JR山陰本線 価格相場レポート

中古マンション相場の概況

2020年1月〜12月期のJR山陰本線 (綾羅木駅下関駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は16.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて -18.4%( -3.6万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 29 件(1年前(2019年)に比べて -17.1%( -6件/㎡)と不調に推移しています。)。

平均築年数は 25.4年(昨年 20.9年から +21.6 %増)。平均専有面積は 76.7 ㎡ (昨年 76.6 ㎡から +0.2 %増)。

近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。全ての駅において下落した。綾羅木駅幡生駅は、昨年から 10 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは下関駅で昨年に比べ -23.3 %、単価は 15.9 万円/㎡となった。

上位 1 駅(幡生駅)は -8.0 %(単価 -1.5 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(下関駅)は -23.3 %(単価 -4.8 万円/㎡)の下落。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2019年 20.9 年 → 2020年 25.4 年、+21.6 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 45.7 % → 2020年 67.9 %)

駅ごとの中古マンション相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった幡生駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は16.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて -8.0%( -1.5万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 9 件(1年前(2019年)に比べて -10.0%( -1件/㎡)と不調に推移しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった綾羅木駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は15.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて -8.7%( -1.5万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 1 件(1年前(2019年)に比べて -50.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。

JR山陰本線(沿線・駅ごとの中古マンションについて)
JR山陰本線現状(2020)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
綾羅木駅15.3万/㎡
(29.3年/85.0㎡)
16.7万/㎡
(21.0年/80.0㎡)
14.4万/㎡
(18.5年/90.0㎡)
幡生駅16.8万/㎡
(23.6年/78.9㎡)
18.3万/㎡
(19.3年/77.0㎡)
20.4万/㎡
(15.4年/70.6㎡)
下関駅15.9万/㎡
(26.1年/75.3㎡)
20.7万/㎡
(21.5年/76.1㎡)
16.6万/㎡
(24.5年/75.2㎡)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。

価格変動が大きかった駅について

幡生駅16.8 万/㎡(昨年同期比 -8.0 %)

幡生駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は16.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて -8.0%( -1.5万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 9 件(1年前(2019年)に比べて -10.0%( -1件/㎡)と不調に推移しています。)。

平均築年数は 23.6年(昨年 19.3年から +21.9 %増)。平均専有面積は 78.9 ㎡ (昨年 77.0 ㎡から +2.5 %増)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2019年 19.3 年 → 2020年 23.6 年、+21.9 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 15.2 分 → 2020年 20.9 分、+37.4 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 40.0 % → 2020年 66.7 %)

下関駅15.9 万/㎡(昨年同期比 -23.3 %)

下関駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は15.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて -23.3%( -4.8万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 19 件(1年前(2019年)に比べて -17.4%( -4件/㎡)と不調に推移しています。)。

平均築年数は 26.1年(昨年 21.5年から +21.1 %増)。平均専有面積は 75.3 ㎡ (昨年 76.1 ㎡から -1.1 %減)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2019年 21.5 年 → 2020年 26.1 年、+21.1 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 47.8 % → 2020年 66.7 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

ウチノカチの安心・安全への取り組み

国土交通省 ウチノカチは、国土交通省 土地鑑定委員会の取引情報提供制度により収集された最新の不動産取引データに基づく相場情報を提供します。
個人情報保護に留意 ウチノカチは、誰もが安心して不動産取引を行えるように、個人情報保護に留意しながら品質の高い不動産価格情報の提供に取り組みます。
情報の信頼性 ウチノカチは、情報の信頼性を高め、ユーザのみなさまに安心して土地相場をお調べいただけるよう、様々な取組みを行なっています。

メディアへの掲載について

『ウチノカチ』は、全国の様々なエリア、駅周辺の不動産相場をお調べいただける『不動産の価格相場』に関する国内最大規模の無料のウェブサービスです。 ウチノカチにおける不動産価格情報は、国土交通省の最新の土地総合情報システムのデータに基づき算定しています。

本ウェブサービスは、不動産の売買、賃貸だけでなく、相続、譲渡などの際に不動産相場を身近に感じて頂き、広く活用いただくことを目的としています。 弊社では、新聞、雑誌、ウェブメディア等の様々なメディアの各種記事において活用できる各種不動産情報の提供を積極的に行っております。 提供可能な不動産情報の内容、提供条件等についてはお気軽に『お問い合わせフォーム』からお問い合わせください。

運営会社

運営会社 ウチノカチ
ウチノカチ 全国25万地点、2万以上の沿線・駅周辺のマンション、住宅、土地および賃貸物件の価格相場・価格推移、家賃相場・家賃推移を提供する不動産メディア
トチノカチ 国土交通省の地価公示に基づき、全国1万のエリア・駅周辺の公示地価、路線価(相続税評価額)、固定資産税評価額を提供する不動産メディア
所在地 東京都千代田区九段南1-5-6
電話番号 050-5899-8351
(※お問い合わせフォームからお問い合わせください)
サービス開始 2014年11月
ミッション 過去のマンション、土地、住宅の取引情報に基づき、日本中あらゆる地点の不動産価値を見える化し、ユーザーへ適切に提供すること