JR東海道本線 価格相場レポート

中古マンション相場の概況

2022年4月〜6月期のJR東海道本線 (岐阜駅大垣駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は26.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -2.2%( -0.6万円/㎡)と僅かに下落しています。売買数は 22 件(1年前(2021年)に比べて -43.6%( -17件/㎡)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 23.0年(昨年 17.8年から +28.9 %増)。平均専有面積は 71.1 ㎡ (昨年 71.9 ㎡から -1.1 %減)。

近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。岐阜駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは岐阜駅で昨年に比べ +15.0 %、単価は 30.3 万円/㎡となった。

上位 1 駅(岐阜駅)は +15.0 %(単価 +3.9 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(西岐阜駅)は -72.0 %(単価 -13.0 万円/㎡)の下落。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が減少(2021年 25.4 分 → 2022年 20.4 分、-19.5 %と減少)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 5.1 % → 2022年 9.1 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2021年 17.8 年 → 2022年 23.0 年、+28.9 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 47.1 % → 2022年 76.2 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 23.5 % → 2022年 4.8 %)

駅ごとの中古マンション相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった岐阜駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は30.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +15.0%( +3.9万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 16 件(1年前(2021年)に比べて -48.4%( -15件/㎡)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった西岐阜駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は5.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -72.0%( -13.0万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

JR東海道本線(沿線・駅ごとの中古マンションについて)
JR東海道本線現状(2022)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
岐阜駅30.3万/㎡
(20.7年/69.1㎡)
26.4万/㎡
(18.1年/70.8㎡)
26.8万/㎡
(19.7年/75.0㎡)
西岐阜駅5.0万/㎡
(38.3年/115㎡)
18.0万/㎡
(15.3年/100㎡)
-
穂積駅---
大垣駅17.2万/㎡
(27.8年/63.8㎡)
26.7万/㎡
(14.6年/73.3㎡)
16.9万/㎡
(29.3年/55.0㎡)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。

価格変動が大きかった駅について

岐阜駅30.3 万/㎡(昨年同期比 +15.0 %)

岐阜駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は30.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +15.0%( +3.9万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 16 件(1年前(2021年)に比べて -48.4%( -15件/㎡)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 20.7年(昨年 18.1年から +13.9 %増)。平均専有面積は 69.1 ㎡ (昨年 70.8 ㎡から -2.5 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が減少(2021年 25.9 分 → 2022年 22.9 分、-11.6 %と減少)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 6.5 % → 2022年 12.5 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2021年 18.1 年 → 2022年 20.7 年、+13.9 %と増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 50.0 % → 2022年 73.3 %)

西岐阜駅5.0 万/㎡(昨年同期比 -72.0 %)

西岐阜駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は5.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -72.0%( -13.0万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 38.3年(昨年 15.3年から +150.8 %増)。平均専有面積は 115.0 ㎡ (昨年 100.0 ㎡から +15.0 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 10.0 分 → 2022年 6.0 分、-40.0 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2021年 15.3 年 → 2022年 38.3 年、+150.8 %と大きく増加)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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