中古マンション相場の概況
2019年1月〜12月期のJR信越本線 (直江津駅~新潟駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は21.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -4.5%( -1.0万円/㎡)と小幅に下落しています。売買数は 213 件(1年前(2018年)に比べて +7.6%( +15件/㎡)と堅調に推移しています。)。
平均築年数は 25.0年(昨年 24.8年から +0.6 %増)。平均専有面積は 57.5 ㎡ (昨年 61.4 ㎡から -6.4 %減)。
近年の取引物件の特徴は、専有面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が減少、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 6 駅。ほとんどの駅において下落した。直江津駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは直江津駅で昨年に比べ +22.4 %、単価は 34.7 万円/㎡となった。
上位 2 駅(直江津駅、新潟駅)は +9.2 %(単価 +2.7 万円/㎡)の上昇。一方、下位 2 駅(越後石山駅、宮内駅)は -70.2 %(単価 -14.9 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 0.6 % → 2019年 1.7 %)
- 築 40 年を超える高経年物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2018年 10.5 % → 2019年 9.5 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2018年 53.7 % → 2019年 58.7 %)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 7.1 % → 2019年 3.3 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった直江津駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は34.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +22.4%( +6.3万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった宮内駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は4.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -65.1%( -8.4万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
JR信越本線 | 現状(2019) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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直江津駅 | 34.7万/㎡ (5.3年/75.0㎡) | 28.3万/㎡ (8.0年/60.0㎡) | 16.9万/㎡ (16.3年/65.0㎡) |
宮内駅 | 4.5万/㎡ (29.8年/15.0㎡) | 12.9万/㎡ (26.4年/60.0㎡) | 13.4万/㎡ (25.3年/50.0㎡) |
長岡駅 | 17.0万/㎡ (25.4年/48.9㎡) | 17.9万/㎡ (24.4年/60.8㎡) | 17.0万/㎡ (23.2年/57.0㎡) |
北長岡駅 | 21.3万/㎡ (26.8年/75.0㎡) | - | - |
三条駅 | - | - | - |
東三条駅 | 16.5万/㎡ (18.3年/66.7㎡) | 17.4万/㎡ (13.5年/61.7㎡) | - |
新津駅 | - | - | 11.4万/㎡ (30.0年/50.0㎡) |
亀田駅 | 7.8万/㎡ (27.8年/60.0㎡) | 15.8万/㎡ (25.8年/60.0㎡) | 16.8万/㎡ (25.8年/57.5㎡) |
越後石山駅 | 7.1万/㎡ (44.8年/65.0㎡) | 28.6万/㎡ (20.8年/70.0㎡) | - |
新潟駅 | 22.6万/㎡ (24.9年/59.5㎡) | 23.5万/㎡ (25.1年/61.4㎡) | 19.0万/㎡ (26.8年/55.8㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
直江津駅 34.7 万/㎡(昨年同期比 +22.4 %)
直江津駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は34.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +22.4%( +6.3万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 5.3年(昨年 8.0年から -34.4 %減)。平均専有面積は 75.0 ㎡ (昨年 60.0 ㎡から +25.0 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2018年 8.0 年 → 2019年 5.3 年、-34.4 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 9.0 分 → 2019年 2.0 分、-77.8 %と大きく減少)
新潟駅 22.6 万/㎡(昨年同期比 -4.0 %)
新潟駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は22.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -4.0%( -0.9万円/㎡)と小幅に下落しています。売買数は 166 件(1年前(2018年)に比べて +10.7%( +16件/㎡)と好調に推移しています。)。
平均築年数は 24.9年(昨年 25.1年から -1.0 %減)。平均専有面積は 59.5 ㎡ (昨年 61.4 ㎡から -3.2 %減)。
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 6.7 % → 2019年 1.8 %)
- 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに増加(全取引物件に占める割合が 2018年 10.2 % → 2019年 10.5 %)
越後石山駅 7.1 万/㎡(昨年同期比 -75.2 %)
越後石山駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は7.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -75.2%( -21.5万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 44.8年(昨年 20.8年から +115.6 %増)。平均専有面積は 65.0 ㎡ (昨年 70.0 ㎡から -7.1 %減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2018年 20.8 年 → 2019年 44.8 年、+115.6 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 9.5 分 → 2019年 15.0 分、+57.9 %と大きく増加)
宮内駅 4.5 万/㎡(昨年同期比 -65.1 %)
宮内駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は4.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -65.1%( -8.4万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 29.8年(昨年 26.4年から +12.8 %増)。平均専有面積は 15.0 ㎡ (昨年 60.0 ㎡から -75.0 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 16.0 分 → 2019年 8.5 分、-46.9 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2018年 100.0 % → 2019年 100.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2018年 26.4 年 → 2019年 29.8 年、+12.8 %と増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示