JR東海道本線 価格相場レポート

中古マンション相場の概況

2019年4月〜6月期のJR東海道本線 (東京駅品川駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は107万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +2.1%( +2.2万円/㎡)と僅かに上昇しています。売買数は 20 件(1年前(2018年)に比べて -16.7%( -4件/㎡)と不調に推移しています。)。

平均築年数は 19.4年(昨年 20.3年から -4.4 %減)。平均専有面積は 60.5 ㎡ (昨年 67.7 ㎡から -10.6 %減)。

近年の取引物件の特徴は、専有面積 60 平方メートル未満のDINKS・子供独立後の老後世帯を対象とした中規模物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全体的に上昇基調。新橋駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは新橋駅で昨年に比べ +11.2 %、単価は 133 万円/㎡となった。

上位 1 駅(新橋駅)は +11.2 %(単価 +13.4 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(品川駅)は +0.7 %(単価 +0.7 万円/㎡)の下落。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 16.7 % → 2019年 5.0 %)

価格下落要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 8.3 % → 2019年 15.0 %)

駅ごとの中古マンション相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった新橋駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は133万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +11.2%( +13.4万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -66.7%( -2件/㎡)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった品川駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は103万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +0.7%( +0.7万円/㎡)と僅かに上昇しています。売買数は 18 件(1年前(2018年)に比べて -14.3%( -3件/㎡)と不調に推移しています。)。

JR東海道本線(沿線・駅ごとの中古マンションについて)
JR東海道本線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
東京駅147万/㎡
(15.3年/45.0㎡)
-108万/㎡
(0年/40.0㎡)
新橋駅133万/㎡
(48.3年/30.0㎡)
120万/㎡
(39.6年/86.7㎡)
128万/㎡
(8.6年/41.2㎡)
品川駅103万/㎡
(18.0年/63.1㎡)
103万/㎡
(17.5年/65.0㎡)
88.8万/㎡
(11.5年/63.2㎡)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。

価格変動が大きかった駅について

新橋駅133.3 万/㎡(昨年同期比 +11.2 %)

新橋駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は133万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +11.2%( +13.4万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -66.7%( -2件/㎡)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 48.3年(昨年 39.6年から +21.9 %増)。平均専有面積は 30.0 ㎡ (昨年 86.7 ㎡から -65.4 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 3.3 分 → 2019年 1.0 分、-70.0 %と大きく減少)
  • 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 66.7 % → 2019年 100.0 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 39.6 年 → 2019年 48.3 年、+21.9 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 66.7 % → 2019年 100.0 %)

品川駅103.5 万/㎡(昨年同期比 +0.7 %)

品川駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は103万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +0.7%( +0.7万円/㎡)と僅かに上昇しています。売買数は 18 件(1年前(2018年)に比べて -14.3%( -3件/㎡)と不調に推移しています。)。

平均築年数は 18.0年(昨年 17.5年から +2.8 %増)。平均専有面積は 63.1 ㎡ (昨年 65.0 ㎡から -3.0 %減)。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 19.0 % → 2019年 5.6 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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