近鉄橿原線 価格相場レポート

中古マンション相場の概況

2019年7月〜9月期の近鉄橿原線 (大和西大寺駅橿原神宮前駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は28.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +27.7%( +6.2万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 13 件(1年前(2018年)に比べて -18.8%( -3件/㎡)と不調に推移しています。)。

平均築年数は 19.3年(昨年 24.3年から -20.6 %減)。平均専有面積は 69.2 ㎡ (昨年 68.1 ㎡から +1.6 %増)。

近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。大和八木駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは橿原神宮前駅で昨年に比べ +144.3 %、単価は 44.0 万円/㎡となった。

上位 1 駅(橿原神宮前駅)は +144.3 %(単価 +26.0 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(近鉄郡山駅)は -37.3 %(単価 -11.6 万円/㎡)の下落。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 24.3 年 → 2019年 19.3 年、-20.6 %と大きく減少)
  • 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 6.2 % → 2019年 15.4 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 5.8 分 → 2019年 7.9 分、+36.3 %と大きく増加)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 37.5 % → 2019年 30.8 %)

駅ごとの中古マンション相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった橿原神宮前駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は44.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +144.3%( +26.0万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -83.3%( -5件/㎡)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった近鉄郡山駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は19.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -37.3%( -11.6万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて +200.0%( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。

近鉄橿原線(沿線・駅ごとの中古マンションについて)
近鉄橿原線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
大和西大寺駅32.2万/㎡
(20.2年/70.0㎡)
29.7万/㎡
(19.9年/70.0㎡)
29.8万/㎡
(22.2年/80.0㎡)
尼ケ辻駅---
西ノ京駅---
九条駅-20.0万/㎡
(24.5年/55.0㎡)
-
近鉄郡山駅19.6万/㎡
(22.5年/65.0㎡)
31.2万/㎡
(10.5年/80.0㎡)
20.0万/㎡
(25.5年/70.0㎡)
筒井駅-18.3万/㎡
(21.5年/60.0㎡)
-
田原本駅--1.2万/㎡
(16.5年/65.0㎡)
新ノ口駅21.5万/㎡
(23.5年/65.0㎡)
--
大和八木駅30.1万/㎡
(15.8年/71.0㎡)
22.5万/㎡
(25.5年/80.0㎡)
-
八木西口駅---
畝傍御陵前駅-9.6万/㎡
(44.5年/55.0㎡)
-
橿原神宮前駅44.0万/㎡
(16.5年/75.0㎡)
18.0万/㎡
(27.0年/68.3㎡)
16.3万/㎡
(29.2年/73.3㎡)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。

価格変動が大きかった駅について

橿原神宮前駅44.0 万/㎡(昨年同期比 +144.3 %)

橿原神宮前駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は44.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +144.3%( +26.0万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -83.3%( -5件/㎡)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 16.5年(昨年 27.0年から -38.9 %減)。平均専有面積は 75.0 ㎡ (昨年 68.3 ㎡から +9.8 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 27.0 年 → 2019年 16.5 年、-38.9 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 4.8 分 → 2019年 2.0 分、-58.6 %と大きく減少)
  • 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 16.7 % → 2019年 100.0 %)

近鉄郡山駅19.6 万/㎡(昨年同期比 -37.3 %)

近鉄郡山駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は19.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -37.3%( -11.6万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて +200.0%( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 22.5年(昨年 10.5年から +114.3 %増)。平均専有面積は 65.0 ㎡ (昨年 80.0 ㎡から -18.8 %減)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 10.5 年 → 2019年 22.5 年、+114.3 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 6.0 分 → 2019年 8.3 分、+38.9 %と大きく増加)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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