JR常磐線各駅停車 価格相場レポート

中古マンション相場の概況

2019年1月〜3月期のJR常磐線各駅停車 (北千住駅金町駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は70.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +35.4%( +18.5万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 68 件(1年前(2018年)に比べて +3.0%( +2件/㎡)と小幅に増加しています。)。

平均築年数は 13.0年(昨年 19.8年から -34.2 %減)。平均専有面積は 59.0 ㎡ (昨年 50.0 ㎡から +17.9 %増)。

近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加、専有面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。全体的に上昇基調。北千住駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは北千住駅で昨年に比べ +88.3 %、単価は 103 万円/㎡となった。

上位 1 駅(北千住駅)は +88.3 %(単価 +48.4 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(綾瀬駅)は -27.4 %(単価 -20.1 万円/㎡)の下落。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 19.8 年 → 2019年 13.0 年、-34.2 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 12.0 分 → 2019年 8.5 分、-29.4 %と大きく減少)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 12.1 % → 2019年 36.8 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 44.6 % → 2019年 30.9 %)

価格下落要因

  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 9.2 % → 2019年 4.4 %)

駅ごとの中古マンション相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった北千住駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は103万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +88.3%( +48.4万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 27 件(1年前(2018年)に比べて +107.7%( +14件/㎡)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった金町駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は47.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +7.0%( +3.1万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 13 件(1年前(2018年)に比べて -35.0%( -7件/㎡)と大幅に減少しています。)。

JR常磐線各駅停車(沿線・駅ごとの中古マンションについて)
JR常磐線各駅停車現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
北千住駅103万/㎡
(3.7年/58.7㎡)
54.8万/㎡
(17.8年/56.9㎡)
58.1万/㎡
(20.2年/39.4㎡)
綾瀬駅53.2万/㎡
(18.6年/53.9㎡)
73.3万/㎡
(15.4年/40.0㎡)
67.1万/㎡
(13.4年/44.1㎡)
亀有駅47.9万/㎡
(22.2年/59.6㎡)
45.2万/㎡
(22.2年/54.2㎡)
42.2万/㎡
(23.4年/56.7㎡)
金町駅47.1万/㎡
(16.2年/64.2㎡)
44.0万/㎡
(21.2年/47.8㎡)
35.2万/㎡
(26.7年/55.0㎡)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。

価格変動が大きかった駅について

北千住駅103.2 万/㎡(昨年同期比 +88.3 %)

北千住駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は103万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +88.3%( +48.4万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 27 件(1年前(2018年)に比べて +107.7%( +14件/㎡)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 3.7年(昨年 17.8年から -79.0 %減)。平均専有面積は 58.7 ㎡ (昨年 56.9 ㎡から +3.1 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 17.8 年 → 2019年 3.7 年、-79.0 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 11.5 分 → 2019年 5.5 分、-52.2 %と大きく減少)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 7.7 % → 2019年 70.4 %)

価格下落要因

  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 7.7 % → 2019年 3.7 %)

綾瀬駅53.2 万/㎡(昨年同期比 -27.4 %)

綾瀬駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は53.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -27.4%( -20.1万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 14 件(1年前(2018年)に比べて +7.7%( +1件/㎡)と堅調に推移しています。)。

平均築年数は 18.6年(昨年 15.4年から +20.5 %増)。平均専有面積は 53.9 ㎡ (昨年 40.0 ㎡から +34.8 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が減少(2018年 9.1 分 → 2019年 8.1 分、-11.1 %と減少)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 15.4 年 → 2019年 18.6 年、+20.5 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 33.3 % → 2019年 57.1 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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