中古マンション相場の概況
2022年1月〜12月期の近鉄生駒線 (王寺駅~生駒駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は19.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -27.3%( -7.2万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 49 件(1年前(2021年)に比べて -26.9%( -18件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 28.8年(昨年 24.1年から +19.7 %増)。平均専有面積は 71.9 ㎡ (昨年 68.1 ㎡から +5.6 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。東山駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは東山駅で昨年に比べ +63.6 %、単価は 20.0 万円/㎡となった。
上位 2 駅(東山駅、菜畑駅)は +35.4 %(単価 +4.3 万円/㎡)の上昇。一方、下位 2 駅(生駒駅、一分駅)は -26.1 %(単価 -6.5 万円/㎡)の下落。
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2021年 24.1 年 → 2022年 28.8 年、+19.7 %と増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 10.2 分 → 2022年 12.3 分、+20.7 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 68.2 % → 2022年 87.5 %)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 26.9 % → 2022年 16.3 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった王寺駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は24.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -4.2%( -1.1万円/㎡)と小幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2021年)に比べて -66.7%( -10件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった萩の台駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は10.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +3.3%( +0.3万円/㎡)と小幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて -33.3%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
近鉄生駒線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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王寺駅 | 24.0万/㎡ (26.5年/72.0㎡) | 25.1万/㎡ (21.2年/66.7㎡) | 24.0万/㎡ (21.8年/66.9㎡) |
勢野北口駅 | 9.4万/㎡ (26.8年/85.0㎡) | - | 10.9万/㎡ (22.5年/67.5㎡) |
東山駅 | 20.0万/㎡ (26.3年/70.0㎡) | 12.2万/㎡ (19.3年/90.0㎡) | - |
萩の台駅 | 10.2万/㎡ (30.6年/80.0㎡) | 9.9万/㎡ (37.2年/78.3㎡) | 10.1万/㎡ (31.0年/80.0㎡) |
南生駒駅 | 16.7万/㎡ (26.5年/68.8㎡) | - | 12.4万/㎡ (28.3年/67.5㎡) |
一分駅 | 14.9万/㎡ (34.1年/70.0㎡) | 19.8万/㎡ (33.4年/68.3㎡) | 10.6万/㎡ (33.3年/63.8㎡) |
菜畑駅 | 12.4万/㎡ (39.8年/73.3㎡) | 11.6万/㎡ (40.4年/80.0㎡) | 10.4万/㎡ (40.3年/85.0㎡) |
生駒駅 | 21.4万/㎡ (26.8年/71.2㎡) | 29.5万/㎡ (22.8年/66.9㎡) | 31.2万/㎡ (17.3年/70.5㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
東山駅 20.0 万/㎡(昨年同期比 +63.6 %)
東山駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は20.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +63.6%( +7.8万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 26.3年(昨年 19.3年から +36.3 %増)。平均専有面積は 70.0 ㎡ (昨年 90.0 ㎡から -22.2 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 11.0 分 → 2022年 1.0 分、-90.9 %と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 19.3 年 → 2022年 26.3 年、+36.3 %と大きく増加)
菜畑駅 12.4 万/㎡(昨年同期比 +7.1 %)
菜畑駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は12.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +7.1%( +0.8万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 6 件(1年前(2021年)に比べて +200.0%( +4件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 39.8年(昨年 40.4年から -1.6 %減)。平均専有面積は 73.3 ㎡ (昨年 80.0 ㎡から -8.3 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 8.5 分 → 2022年 7.5 分、-11.8 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 50.0 % → 2022年 50.0 %)
生駒駅 21.4 万/㎡(昨年同期比 -27.4 %)
生駒駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は21.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -27.4%( -8.1万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 28 件(1年前(2021年)に比べて -34.9%( -15件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 26.8年(昨年 22.8年から +17.5 %増)。平均専有面積は 71.2 ㎡ (昨年 66.9 ㎡から +6.6 %増)。
価格上昇要因
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 2.3 % → 2022年 3.7 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2021年 22.8 年 → 2022年 26.8 年、+17.5 %と増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 11.0 分 → 2022年 15.1 分、+37.0 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 72.1 % → 2022年 92.6 %)
一分駅 14.9 万/㎡(昨年同期比 -24.8 %)
一分駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は14.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -24.8%( -4.9万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて -33.3%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 34.1年(昨年 33.4年から +2.1 %増)。平均専有面積は 70.0 ㎡ (昨年 68.3 ㎡から +2.4 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 9.3 分 → 2022年 8.0 分、-14.3 %と減少)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 66.7 % → 2022年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示