中古マンション相場の概況
2022年4月〜6月期のJR奈良線 (奈良駅~平城山駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は28.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +16.2%( +4.0万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 8 件(1年前(2021年)に比べて -20.0%( -2件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 25.9年(昨年 22.3年から +16.3 %増)。平均専有面積は 65.6 ㎡ (昨年 63.5 ㎡から +3.3 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。奈良駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは奈良駅で昨年に比べ +19.4 %、単価は 29.9 万円/㎡となった。
上位 1 駅(奈良駅)は +19.4 %(単価 +4.9 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(平城山駅)は -16.1 %(単価 -3.6 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 50.0 % → 2022年 25.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2021年 22.3 年 → 2022年 25.9 年、+16.3 %と増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 6.4 分 → 2022年 10.2 分、+60.2 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 10.0 % → 2022年 37.5 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった奈良駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は29.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +19.4%( +4.9万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 7 件(1年前(2021年)に比べて -12.5%( -1件/㎡)と不調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった平城山駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は18.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -16.1%( -3.6万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -50.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
JR奈良線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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奈良駅 | 29.9万/㎡ (26.0年/61.4㎡) | 25.0万/㎡ (24.1年/59.4㎡) | 30.3万/㎡ (15.6年/60.0㎡) |
平城山駅 | 18.9万/㎡ (25.3年/95.0㎡) | 22.6万/㎡ (14.8年/80.0㎡) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
奈良駅 29.9 万/㎡(昨年同期比 +19.4 %)
奈良駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は29.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +19.4%( +4.9万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 7 件(1年前(2021年)に比べて -12.5%( -1件/㎡)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 26.0年(昨年 24.1年から +7.6 %増)。平均専有面積は 61.4 ㎡ (昨年 59.4 ㎡から +3.5 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 62.5 % → 2022年 14.3 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 7.5 分 → 2022年 10.1 分、+35.2 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 12.5 % → 2022年 42.9 %)
平城山駅 18.9 万/㎡(昨年同期比 -16.1 %)
平城山駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は18.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -16.1%( -3.6万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -50.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 25.3年(昨年 14.8年から +71.2 %増)。平均専有面積は 95.0 ㎡ (昨年 80.0 ㎡から +18.8 %増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 14.8 年 → 2022年 25.3 年、+71.2 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 2.0 分 → 2022年 11.0 分、+450.0 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示