西武拝島線 価格相場レポート

中古マンション相場の概況

2022年7月〜9月期の西武拝島線 (小平駅拝島駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は37.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +12.7%( +4.2万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 23 件(1年前(2021年)に比べて -23.3%( -7件/㎡)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 27.5年(昨年 24.3年から +12.9 %増)。平均専有面積は 59.8 ㎡ (昨年 64.0 ㎡から -6.6 %減)。

近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加、専有面積 60 平方メートル未満のDINKS・子供独立後の老後世帯を対象とした中規模物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 5 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。全体的に上昇基調。萩山駅玉川上水駅武蔵砂川駅西武立川駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは西武立川駅で昨年に比べ +65.9 %、単価は 57.1 万円/㎡となった。

上位 2 駅(西武立川駅萩山駅)は +59.9 %(単価 +20.0 万円/㎡)の上昇。一方、下位 2 駅(東大和市駅拝島駅)は -38.8 %(単価 -13.7 万円/㎡)の下落。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 20.0 % → 2022年 26.1 %)
  • 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 3.3 % → 2022年 4.3 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2021年 24.3 年 → 2022年 27.5 年、+12.9 %と増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 10.7 % → 2022年 17.4 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2021年 50.0 % → 2022年 56.5 %)

駅ごとの中古マンション相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった西武立川駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は57.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +65.9%( +22.7万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -66.7%( -2件/㎡)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった拝島駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は21.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -36.7%( -12.4万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -50.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。

西武拝島線(沿線・駅ごとの中古マンションについて)
西武拝島線現状(2022)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
小平駅33.0万/㎡
(32.5年/57.5㎡)
38.9万/㎡
(22.8年/61.2㎡)
37.4万/㎡
(24.0年/61.0㎡)
萩山駅49.4万/㎡
(21.5年/72.5㎡)
32.1万/㎡
(27.5年/60.0㎡)
24.5万/㎡
(29.5年/61.7㎡)
小川駅38.8万/㎡
(25.0年/75.0㎡)
33.7万/㎡
(19.9年/80.8㎡)
40.0万/㎡
(21.5年/85.0㎡)
東大和市駅21.7万/㎡
(31.0年/30.0㎡)
36.7万/㎡
(23.0年/75.0㎡)
37.4万/㎡
(13.8年/79.2㎡)
玉川上水駅45.7万/㎡
(24.7年/68.0㎡)
32.0万/㎡
(32.9年/52.5㎡)
44.9万/㎡
(28.0年/54.3㎡)
武蔵砂川駅32.5万/㎡
(28.0年/57.5㎡)
26.5万/㎡
(27.0年/58.0㎡)
22.0万/㎡
(29.5年/50.0㎡)
西武立川駅57.1万/㎡
(5.5年/70.0㎡)
34.4万/㎡
(11.5年/68.3㎡)
23.8万/㎡
(27.5年/75.0㎡)
拝島駅21.4万/㎡
(31.5年/35.0㎡)
33.8万/㎡
(31.5年/55.0㎡)
23.3万/㎡
(28.3年/38.3㎡)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。

価格変動が大きかった駅について

西武立川駅57.1 万/㎡(昨年同期比 +65.9 %)

西武立川駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は57.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +65.9%( +22.7万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -66.7%( -2件/㎡)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 5.5年(昨年 11.5年から -52.2 %減)。平均専有面積は 70.0 ㎡ (昨年 68.3 ㎡から +2.4 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2021年 11.5 年 → 2022年 5.5 年、-52.2 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 14.3 分 → 2022年 3.0 分、-79.1 %と大きく減少)
  • 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 33.3 % → 2022年 100.0 %)

萩山駅49.4 万/㎡(昨年同期比 +53.9 %)

萩山駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は49.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +53.9%( +17.3万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 21.5年(昨年 27.5年から -21.8 %減)。平均専有面積は 72.5 ㎡ (昨年 60.0 ㎡から +20.8 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2021年 27.5 年 → 2022年 21.5 年、-21.8 %と大きく減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 % → 2022年 50.0 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が増加(2021年 4.0 分 → 2022年 4.5 分、+12.5 %と増加)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 % → 2022年 100.0 %)

東大和市駅21.7 万/㎡(昨年同期比 -40.9 %)

東大和市駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は21.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -40.9%( -15.0万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 31.0年(昨年 23.0年から +34.8 %増)。平均専有面積は 30.0 ㎡ (昨年 75.0 ㎡から -60.0 %減)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2021年 23.0 年 → 2022年 31.0 年、+34.8 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 8.0 分 → 2022年 12.0 分、+50.0 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 50.0 % → 2022年 100.0 %)

拝島駅21.4 万/㎡(昨年同期比 -36.7 %)

拝島駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は21.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -36.7%( -12.4万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -50.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 31.5年(昨年 31.5年から +0.0 %増)。平均専有面積は 35.0 ㎡ (昨年 55.0 ㎡から -36.4 %減)。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 % → 2022年 100.0 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 8.5 分 → 2022年 14.0 分、+64.7 %と大きく増加)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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