中古マンション相場の概況
2022年1月〜12月期のリニモ (藤が丘駅~長久手古戦場駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は31.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -5.8%( -1.9万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 47 件(1年前(2021年)に比べて -44.7%( -38件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 23.9年(昨年 21.6年から +10.7 %増)。平均専有面積は 68.8 ㎡ (昨年 71.7 ㎡から -4.0 %減)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加、築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。全ての駅において下落した。藤が丘駅は、昨年から 20 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは長久手古戦場駅で昨年に比べ -35.8 %、単価は 15.3 万円/㎡となった。
上位 1 駅(藤が丘駅)は -4.3 %(単価 -1.4 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(長久手古戦場駅)は -35.8 %(単価 -8.5 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 6.0 % → 2022年 12.8 %)
- 築 40 年を超える高経年物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2021年 13.1 % → 2022年 10.6 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2021年 21.6 年 → 2022年 23.9 年、+10.7 %と増加)
- 駅からの平均距離が増加(2021年 14.5 分 → 2022年 17.2 分、+18.4 %と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 32.1 % → 2022年 53.2 %)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 9.4 % → 2022年 6.4 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となったはなみずき通駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は34.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -27.2%( -12.9万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった長久手古戦場駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は15.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -35.8%( -8.5万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -75.0%( -3件/㎡)と大幅に減少しています。)。
リニモ | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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藤が丘駅 | 31.3万/㎡ (23.9年/67.5㎡) | 32.7万/㎡ (23.2年/68.5㎡) | 29.1万/㎡ (21.8年/72.2㎡) |
はなみずき通駅 | 34.4万/㎡ (26.6年/65.0㎡) | 47.3万/㎡ (9.5年/70.0㎡) | 40.9万/㎡ (24.3年/61.7㎡) |
杁ケ池公園駅 | 32.0万/㎡ (20.3年/80.0㎡) | 34.9万/㎡ (16.1年/82.4㎡) | 33.5万/㎡ (14.4年/85.0㎡) |
長久手古戦場駅 | 15.3万/㎡ (32.0年/85.0㎡) | 23.8万/㎡ (27.2年/77.5㎡) | 18.9万/㎡ (28.5年/95.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
藤が丘駅 31.3 万/㎡(昨年同期比 -4.3 %)
藤が丘駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は31.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -4.3%( -1.4万円/㎡)と小幅に下落しています。売買数は 40 件(1年前(2021年)に比べて -35.5%( -22件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 23.9年(昨年 23.2年から +3.3 %増)。平均専有面積は 67.5 ㎡ (昨年 68.5 ㎡から -1.4 %減)。
価格上昇要因
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 6.6 % → 2022年 15.0 %)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 18.0 % → 2022年 12.5 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 14.0 分 → 2022年 18.2 分、+30.6 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 29.5 % → 2022年 50.0 %)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 12.9 % → 2022年 5.0 %)
長久手古戦場駅 15.3 万/㎡(昨年同期比 -35.8 %)
長久手古戦場駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は15.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -35.8%( -8.5万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -75.0%( -3件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 32.0年(昨年 27.2年から +17.7 %増)。平均専有面積は 85.0 ㎡ (昨年 77.5 ㎡から +9.7 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 % → 2022年 100.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2021年 27.2 年 → 2022年 32.0 年、+17.7 %と増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示