JR日豊本線 価格相場レポート

中古マンション相場の概況

2020年7月〜9月期のJR日豊本線 (延岡駅西都城駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は24.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて +19.2%( +3.9万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 13 件(1年前(2019年)に比べて -40.9%( -9件/㎡)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 17.6年(昨年 22.3年から -21.2 %減)。平均専有面積は 71.5 ㎡ (昨年 66.8 ㎡から +7.1 %増)。

近年の取引物件の特徴は、築 10 年以内の新しい物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。南宮崎駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは南宮崎駅で昨年に比べ +85.3 %、単価は 22.9 万円/㎡となった。

上位 1 駅(南宮崎駅)は +85.3 %(単価 +10.5 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(宮崎神宮駅)は -43.6 %(単価 -7.7 万円/㎡)の下落。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2019年 22.3 年 → 2020年 17.6 年、-21.2 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が減少(2019年 16.2 分 → 2020年 14.4 分、-11.4 %と減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 61.9 % → 2020年 41.7 %)

価格下落要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2019年 9.1 % → 2020年 7.7 %)

駅ごとの中古マンション相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった宮崎駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は26.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて +15.8%( +3.7万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 10 件(1年前(2019年)に比べて -28.6%( -4件/㎡)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった宮崎神宮駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は10.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて -43.6%( -7.7万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2019年)に比べて -66.7%( -2件/㎡)と大幅に減少しています。)。

JR日豊本線(沿線・駅ごとの中古マンションについて)
JR日豊本線現状(2020)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
延岡駅-13.0万/㎡
(29.5年/60.0㎡)
20.0万/㎡
(11.5年/85.0㎡)
南延岡駅---
蓮ケ池駅-17.5万/㎡
(28.5年/80.0㎡)
10.0万/㎡
(27.5年/80.0㎡)
宮崎神宮駅10.0万/㎡
(29.5年/20.0㎡)
17.7万/㎡
(24.5年/73.3㎡)
18.0万/㎡
(21.5年/62.5㎡)
宮崎駅26.8万/㎡
(15.4年/77.0㎡)
23.2万/㎡
(20.1年/66.8㎡)
20.9万/㎡
(19.0年/66.5㎡)
南宮崎駅22.9万/㎡
(12.5年/70.0㎡)
12.3万/㎡
(28.5年/60.0㎡)
7.3万/㎡
(33.9年/43.3㎡)
加納駅---
清武駅---
都城駅12.6万/㎡
(30.5年/70.0㎡)
12.7万/㎡
(27.5年/55.0㎡)
16.4万/㎡
(20.0年/75.0㎡)
西都城駅---

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。

価格変動が大きかった駅について

南宮崎駅22.9 万/㎡(昨年同期比 +85.3 %)

南宮崎駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は22.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて +85.3%( +10.5万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2019年)に比べて -50.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 12.5年(昨年 28.5年から -56.1 %減)。平均専有面積は 70.0 ㎡ (昨年 60.0 ㎡から +16.7 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2019年 28.5 年 → 2020年 12.5 年、-56.1 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が減少(2019年 14.5 分 → 2020年 12.0 分、-17.2 %と減少)

宮崎神宮駅10.0 万/㎡(昨年同期比 -43.6 %)

宮崎神宮駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は10.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて -43.6%( -7.7万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2019年)に比べて -66.7%( -2件/㎡)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 29.5年(昨年 24.5年から +20.4 %増)。平均専有面積は 20.0 ㎡ (昨年 73.3 ㎡から -72.7 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 11.7 分 → 2020年 6.0 分、-48.6 %と大きく減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2019年 100.0 % → 2020年 100.0 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2019年 24.5 年 → 2020年 29.5 年、+20.4 %と大きく増加)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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