中古マンション相場の概況
2021年7月〜9月期のJR東北本線 (一ノ関駅~盛岡駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は28.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +18.5%( +4.5万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 20 件(1年前(2020年)に比べて -20.0%( -5件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 26.0年(昨年 23.7年から +9.8 %増)。平均専有面積は 56.5 ㎡ (昨年 60.0 ㎡から -5.8 %減)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。
上位 1 駅(一ノ関駅)は +4042.9 %(単価 +40.4 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(盛岡駅)は +2.4 %(単価 +0.7 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2020年 23.1 分 → 2021年 18.6 分、-19.3 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 60.9 % → 2021年 31.2 %)
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 4.3 % → 2021年 6.2 %)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 4.3 % → 2021年 25.0 %)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 12.0 % → 2021年 5.0 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった一ノ関駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は41.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +4042.9%( +40.4万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった盛岡駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は28.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +2.4%( +0.7万円/㎡)と僅かに上昇しています。売買数は 17 件(1年前(2020年)に比べて -15.0%( -3件/㎡)と不調に推移しています。)。
JR東北本線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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一ノ関駅 | 41.4万/㎡ (5.5年/70.0㎡) | 1.0万/㎡ (23.5年/50.0㎡) | 1.0万/㎡ (22.5年/50.0㎡) |
水沢駅 | 27.7万/㎡ (15.5年/65.0㎡) | - | 13.8万/㎡ (25.5年/65.0㎡) |
花巻駅 | - | - | - |
矢幅駅 | - | - | - |
岩手飯岡駅 | 18.2万/㎡ (28.5年/55.0㎡) | - | - |
仙北町駅 | - | 11.4万/㎡ (35.2年/41.2㎡) | 15.7万/㎡ (31.0年/72.5㎡) |
盛岡駅 | 28.5万/㎡ (28.2年/55.3㎡) | 27.9万/㎡ (21.9年/64.2㎡) | 19.8万/㎡ (25.6年/51.9㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
一ノ関駅 41.4 万/㎡(昨年同期比 +4042.9 %)
一ノ関駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は41.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +4042.9%( +40.4万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 5.5年(昨年 23.5年から -76.6 %減)。平均専有面積は 70.0 ㎡ (昨年 50.0 ㎡から +40.0 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 23.5 年 → 2021年 5.5 年、-76.6 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 120.0 分 → 2021年 1.0 分、-99.2 %と大きく減少)
盛岡駅 28.5 万/㎡(昨年同期比 +2.4 %)
盛岡駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は28.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +2.4%( +0.7万円/㎡)と僅かに上昇しています。売買数は 17 件(1年前(2020年)に比べて -15.0%( -3件/㎡)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 28.2年(昨年 21.9年から +28.9 %増)。平均専有面積は 55.3 ㎡ (昨年 64.2 ㎡から -13.9 %減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 57.9 % → 2021年 30.8 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 21.9 年 → 2021年 28.2 年、+28.9 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が増加(2020年 18.0 分 → 2021年 20.7 分、+15.0 %と増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示