中古マンション相場の概況
2019年10月〜12月期の山陽新幹線 (福山駅~広島駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は33.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +4.1%( +1.3万円/㎡)と小幅に上昇しています。売買数は 45 件(1年前(2018年)に比べて +21.6%( +8件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 21.8年(昨年 23.1年から -5.4 %減)。平均専有面積は 62.4 ㎡ (昨年 54.6 ㎡から +14.4 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。全体的に上昇基調。三原駅は、昨年から 10 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは三原駅で昨年に比べ -5.5 %、単価は 30.2 万円/㎡となった。
上位 1 駅(福山駅)は +122.2 %(単価 +15.9 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(三原駅)は -5.5 %(単価 -1.8 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2018年 56.8 % → 2019年 51.2 %)
価格下落要因
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 13.5 % → 2019年 9.8 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった広島駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は34.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +1.7%( +0.6万円/㎡)と僅かに上昇しています。売買数は 36 件(1年前(2018年)に比べて +9.1%( +3件/㎡)と堅調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった福山駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は28.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +122.2%( +15.9万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2018年)に比べて +66.7%( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。
山陽新幹線 | 現状(2019) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
福山駅 | 28.9万/㎡ (21.0年/57.0㎡) | 13.0万/㎡ (28.4年/65.0㎡) | 14.8万/㎡ (27.1年/43.3㎡) |
三原駅 | 30.2万/㎡ (0.8年/71.2㎡) | 32.0万/㎡ (4.8年/75.0㎡) | 24.8万/㎡ (17.1年/68.8㎡) |
広島駅 | 34.6万/㎡ (22.5年/62.2㎡) | 34.0万/㎡ (23.2年/53.0㎡) | 31.4万/㎡ (24.9年/67.3㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
福山駅 28.9 万/㎡(昨年同期比 +122.2 %)
福山駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は28.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +122.2%( +15.9万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2018年)に比べて +66.7%( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 21.0年(昨年 28.4年から -26.1 %減)。平均専有面積は 57.0 ㎡ (昨年 65.0 ㎡から -12.3 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2018年 28.4 年 → 2019年 21.0 年、-26.1 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 23.0 分 → 2019年 11.8 分、-48.7 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 100.0 % → 2019年 50.0 %)
三原駅 30.2 万/㎡(昨年同期比 -5.5 %)
三原駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は30.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -5.5%( -1.8万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 4 件(1年前(2018年)に比べて +300.0%( +3件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 0.8年(昨年 4.8年から -84.2 %減)。平均専有面積は 71.2 ㎡ (昨年 75.0 ㎡から -5.0 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2018年 4.8 年 → 2019年 0.8 年、-84.2 %と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 12.0 分 → 2019年 15.2 分、+27.1 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示