西武国分寺線 価格相場レポート

中古マンション相場の概況

2022年4月〜6月期の西武国分寺線 (国分寺駅東村山駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は54.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +17.7%( +8.2万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 22 件(1年前(2021年)に比べて -4.3%( -1件/㎡)と小幅に減少しています。)。

平均築年数は 20.6年(昨年 25.7年から -20.0 %減)。平均専有面積は 60.7 ㎡ (昨年 56.1 ㎡から +8.2 %増)。

近年の取引物件の特徴は、専有面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加、築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。全体的に上昇基調。国分寺駅恋ケ窪駅小川駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは小川駅で昨年に比べ +35.5 %、単価は 38.3 万円/㎡となった。

上位 1 駅(小川駅)は +35.5 %(単価 +10.0 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(東村山駅)は -7.6 %(単価 -2.7 万円/㎡)の下落。

価格上昇要因

  • 平均築年数が減少(2021年 25.7 年 → 2022年 20.6 年、-20.0 %と減少)
  • 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 4.8 % → 2022年 19.0 %)
  • 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 8.7 % → 2022年 13.6 %)

価格下落要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 21.7 % → 2022年 9.1 %)

駅ごとの中古マンション相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった国分寺駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は74.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +30.1%( +17.3万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(1年前(2021年)に比べて -18.2%( -2件/㎡)と不調に推移しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった東村山駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は33.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -7.6%( -2.7万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 8 件(1年前(2021年)に比べて -11.1%( -1件/㎡)と不調に推移しています。)。

西武国分寺線(沿線・駅ごとの中古マンションについて)
西武国分寺線現状(2022)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
国分寺駅74.7万/㎡
(15.0年/62.2㎡)
57.4万/㎡
(27.7年/53.2㎡)
54.5万/㎡
(21.6年/61.7㎡)
恋ケ窪駅59.5万/㎡
(9.3年/63.3㎡)
48.3万/㎡
(8.3年/60.0㎡)
22.4万/㎡
(36.3年/85.0㎡)
鷹の台駅-28.0万/㎡
(30.3年/75.0㎡)
-
小川駅38.3万/㎡
(24.3年/82.5㎡)
28.2万/㎡
(23.3年/85.0㎡)
33.6万/㎡
(22.3年/70.0㎡)
東村山駅33.1万/㎡
(28.8年/52.5㎡)
35.8万/㎡
(25.3年/53.9㎡)
29.8万/㎡
(25.3年/48.8㎡)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。

価格変動が大きかった駅について

小川駅38.3 万/㎡(昨年同期比 +35.5 %)

小川駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は38.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +35.5%( +10.0万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて +100.0%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 24.3年(昨年 23.3年から +4.3 %増)。平均専有面積は 82.5 ㎡ (昨年 85.0 ㎡から -2.9 %減)。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 % → 2022年 100.0 %)

東村山駅33.1 万/㎡(昨年同期比 -7.6 %)

東村山駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は33.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -7.6%( -2.7万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 8 件(1年前(2021年)に比べて -11.1%( -1件/㎡)と不調に推移しています。)。

平均築年数は 28.8年(昨年 25.3年から +13.9 %増)。平均専有面積は 52.5 ㎡ (昨年 53.9 ㎡から -2.6 %減)。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 11.1 % → 2022年 25.0 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2021年 25.3 年 → 2022年 28.8 年、+13.9 %と増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2021年 75.0 % → 2022年 87.5 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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