JR片町線 価格相場レポート

中古マンション相場の概況

2022年1月〜3月期のJR片町線 (長尾駅京橋駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は36.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +11.3%( +3.7万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 54 件(1年前(2021年)に比べて -16.9%( -11件/㎡)と不調に推移しています。)。

平均築年数は 26.8年(昨年 27.8年から -3.6 %減)。平均専有面積は 62.8 ㎡ (昨年 61.8 ㎡から +1.6 %増)。

近年の取引物件の特徴は、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 9 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全体的に上昇基調。長尾駅藤阪駅星田駅忍ケ丘駅住道駅徳庵駅放出駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは藤阪駅で昨年に比べ +97.4 %、単価は 20.0 万円/㎡となった。

上位 2 駅(藤阪駅住道駅)は +83.6 %(単価 +12.1 万円/㎡)の上昇。一方、下位 2 駅(寝屋川公園駅鴻池新田駅)は -12.2 %(単価 -2.7 万円/㎡)の下落。

価格上昇要因

  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 1.6 % → 2022年 7.4 %)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 13.8 % → 2022年 24.1 %)

価格下落要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 18.8 % → 2022年 25.9 %)
  • 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2021年 7.7 % → 2022年 7.4 %)

駅ごとの中古マンション相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった放出駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は77.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +20.6%( +13.2万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2021年)に比べて +66.7%( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった寝屋川公園駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は17.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -22.0%( -4.8万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(1年前(2021年)に比べて +20.0%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。

JR片町線(沿線・駅ごとの中古マンションについて)
JR片町線現状(2022)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
長尾駅31.3万/㎡
(23.0年/62.5㎡)
20.2万/㎡
(24.5年/67.5㎡)
19.9万/㎡
(27.5年/77.5㎡)
藤阪駅20.0万/㎡
(47.0年/75.0㎡)
10.1万/㎡
(47.0年/75.0㎡)
14.7万/㎡
(35.5年/80.0㎡)
津田駅21.7万/㎡
(26.0年/60.0㎡)
-36.4万/㎡
(7.0年/55.0㎡)
河内磐船駅---
星田駅31.4万/㎡
(14.0年/70.0㎡)
19.1万/㎡
(26.0年/68.3㎡)
19.5万/㎡
(32.5年/75.0㎡)
寝屋川公園駅17.2万/㎡
(33.9年/68.3㎡)
22.0万/㎡
(22.8年/73.0㎡)
16.6万/㎡
(31.0年/63.0㎡)
忍ケ丘駅29.3万/㎡
(19.5年/70.0㎡)
21.7万/㎡
(28.0年/60.0㎡)
25.9万/㎡
(20.0年/73.3㎡)
四条畷駅-23.2万/㎡
(20.0年/65.0㎡)
-
野崎駅31.0万/㎡
(17.0年/62.5㎡)
-44.6万/㎡
(6.0年/65.0㎡)
住道駅34.7万/㎡
(29.4年/70.6㎡)
20.4万/㎡
(32.1年/58.3㎡)
23.8万/㎡
(29.0年/64.0㎡)
鴻池新田駅26.9万/㎡
(29.6年/73.1㎡)
27.5万/㎡
(26.3年/68.8㎡)
39.2万/㎡
(10.2年/67.0㎡)
徳庵駅38.7万/㎡
(14.5年/65.0㎡)
25.9万/㎡
(33.4年/56.7㎡)
36.5万/㎡
(28.5年/57.5㎡)
放出駅77.4万/㎡
(11.4年/20.0㎡)
64.2万/㎡
(9.3年/51.7㎡)
45.4万/㎡
(19.4年/73.0㎡)
鴫野駅35.5万/㎡
(32.0年/60.8㎡)
35.1万/㎡
(22.0年/74.2㎡)
35.4万/㎡
(28.7年/70.0㎡)
京橋駅47.8万/㎡
(28.6年/63.3㎡)
44.8万/㎡
(28.9年/55.2㎡)
42.6万/㎡
(24.5年/56.1㎡)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。

価格変動が大きかった駅について

藤阪駅20.0 万/㎡(昨年同期比 +97.4 %)

藤阪駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は20.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +97.4%( +9.9万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -66.7%( -2件/㎡)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 47.0年(昨年 47.0年から +0.0 %減)。平均専有面積は 75.0 ㎡ (昨年 75.0 ㎡から +0.0 %減)。

価格上昇要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 % → 2022年 100.0 %)

住道駅34.7 万/㎡(昨年同期比 +69.9 %)

住道駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は34.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +69.9%( +14.3万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 29.4年(昨年 32.1年から -8.7 %減)。平均専有面積は 70.6 ㎡ (昨年 58.3 ㎡から +21.0 %増)。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 66.7 % → 2022年 44.4 %)

価格下落要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 22.2 % → 2022年 33.3 %)

寝屋川公園駅17.2 万/㎡(昨年同期比 -22.0 %)

寝屋川公園駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は17.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -22.0%( -4.8万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(1年前(2021年)に比べて +20.0%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 33.9年(昨年 22.8年から +48.4 %増)。平均専有面積は 68.3 ㎡ (昨年 73.0 ㎡から -6.4 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が減少(2021年 8.6 分 → 2022年 7.5 分、-12.8 %と減少)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2021年 22.8 年 → 2022年 33.9 年、+48.4 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 20.0 % → 2022年 50.0 %)

鴻池新田駅26.9 万/㎡(昨年同期比 -2.3 %)

鴻池新田駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は26.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -2.3%( -0.6万円/㎡)と僅かに下落しています。売買数は 8 件(1年前(2021年)に比べて +100.0%( +4件/㎡)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 29.6年(昨年 26.3年から +12.9 %増)。平均専有面積は 73.1 ㎡ (昨年 68.8 ㎡から +6.4 %増)。

価格上昇要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 50.0 % → 2022年 50.0 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2021年 26.3 年 → 2022年 29.6 年、+12.9 %と増加)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 25.0 % → 2022年 25.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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