JR呉線 価格相場レポート

中古マンション相場の概況

2019年4月〜6月期のJR呉線 (三原駅広島駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は35.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +19.6%( +5.9万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 52 件(1年前(2018年)に比べて +85.7%( +24件/㎡)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 20.6年(昨年 21.6年から -4.8 %減)。平均専有面積は 64.6 ㎡ (昨年 65.7 ㎡から -1.7 %減)。

近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。呉駅向洋駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは向洋駅で昨年に比べ +90.0 %、単価は 29.2 万円/㎡となった。

上位 1 駅(向洋駅)は +90.0 %(単価 +13.8 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(広島駅)は +19.8 %(単価 +6.3 万円/㎡)の下落。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 63.0 % → 2019年 50.0 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 22.5 分 → 2019年 28.7 分、+27.6 %と大きく増加)
  • 築 6 年未満の築浅物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 14.8 % → 2019年 4.0 %)

駅ごとの中古マンション相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった広島駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は38.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +19.8%( +6.3万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 44 件(1年前(2018年)に比べて +91.3%( +21件/㎡)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった向洋駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は29.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +90.0%( +13.8万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

JR呉線(沿線・駅ごとの中古マンションについて)
JR呉線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
三原駅21.4万/㎡
(36.3年/70.0㎡)
--
安芸川尻駅---
広駅--22.1万/㎡
(0年/95.0㎡)
新広駅---
安芸阿賀駅26.2万/㎡
(10.3年/80.0㎡)
--
呉駅29.3万/㎡
(10.8年/70.0㎡)
23.1万/㎡
(18.8年/72.5㎡)
20.7万/㎡
(27.3年/70.0㎡)
川原石駅16.9万/㎡
(22.3年/65.0㎡)
--
吉浦駅-31.4万/㎡
(16.3年/70.0㎡)
-
天応駅---
呉ポートピア駅---
坂駅---
矢野駅19.2万/㎡
(23.8年/65.0㎡)
-14.7万/㎡
(21.3年/75.0㎡)
海田市駅-16.0万/㎡
(0年/75.0㎡)
-
向洋駅29.2万/㎡
(25.3年/65.0㎡)
15.4万/㎡
(26.3年/65.0㎡)
-
広島駅38.1万/㎡
(20.6年/63.9㎡)
31.8万/㎡
(21.9年/64.6㎡)
26.5万/㎡
(23.7年/53.9㎡)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。

価格変動が大きかった駅について

向洋駅29.2 万/㎡(昨年同期比 +90.0 %)

向洋駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は29.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +90.0%( +13.8万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 25.3年(昨年 26.3年から -3.8 %減)。平均専有面積は 65.0 ㎡ (昨年 65.0 ㎡から +0.0 %減)。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2018年 100.0 % → 2019年 100.0 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 3.0 分 → 2019年 25.0 分、+733.3 %と大きく増加)

広島駅38.1 万/㎡(昨年同期比 +19.8 %)

広島駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は38.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +19.8%( +6.3万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 44 件(1年前(2018年)に比べて +91.3%( +21件/㎡)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 20.6年(昨年 21.9年から -5.8 %減)。平均専有面積は 63.9 ㎡ (昨年 64.6 ㎡から -1.1 %減)。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 65.2 % → 2019年 47.6 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 26.0 分 → 2019年 31.4 分、+20.7 %と大きく増加)
  • 築 6 年未満の築浅物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 13.0 % → 2019年 4.8 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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