京王高尾線 価格相場レポート

中古マンション相場の概況

2022年4月〜6月期の京王高尾線 (北野駅高尾山口駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は31.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +46.0%( +9.8万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 26 件(1年前(2021年)に比べて +100.0%( +13件/㎡)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 33.4年(昨年 31.4年から +6.7 %増)。平均専有面積は 57.7 ㎡ (昨年 61.5 ㎡から -6.3 %減)。

近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加、専有面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が増加。

値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。山田駅めじろ台駅高尾駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは北野駅で昨年に比べ +503.7 %、単価は 41.8 万円/㎡となった。

上位 1 駅(北野駅)は +503.7 %(単価 +34.9 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(狭間駅)は -16.6 %(単価 -4.6 万円/㎡)の下落。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 10.6 分 → 2022年 7.5 分、-29.3 %と大きく減少)
  • 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 7.7 % → 2022年 11.5 %)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2021年 30.8 % → 2022年 34.6 %)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2021年 38.5 % → 2022年 41.7 %)

駅ごとの中古マンション相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった北野駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は41.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +503.7%( +34.9万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2021年)に比べて +400.0%( +4件/㎡)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった山田駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は12.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +26.4%( +2.5万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

京王高尾線(沿線・駅ごとの中古マンションについて)
京王高尾線現状(2022)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
北野駅41.8万/㎡
(20.8年/63.0㎡)
6.9万/㎡
(4.3年/65.0㎡)
50.8万/㎡
(15.3年/60.0㎡)
京王片倉駅---
山田駅12.2万/㎡
(0年/55.0㎡)
9.6万/㎡
(42.3年/55.0㎡)
14.5万/㎡
(42.3年/55.0㎡)
めじろ台駅32.8万/㎡
(33.2年/55.0㎡)
22.0万/㎡
(30.5年/58.8㎡)
32.0万/㎡
(17.3年/65.0㎡)
狭間駅23.2万/㎡
(38.4年/57.5㎡)
27.9万/㎡
(35.6年/61.7㎡)
21.8万/㎡
(30.3年/63.3㎡)
高尾駅30.1万/㎡
(38.1年/58.0㎡)
22.0万/㎡
(33.0年/65.0㎡)
27.1万/㎡
(35.8年/42.5㎡)
高尾山口駅---

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。

価格変動が大きかった駅について

北野駅41.8 万/㎡(昨年同期比 +503.7 %)

北野駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は41.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +503.7%( +34.9万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2021年)に比べて +400.0%( +4件/㎡)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 20.8年(昨年 4.3年から +388.1 %増)。平均専有面積は 63.0 ㎡ (昨年 65.0 ㎡から -3.1 %減)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2021年 4.3 年 → 2022年 20.8 年、+388.1 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 4.0 分 → 2022年 6.6 分、+65.0 %と大きく増加)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 % → 2022年 20.0 %)

狭間駅23.2 万/㎡(昨年同期比 -16.6 %)

狭間駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は23.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -16.6%( -4.6万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 6 件(1年前(2021年)に比べて +100.0%( +3件/㎡)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 38.4年(昨年 35.6年から +8.0 %増)。平均専有面積は 57.5 ㎡ (昨年 61.7 ㎡から -6.8 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 7.3 分 → 2022年 5.2 分、-29.5 %と大きく減少)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 33.3 % → 2022年 66.7 %)

価格下落要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 33.3 % → 2022年 50.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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