京王高尾線 価格相場レポート

中古マンション相場の概況

2022年1月〜12月期の京王高尾線 (北野駅高尾山口駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は28.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -1.1%( -0.3万円/㎡)と僅かに下落しています。売買数は 76 件(1年前(2021年)に比べて +26.7%( +16件/㎡)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 32.8年(昨年 32.8年から -0.1 %減)。平均専有面積は 58.7 ㎡ (昨年 61.1 ㎡から -3.9 %減)。

近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加、専有面積 30 平方メートル未満の単身・独身世帯を対象としたワンルーム物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。山田駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは山田駅で昨年に比べ +98.1 %、単価は 19.1 万円/㎡となった。

上位 1 駅(山田駅)は +98.1 %(単価 +9.5 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(狭間駅)は -6.2 %(単価 -1.7 万円/㎡)の下落。

価格上昇要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 46.4 % → 2022年 32.9 %)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 35.7 % → 2022年 50.7 %)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2021年 35.0 % → 2022年 30.3 %)

駅ごとの中古マンション相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった北野駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は34.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -4.2%( -1.5万円/㎡)と小幅に下落しています。売買数は 18 件(1年前(2021年)に比べて +12.5%( +2件/㎡)と好調に推移しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった山田駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は19.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +98.1%( +9.5万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2021年)に比べて +200.0%( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。

京王高尾線(沿線・駅ごとの中古マンションについて)
京王高尾線現状(2022)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
北野駅34.5万/㎡
(26.8年/53.9㎡)
36.0万/㎡
(24.8年/60.3㎡)
35.8万/㎡
(25.7年/53.0㎡)
京王片倉駅--53.3万/㎡
(33.8年/15.0㎡)
山田駅19.1万/㎡
(37.7年/55.0㎡)
9.6万/㎡
(42.3年/55.0㎡)
13.8万/㎡
(39.2年/55.0㎡)
めじろ台駅28.1万/㎡
(30.3年/61.3㎡)
25.6万/㎡
(31.2年/68.5㎡)
30.3万/㎡
(25.1年/65.0㎡)
狭間駅26.0万/㎡
(37.5年/60.3㎡)
27.8万/㎡
(37.7年/60.3㎡)
21.5万/㎡
(35.9年/59.1㎡)
高尾駅27.0万/㎡
(37.3年/59.2㎡)
26.0万/㎡
(36.5年/58.3㎡)
29.6万/㎡
(24.5年/64.0㎡)
高尾山口駅---

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。

価格変動が大きかった駅について

山田駅19.1 万/㎡(昨年同期比 +98.1 %)

山田駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は19.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +98.1%( +9.5万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2021年)に比べて +200.0%( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 37.7年(昨年 42.3年から -10.9 %減)。平均専有面積は 55.0 ㎡ (昨年 55.0 ㎡から +0.0 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が減少(2021年 42.3 年 → 2022年 37.7 年、-10.9 %と減少)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 % → 2022年 50.0 %)

狭間駅26.0 万/㎡(昨年同期比 -6.2 %)

狭間駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は26.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -6.2%( -1.7万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 19 件(1年前(2021年)に比べて +5.6%( +1件/㎡)と堅調に推移しています。)。

平均築年数は 37.5年(昨年 37.7年から -0.4 %減)。平均専有面積は 60.3 ㎡ (昨年 60.3 ㎡から -0.0 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が減少(2021年 6.6 分 → 2022年 5.5 分、-15.7 %と減少)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 44.4 % → 2022年 57.9 %)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2021年 37.5 % → 2022年 42.1 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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