東京りんかい線 価格相場レポート

中古マンション相場の概況

2021年4月〜6月期の東京りんかい線 (東雲駅大崎駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は104万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -4.8%( -5.2万円/㎡)と小幅に下落しています。売買数は 68 件(1年前(2020年)に比べて +36.0%( +18件/㎡)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 18.5年(昨年 12.4年から +48.8 %増)。平均専有面積は 48.5 ㎡ (昨年 52.9 ㎡から -8.4 %減)。

近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。天王洲アイル駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは天王洲アイル駅で昨年に比べ +16.5 %、単価は 108 万円/㎡となった。

上位 1 駅(天王洲アイル駅)は +16.5 %(単価 +15.3 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(大井町駅)は -14.3 %(単価 -16.9 万円/㎡)の下落。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2020年 4.0 % → 2021年 4.4 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2020年 12.4 年 → 2021年 18.5 年、+48.8 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 4.1 % → 2021年 11.8 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 14.3 % → 2021年 20.6 %)

駅ごとの中古マンション相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった大崎駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は117万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +4.7%( +5.3万円/㎡)と小幅に上昇しています。売買数は 19 件(1年前(2020年)に比べて +111.1%( +10件/㎡)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった東雲駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は93.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +7.1%( +6.2万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 12 件(1年前(2020年)に比べて +100.0%( +6件/㎡)と大幅に増加しています。)。

東京りんかい線(沿線・駅ごとの中古マンションについて)
東京りんかい線現状(2021)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
東雲駅93.6万/㎡
(11.5年/37.9㎡)
87.4万/㎡
(10.1年/57.5㎡)
82.4万/㎡
(8.7年/60.0㎡)
国際展示場駅---
天王洲アイル駅108万/㎡
(12.6年/68.3㎡)
92.7万/㎡
(14.5年/56.0㎡)
97.0万/㎡
(15.8年/41.7㎡)
品川シーサイド駅95.2万/㎡
(13.3年/71.9㎡)
110万/㎡
(2.6年/63.8㎡)
94.3万/㎡
(5.8年/55.0㎡)
大井町駅101万/㎡
(23.1年/35.0㎡)
118万/㎡
(12.9年/45.5㎡)
112万/㎡
(13.8年/38.6㎡)
大崎駅117万/㎡
(21.5年/55.3㎡)
112万/㎡
(20.6年/56.7㎡)
114万/㎡
(19.1年/56.8㎡)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。

価格変動が大きかった駅について

天王洲アイル駅107.9 万/㎡(昨年同期比 +16.5 %)

天王洲アイル駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は108万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +16.5%( +15.3万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 6 件(1年前(2020年)に比べて +20.0%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 12.6年(昨年 14.5年から -12.9 %減)。平均専有面積は 68.3 ㎡ (昨年 56.0 ㎡から +22.0 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が減少(2020年 14.5 年 → 2021年 12.6 年、-12.9 %と減少)

価格下落要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2020年 20.0 % → 2021年 16.7 %)

大井町駅101.0 万/㎡(昨年同期比 -14.3 %)

大井町駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は101万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -14.3%( -16.9万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 23 件(1年前(2020年)に比べて +4.5%( +1件/㎡)と小幅に増加しています。)。

平均築年数は 23.1年(昨年 12.9年から +79.0 %増)。平均専有面積は 35.0 ㎡ (昨年 45.5 ㎡から -23.0 %減)。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 31.8 % → 2021年 47.8 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2020年 12.9 年 → 2021年 23.1 年、+79.0 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2020年 28.6 % → 2021年 30.4 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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