【監修者】
不動産鑑定士
不動産鑑定事務所かつ宅地建物取引業者である(株)グロープロフィットの代表取締役を務める。 不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士 、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士の資格を有する。 不動産に関する相談を多数受けている。 続きを読む...
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2022年1月〜12月期の名古屋市上飯田線 (上飯田駅~平安通駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は30.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +28.2%( +6.7万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 25 件(1年前(2021年)に比べて +47.1%( +8件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 24.7年(昨年 24.9年から -1.0 %減)。平均専有面積は 72.6 ㎡ (昨年 76.8 ㎡から -5.4 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全ての駅で値上がりした。平安通駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは平安通駅で昨年に比べ +20.9 %、単価は 35.4 万円/㎡となった。
上位 1 駅(平安通駅)は +20.9 %(単価 +6.1 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(上飯田駅)は +17.9 %(単価 +4.1 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 13.2 分 → 2022年 8.7 分、-33.8 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2021年 64.7 % → 2022年 60.0 %)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 5.9 % → 2022年 8.0 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった平安通駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は35.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +20.9%( +6.1万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 11 件(1年前(2021年)に比べて +266.7%( +8件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった上飯田駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は26.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +17.9%( +4.1万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 14 件(前年比変わらず)。
名古屋市上飯田線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
上飯田駅 | 26.7万/㎡ (25.2年/68.9㎡) | 22.6万/㎡ (24.6年/78.6㎡) | 25.4万/㎡ (27.7年/71.0㎡) |
平安通駅 | 35.4万/㎡ (24.0年/77.3㎡) | 29.3万/㎡ (26.4年/68.3㎡) | 34.2万/㎡ (22.9年/75.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
平安通駅 35.4 万/㎡(昨年同期比 +20.9 %)
平安通駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は35.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +20.9%( +6.1万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 11 件(1年前(2021年)に比べて +266.7%( +8件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 24.0年(昨年 26.4年から -8.8 %減)。平均専有面積は 77.3 ㎡ (昨年 68.3 ㎡から +13.1 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 66.7 % → 2022年 45.5 %)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2021年 66.7 % → 2022年 54.5 %)
上飯田駅 26.7 万/㎡(昨年同期比 +17.9 %)
上飯田駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は26.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +17.9%( +4.1万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 14 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 25.2年(昨年 24.6年から +2.3 %増)。平均専有面積は 68.9 ㎡ (昨年 78.6 ㎡から -12.3 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 14.9 分 → 2022年 11.2 分、-24.5 %と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 7.1 % → 2022年 7.1 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2021年 64.3 % → 2022年 71.4 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示