中古マンション相場の概況
2022年1月〜3月期のJR東海道本線 (岐阜駅~大垣駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は29.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +27.5%( +6.4万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 21 件(1年前(2021年)に比べて +10.5%( +2件/㎡)と好調に推移しています。)。
平均築年数は 19.3年(昨年 18.7年から +3.2 %増)。平均専有面積は 74.0 ㎡ (昨年 76.1 ㎡から -2.6 %減)。
近年の取引物件の特徴は、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。岐阜駅、大垣駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは岐阜駅で昨年に比べ +30.5 %、単価は 28.9 万円/㎡となった。
上位 1 駅(岐阜駅)は +30.5 %(単価 +6.8 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(大垣駅)は +21.4 %(単価 +5.9 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 30.3 分 → 2022年 19.1 分、-37.0 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 63.2 % → 2022年 50.0 %)
価格下落要因
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 10.5 % → 2022年 5.6 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった大垣駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は33.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +21.4%( +5.9万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて -50.0%( -2件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった岐阜駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は28.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +30.5%( +6.8万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 17 件(1年前(2021年)に比べて +13.3%( +2件/㎡)と好調に推移しています。)。
JR東海道本線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
岐阜駅 | 28.9万/㎡ (19.7年/73.5㎡) | 22.1万/㎡ (20.3年/75.0㎡) | 26.5万/㎡ (15.4年/75.0㎡) |
西岐阜駅 | 32.3万/㎡ (10.5年/77.5㎡) | - | 22.4万/㎡ (18.0年/82.5㎡) |
穂積駅 | - | - | - |
大垣駅 | 33.3万/㎡ (30.0年/75.0㎡) | 27.5万/㎡ (12.8年/80.0㎡) | 22.5万/㎡ (16.7年/83.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
岐阜駅 28.9 万/㎡(昨年同期比 +30.5 %)
岐阜駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は28.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +30.5%( +6.8万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 17 件(1年前(2021年)に比べて +13.3%( +2件/㎡)と好調に推移しています。)。
平均築年数は 19.7年(昨年 20.3年から -2.6 %減)。平均専有面積は 73.5 ㎡ (昨年 75.0 ㎡から -2.0 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 35.4 分 → 2022年 20.5 分、-42.0 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 73.3 % → 2022年 53.3 %)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2021年 6.7 % → 2022年 5.9 %)
大垣駅 33.3 万/㎡(昨年同期比 +21.4 %)
大垣駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は33.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +21.4%( +5.9万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて -50.0%( -2件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 30.0年(昨年 12.8年から +135.3 %増)。平均専有面積は 75.0 ㎡ (昨年 80.0 ㎡から -6.2 %減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 12.8 年 → 2022年 30.0 年、+135.3 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 11.2 分 → 2022年 16.5 分、+46.7 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 25.0 % → 2022年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示