【監修者】
不動産鑑定士
不動産鑑定事務所かつ宅地建物取引業者である(株)グロープロフィットの代表取締役を務める。 不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士 、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士の資格を有する。 不動産に関する相談を多数受けている。 続きを読む...
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2022年1月〜3月期の相鉄・JR直通線 (新宿駅~西大井駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は149万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +20.8%( +25.7万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 64 件(1年前(2021年)に比べて +14.3%( +8件/㎡)と好調に推移しています。)。
平均築年数は 21.7年(昨年 22.8年から -4.8 %減)。平均専有面積は 45.2 ㎡ (昨年 44.3 ㎡から +2.0 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加、築 10 年以内の新しい物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。上昇基調の駅が大きく上回った。渋谷駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは渋谷駅で昨年に比べ +44.3 %、単価は 193 万円/㎡となった。
上位 1 駅(渋谷駅)は +44.3 %(単価 +59.2 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(西大井駅)は -34.9 %(単価 -50.5 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 29.6 % → 2022年 14.3 %)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 1.8 % → 2022年 3.1 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2021年 6.2 分 → 2022年 7.0 分、+11.5 %と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 16.7 % → 2022年 39.7 %)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2021年 37.5 % → 2022年 31.2 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった渋谷駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は193万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +44.3%( +59.2万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 21 件(1年前(2021年)に比べて +90.9%( +10件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった西大井駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は94.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -34.9%( -50.5万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2021年)に比べて -55.6%( -5件/㎡)と大幅に減少しています。)。
相鉄・JR直通線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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新宿駅 | 109万/㎡ (36.7年/46.7㎡) | 95.3万/㎡ (39.2年/20.8㎡) | 114万/㎡ (21.7年/40.8㎡) |
渋谷駅 | 193万/㎡ (18.2年/52.9㎡) | 134万/㎡ (29.7年/55.5㎡) | 124万/㎡ (30.0年/41.7㎡) |
恵比寿駅 | 154万/㎡ (17.9年/42.3㎡) | 134万/㎡ (25.3年/52.8㎡) | 132万/㎡ (24.6年/45.6㎡) |
大崎駅 | 124万/㎡ (24.9年/40.6㎡) | 113万/㎡ (23.4年/51.4㎡) | 122万/㎡ (17.5年/106㎡) |
西大井駅 | 94.3万/㎡ (18.3年/40.0㎡) | 145万/㎡ (1.4年/21.1㎡) | 95.0万/㎡ (19.6年/41.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
渋谷駅 192.9 万/㎡(昨年同期比 +44.3 %)
渋谷駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は193万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +44.3%( +59.2万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 21 件(1年前(2021年)に比べて +90.9%( +10件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 18.2年(昨年 29.7年から -38.8 %減)。平均専有面積は 52.9 ㎡ (昨年 55.5 ㎡から -4.7 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 29.7 年 → 2022年 18.2 年、-38.8 %と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 45.5 % → 2022年 9.5 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 9.1 % → 2022年 33.3 %)
西大井駅 94.3 万/㎡(昨年同期比 -34.9 %)
西大井駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は94.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -34.9%( -50.5万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2021年)に比べて -55.6%( -5件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 18.3年(昨年 1.4年から +1164.1 %増)。平均専有面積は 40.0 ㎡ (昨年 21.1 ㎡から +89.5 %増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 1.4 年 → 2022年 18.3 年、+1164.1 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が増加(2021年 6.0 分 → 2022年 7.0 分、+16.7 %と増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示