JR中央本線 価格相場レポート

中古マンション相場の概況

2019年4月〜6月期のJR中央本線 (高蔵寺駅名古屋駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は33.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +7.5%( +2.4万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 44 件(1年前(2018年)に比べて +7.3%( +3件/㎡)と堅調に推移しています。)。

平均築年数は 22.3年(昨年 19.7年から +13.1 %増)。平均専有面積は 61.5 ㎡ (昨年 62.9 ㎡から -2.3 %減)。

近年の取引物件の特徴は、築 10 年以内の新しい物件数が大きく増加、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 5 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。新守山駅金山駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは新守山駅で昨年に比べ +35.8 %、単価は 20.2 万円/㎡となった。

上位 2 駅(新守山駅金山駅)は +30.3 %(単価 +6.5 万円/㎡)の上昇。一方、下位 2 駅(高蔵寺駅勝川駅)は -43.1 %(単価 -9.2 万円/㎡)の下落。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が減少(2018年 10.2 分 → 2019年 9.2 分、-10.2 %と減少)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 14.6 % → 2019年 29.5 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 55.0 % → 2019年 42.9 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2018年 19.7 年 → 2019年 22.3 年、+13.1 %と増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 2.5 % → 2019年 9.5 %)
  • 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2018年 9.8 % → 2019年 9.1 %)

駅ごとの中古マンション相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった名古屋駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は58.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -14.2%( -9.7万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。

鉄道路線中、最低値の駅となった高蔵寺駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は5.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -71.6%( -14.4万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -2件/㎡)と大幅に減少しています。)。

JR中央本線(沿線・駅ごとの中古マンションについて)
JR中央本線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
高蔵寺駅5.7万/㎡
(39.3年/85.0㎡)
20.1万/㎡
(24.8年/76.2㎡)
15.6万/㎡
(28.5年/69.0㎡)
神領駅---
春日井駅25.5万/㎡
(17.8年/74.4㎡)
22.1万/㎡
(19.9年/73.3㎡)
17.2万/㎡
(22.1年/77.5㎡)
勝川駅22.9万/㎡
(28.0年/68.8㎡)
26.8万/㎡
(16.6年/72.5㎡)
23.7万/㎡
(15.6年/81.7㎡)
新守山駅20.2万/㎡
(26.8年/70.0㎡)
14.9万/㎡
(29.8年/66.7㎡)
17.5万/㎡
(28.3年/65.0㎡)
大曽根駅34.0万/㎡
(22.6年/74.2㎡)
32.5万/㎡
(19.6年/73.3㎡)
31.6万/㎡
(25.2年/74.0㎡)
千種駅31.5万/㎡
(29.1年/67.0㎡)
-33.8万/㎡
(21.9年/40.0㎡)
鶴舞駅48.1万/㎡
(15.9年/42.5㎡)
46.3万/㎡
(12.8年/38.1㎡)
26.7万/㎡
(26.5年/52.5㎡)
金山駅39.0万/㎡
(25.8年/54.0㎡)
31.3万/㎡
(24.5年/68.0㎡)
34.0万/㎡
(15.1年/70.0㎡)
名古屋駅58.3万/㎡
(12.9年/20.0㎡)
68.0万/㎡
(10.9年/45.0㎡)
37.5万/㎡
(21.3年/21.7㎡)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。

価格変動が大きかった駅について

新守山駅20.2 万/㎡(昨年同期比 +35.8 %)

新守山駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は20.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +35.8%( +5.3万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて -66.7%( -4件/㎡)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 26.8年(昨年 29.8年から -10.1 %減)。平均専有面積は 70.0 ㎡ (昨年 66.7 ㎡から +5.0 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が減少(2018年 29.8 年 → 2019年 26.8 年、-10.1 %と減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 12.2 分 → 2019年 9.0 分、-26.0 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2018年 83.3 % → 2019年 100.0 %)

金山駅39.0 万/㎡(昨年同期比 +24.8 %)

金山駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は39.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +24.8%( +7.8万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 25.8年(昨年 24.5年から +5.1 %増)。平均専有面積は 54.0 ㎡ (昨年 68.0 ㎡から -20.6 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が減少(2018年 8.0 分 → 2019年 6.6 分、-17.5 %と減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 75.0 % → 2019年 50.0 %)

高蔵寺駅5.7 万/㎡(昨年同期比 -71.6 %)

高蔵寺駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は5.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -71.6%( -14.4万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -2件/㎡)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 39.3年(昨年 24.8年から +58.6 %増)。平均専有面積は 85.0 ㎡ (昨年 76.2 ㎡から +11.5 %増)。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 75.0 % → 2019年 50.0 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 24.8 年 → 2019年 39.3 年、+58.6 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 12.0 分 → 2019年 24.0 分、+100.0 %と大きく増加)

勝川駅22.9 万/㎡(昨年同期比 -14.7 %)

勝川駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は22.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -14.7%( -3.9万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 4 件(1年前(2018年)に比べて -33.3%( -2件/㎡)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 28.0年(昨年 16.6年から +68.8 %増)。平均専有面積は 68.8 ㎡ (昨年 72.5 ㎡から -5.2 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 15.0 分 → 2019年 11.5 分、-23.3 %と大きく減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 66.7 % → 2019年 50.0 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 16.6 年 → 2019年 28.0 年、+68.8 %と大きく増加)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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