名古屋市東山線 価格相場レポート

中古マンション相場の概況

2020年7月〜9月期の名古屋市東山線 (高畑駅藤が丘駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は35.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて -7.3%( -2.8万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 108 件(1年前(2019年)に比べて +8.0%( +8件/㎡)と堅調に推移しています。)。

平均築年数は 24.1年(昨年 21.7年から +10.7 %増)。平均専有面積は 64.1 ㎡ (昨年 65.2 ㎡から -1.7 %減)。

近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加、築 10 年以内の新しい物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 6 駅に対して、値下がりした駅数は 12 駅。ほとんどの駅において下落した。伏見駅栄駅本山駅一社駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは本山駅で昨年に比べ +77.7 %、単価は 61.1 万円/㎡となった。

上位 2 駅(本山駅栄駅)は +69.9 %(単価 +22.8 万円/㎡)の上昇。一方、下位 2 駅(池下駅中村公園駅)は -32.3 %(単価 -11.1 万円/㎡)の下落。

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2019年 21.7 年 → 2020年 24.1 年、+10.7 %と増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2019年 37.4 % → 2020年 44.2 %)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 9.1 % → 2020年 13.5 %)

駅ごとの中古マンション相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった本山駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は61.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて +77.7%( +26.7万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2019年)に比べて -50.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった中村公園駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は13.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて -28.1%( -5.1万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2019年)に比べて -33.3%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。

名古屋市東山線(沿線・駅ごとの中古マンションについて)
名古屋市東山線現状(2020)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
高畑駅-35.3万/㎡
(21.5年/75.0㎡)
32.3万/㎡
(20.5年/65.0㎡)
八田駅26.2万/㎡
(24.2年/66.7㎡)
28.0万/㎡
(12.5年/75.0㎡)
30.0万/㎡
(18.5年/80.0㎡)
岩塚駅13.8万/㎡
(24.5年/71.0㎡)
-19.5万/㎡
(23.2年/68.3㎡)
中村公園駅13.0万/㎡
(26.5年/57.5㎡)
18.1万/㎡
(22.9年/70.0㎡)
24.6万/㎡
(26.0年/61.7㎡)
中村日赤駅--18.3万/㎡
(28.5年/60.0㎡)
本陣駅--38.6万/㎡
(20.5年/70.0㎡)
亀島駅36.2万/㎡
(25.2年/68.3㎡)
48.3万/㎡
(5.5年/60.0㎡)
37.4万/㎡
(19.9年/41.7㎡)
名古屋駅46.0万/㎡
(22.2年/44.2㎡)
53.4万/㎡
(19.8年/28.8㎡)
61.0万/㎡
(20.9年/31.2㎡)
伏見駅38.7万/㎡
(29.1年/32.0㎡)
29.8万/㎡
(35.1年/35.0㎡)
20.7万/㎡
(38.0年/15.0㎡)
栄駅49.3万/㎡
(26.5年/20.0㎡)
30.5万/㎡
(42.5年/35.0㎡)
-
新栄町駅39.3万/㎡
(24.3年/51.0㎡)
39.4万/㎡
(27.0年/42.5㎡)
39.7万/㎡
(24.0年/42.5㎡)
千種駅44.9万/㎡
(12.9年/57.5㎡)
52.0万/㎡
(10.5年/36.7㎡)
43.5万/㎡
(22.3年/51.2㎡)
今池駅47.3万/㎡
(19.4年/47.1㎡)
47.7万/㎡
(16.9年/32.9㎡)
41.8万/㎡
(20.8年/53.8㎡)
池下駅29.9万/㎡
(32.3年/59.0㎡)
47.1万/㎡
(22.4年/79.5㎡)
24.0万/㎡
(31.3年/39.0㎡)
覚王山駅40.3万/㎡
(28.1年/77.8㎡)
38.1万/㎡
(21.5年/61.9㎡)
33.7万/㎡
(26.2年/70.8㎡)
本山駅61.1万/㎡
(19.5年/90.0㎡)
34.4万/㎡
(27.5年/85.0㎡)
37.4万/㎡
(27.9年/66.7㎡)
東山公園駅45.2万/㎡
(26.0年/90.0㎡)
48.6万/㎡
(13.7年/83.3㎡)
59.2万/㎡
(14.8年/58.3㎡)
星ケ丘駅30.4万/㎡
(22.8年/61.2㎡)
40.3万/㎡
(15.2年/81.4㎡)
38.6万/㎡
(21.2年/78.3㎡)
一社駅31.7万/㎡
(27.9年/75.8㎡)
24.2万/㎡
(30.4年/78.6㎡)
19.2万/㎡
(34.9年/70.0㎡)
上社駅28.4万/㎡
(20.0年/75.8㎡)
33.2万/㎡
(24.4年/77.1㎡)
25.2万/㎡
(25.3年/80.0㎡)
本郷駅38.7万/㎡
(27.5年/72.5㎡)
33.4万/㎡
(24.7年/65.0㎡)
34.2万/㎡
(23.7年/70.0㎡)
藤が丘駅28.3万/㎡
(23.1年/72.7㎡)
29.5万/㎡
(19.3年/73.8㎡)
31.2万/㎡
(16.0年/69.6㎡)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。

価格変動が大きかった駅について

本山駅61.1 万/㎡(昨年同期比 +77.7 %)

本山駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は61.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて +77.7%( +26.7万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2019年)に比べて -50.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 19.5年(昨年 27.5年から -29.1 %減)。平均専有面積は 90.0 ㎡ (昨年 85.0 ㎡から +5.9 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2019年 27.5 年 → 2020年 19.5 年、-29.1 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 8.5 分 → 2020年 1.0 分、-88.2 %と大きく減少)

栄駅49.3 万/㎡(昨年同期比 +62.0 %)

栄駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は49.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて +62.0%( +18.9万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 26.5年(昨年 42.5年から -37.6 %減)。平均専有面積は 20.0 ㎡ (昨年 35.0 ㎡から -42.9 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2019年 42.5 年 → 2020年 26.5 年、-37.6 %と大きく減少)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2019年 50.0 % → 2020年 50.0 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 3.5 分 → 2020年 6.0 分、+71.4 %と大きく増加)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 100.0 % → 2020年 50.0 %)

池下駅29.9 万/㎡(昨年同期比 -36.5 %)

池下駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は29.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて -36.5%( -17.2万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2019年)に比べて -50.0%( -5件/㎡)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 32.3年(昨年 22.4年から +44.0 %増)。平均専有面積は 59.0 ㎡ (昨年 79.5 ㎡から -25.8 %減)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2019年 22.4 年 → 2020年 32.3 年、+44.0 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 7.8 分 → 2020年 9.6 分、+23.1 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 40.0 % → 2020年 75.0 %)

中村公園駅13.0 万/㎡(昨年同期比 -28.1 %)

中村公園駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は13.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて -28.1%( -5.1万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2019年)に比べて -33.3%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 26.5年(昨年 22.9年から +16.1 %増)。平均専有面積は 57.5 ㎡ (昨年 70.0 ㎡から -17.9 %減)。

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2019年 22.9 年 → 2020年 26.5 年、+16.1 %と増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 66.7 % → 2020年 100.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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