中古マンション相場の概況
2019年1月〜3月期の山陽新幹線 (福山駅~広島駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は37.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +22.4%( +6.8万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 57 件(1年前(2018年)に比べて +18.8%( +9件/㎡)と好調に推移しています。)。
平均築年数は 18.2年(昨年 21.7年から -16.0 %減)。平均専有面積は 67.1 ㎡ (昨年 66.0 ㎡から +1.6 %増)。
近年の取引物件の特徴は、専有面積 60 平方メートル未満のDINKS・子供独立後の老後世帯を対象とした中規模物件数が大きく増加、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全ての駅で値上がりした。三原駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは三原駅で昨年に比べ +31.2 %、単価は 30.2 万円/㎡となった。
上位 1 駅(三原駅)は +31.2 %(単価 +7.2 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(福山駅)は +12.7 %(単価 +3.2 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2018年 21.7 年 → 2019年 18.2 年、-16.0 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 46.7 % → 2019年 33.3 %)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 2.1 % → 2019年 3.5 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 25.0 分 → 2019年 30.4 分、+21.9 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 6.7 % → 2019年 10.5 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった広島駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は39.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +18.4%( +6.1万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 46 件(1年前(2018年)に比べて +43.8%( +14件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった福山駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は28.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +12.7%( +3.2万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 9 件(1年前(2018年)に比べて -30.8%( -4件/㎡)と大幅に減少しています。)。
山陽新幹線 | 現状(2019) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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福山駅 | 28.6万/㎡ (17.2年/71.1㎡) | 25.4万/㎡ (19.5年/63.5㎡) | 25.7万/㎡ (15.6年/66.0㎡) |
三原駅 | 30.2万/㎡ (12.0年/77.5㎡) | 23.0万/㎡ (4.0年/73.3㎡) | 20.0万/㎡ (18.0年/70.0㎡) |
広島駅 | 39.0万/㎡ (18.7年/65.9㎡) | 33.0万/㎡ (23.0年/66.4㎡) | 28.5万/㎡ (21.7年/56.2㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
三原駅 30.2 万/㎡(昨年同期比 +31.2 %)
三原駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は30.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +31.2%( +7.2万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて -33.3%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 12.0年(昨年 4.0年から +200.0 %増)。平均専有面積は 77.5 ㎡ (昨年 73.3 ㎡から +5.7 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2018年 17.3 分 → 2019年 15.0 分、-13.5 %と減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2018年 4.0 年 → 2019年 12.0 年、+200.0 %と大きく増加)
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 100.0 % → 2019年 50.0 %)
福山駅 28.6 万/㎡(昨年同期比 +12.7 %)
福山駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は28.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +12.7%( +3.2万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 9 件(1年前(2018年)に比べて -30.8%( -4件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 17.2年(昨年 19.5年から -11.7 %減)。平均専有面積は 71.1 ㎡ (昨年 63.5 ㎡から +12.1 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2018年 19.5 年 → 2019年 17.2 年、-11.7 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 % → 2019年 44.4 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示