JR東海道本線 価格相場レポート

中古マンション相場の概況

2019年7月〜9月期のJR東海道本線 (豊橋駅木曽川駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は29.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -3.1%( -0.9万円/㎡)と小幅に下落しています。売買数は 59 件(1年前(2018年)に比べて -11.9%( -8件/㎡)と不調に推移しています。)。

平均築年数は 23.8年(昨年 19.8年から +19.9 %増)。平均専有面積は 67.1 ㎡ (昨年 69.8 ㎡から -3.8 %減)。

近年の取引物件の特徴は、専有面積 60 平方メートル未満のDINKS・子供独立後の老後世帯を対象とした中規模物件数が大きく増加、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 7 駅に対して、値下がりした駅数は 10 駅。ほとんどの駅において下落した。岡崎駅東刈谷駅逢妻駅稲沢駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは東刈谷駅で昨年に比べ +66.2 %、単価は 19.5 万円/㎡となった。

上位 2 駅(東刈谷駅岡崎駅)は +52.6 %(単価 +7.3 万円/㎡)の上昇。一方、下位 2 駅(大高駅金山駅)は -26.7 %(単価 -8.1 万円/㎡)の下落。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 3.0 % → 2019年 6.8 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 % → 2019年 50.0 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2018年 19.8 年 → 2019年 23.8 年、+19.9 %と増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 4.8 % → 2019年 8.9 %)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 16.4 % → 2019年 11.9 %)

駅ごとの中古マンション相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった名古屋駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は53.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -12.4%( -7.5万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 4 件(前年比変わらず)。

鉄道路線中、最低値の駅となった枇杷島駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は13.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -1.4%( -0.2万円/㎡)と僅かに下落しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて +100.0%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。

JR東海道本線(沿線・駅ごとの中古マンションについて)
JR東海道本線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
豊橋駅29.9万/㎡
(22.9年/67.1㎡)
28.3万/㎡
(16.2年/78.1㎡)
24.1万/㎡
(22.4年/73.3㎡)
愛知御津駅-18.3万/㎡
(26.5年/60.0㎡)
-
幸田駅---
相見駅---
岡崎駅24.3万/㎡
(21.0年/77.5㎡)
17.5万/㎡
(19.7年/77.5㎡)
21.2万/㎡
(16.8年/74.2㎡)
西岡崎駅--13.0万/㎡
(24.5年/60.0㎡)
安城駅27.9万/㎡
(16.2年/81.7㎡)
29.9万/㎡
(20.4年/74.2㎡)
26.9万/㎡
(14.9年/85.0㎡)
三河安城駅28.8万/㎡
(22.5年/87.5㎡)
35.7万/㎡
(14.8年/83.3㎡)
23.7万/㎡
(20.7年/77.0㎡)
東刈谷駅19.5万/㎡
(25.2年/70.0㎡)
11.8万/㎡
(30.5年/80.0㎡)
17.3万/㎡
(20.5年/75.0㎡)
野田新町駅20.0万/㎡
(25.5年/70.0㎡)
-32.2万/㎡
(8.5年/90.0㎡)
刈谷駅24.2万/㎡
(25.8年/71.2㎡)
-25.0万/㎡
(26.9年/71.7㎡)
逢妻駅33.1万/㎡
(18.0年/65.0㎡)
25.3万/㎡
(21.5年/75.0㎡)
-
大府駅34.7万/㎡
(18.5年/78.3㎡)
32.4万/㎡
(16.0年/77.5㎡)
23.7万/㎡
(17.5年/80.0㎡)
共和駅31.1万/㎡
(20.9年/71.7㎡)
37.8万/㎡
(18.5年/75.0㎡)
30.0万/㎡
(18.8年/70.0㎡)
南大高駅43.5万/㎡
(8.5年/85.0㎡)
-48.9万/㎡
(5.5年/77.5㎡)
大高駅15.8万/㎡
(37.5年/95.0㎡)
22.5万/㎡
(20.5年/80.0㎡)
29.5万/㎡
(17.5年/70.0㎡)
笠寺駅---
熱田駅24.5万/㎡
(32.5年/40.0㎡)
27.9万/㎡
(22.0年/72.5㎡)
-
金山駅31.1万/㎡
(33.4年/51.9㎡)
40.6万/㎡
(20.7年/55.0㎡)
27.4万/㎡
(32.5年/57.5㎡)
尾頭橋駅22.3万/㎡
(19.0年/66.7㎡)
22.4万/㎡
(25.5年/70.0㎡)
-
名古屋駅53.4万/㎡
(19.8年/28.8㎡)
61.0万/㎡
(20.9年/31.2㎡)
46.8万/㎡
(21.6年/27.0㎡)
枇杷島駅13.1万/㎡
(38.0年/72.5㎡)
13.3万/㎡
(29.5年/60.0㎡)
16.0万/㎡
(28.5年/75.0㎡)
清洲駅---
稲沢駅36.8万/㎡
(11.5年/80.0㎡)
30.0万/㎡
(14.0年/68.8㎡)
25.7万/㎡
(15.5年/76.2㎡)
尾張一宮駅23.3万/㎡
(25.7年/70.0㎡)
26.6万/㎡
(19.5年/71.4㎡)
26.1万/㎡
(15.6年/76.9㎡)
木曽川駅25.1万/㎡
(21.5年/82.5㎡)
21.9万/㎡
(25.5年/70.0㎡)
-

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。

価格変動が大きかった駅について

東刈谷駅19.5 万/㎡(昨年同期比 +66.2 %)

東刈谷駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は19.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +66.2%( +7.8万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて +200.0%( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 25.2年(昨年 30.5年から -17.5 %減)。平均専有面積は 70.0 ㎡ (昨年 80.0 ㎡から -12.5 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が減少(2018年 30.5 年 → 2019年 25.2 年、-17.5 %と減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2018年 100.0 % → 2019年 100.0 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 10.0 分 → 2019年 15.7 分、+56.7 %と大きく増加)

岡崎駅24.3 万/㎡(昨年同期比 +39.0 %)

岡崎駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は24.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +39.0%( +6.8万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて -66.7%( -4件/㎡)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 21.0年(昨年 19.7年から +6.8 %増)。平均専有面積は 77.5 ㎡ (昨年 77.5 ㎡から +0.0 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 29.8 分 → 2019年 13.5 分、-54.7 %と大きく減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 66.7 % → 2019年 50.0 %)

大高駅15.8 万/㎡(昨年同期比 -29.8 %)

大高駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は15.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -29.8%( -6.7万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 37.5年(昨年 20.5年から +82.9 %増)。平均専有面積は 95.0 ㎡ (昨年 80.0 ㎡から +18.8 %増)。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2018年 100.0 % → 2019年 100.0 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 20.5 年 → 2019年 37.5 年、+82.9 %と大きく増加)

金山駅31.1 万/㎡(昨年同期比 -23.5 %)

金山駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は31.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -23.5%( -9.5万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 8 件(1年前(2018年)に比べて +33.3%( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 33.4年(昨年 20.7年から +61.4 %増)。平均専有面積は 51.9 ㎡ (昨年 55.0 ㎡から -5.7 %減)。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 16.7 % → 2019年 25.0 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 20.7 年 → 2019年 33.4 年、+61.4 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 5.2 分 → 2019年 7.2 分、+40.3 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 16.7 % → 2019年 57.1 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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