4 件(1年前(2020年)に比べて +33.3%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 10.8年(昨年 21.5年から -50.0 %減)。平均専有面積は 32.5 ㎡ (昨年 113.3 ㎡から -71.3 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 21.5 年 → 2021年 10.8 年、-50.0 %と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 3.3 分 → 2021年 6.0 分、+80.0 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 33.3 % → 2021年 25.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示