中古マンション相場の概況
2019年4月〜6月期のJR片町線 (長尾駅~京橋駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は29.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +8.3%( +2.3万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 56 件(1年前(2018年)に比べて +40.0%( +16件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 24.5年(昨年 26.0年から -5.7 %減)。平均専有面積は 65.8 ㎡ (昨年 69.5 ㎡から -5.3 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加、専有面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が増加。
値上がりした駅数は 7 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。寝屋川公園駅、忍ケ丘駅、鴫野駅、京橋駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは忍ケ丘駅で昨年に比べ +53.8 %、単価は 30.8 万円/㎡となった。
上位 2 駅(忍ケ丘駅、鴫野駅)は +44.2 %(単価 +9.4 万円/㎡)の上昇。一方、下位 2 駅(藤阪駅、鴻池新田駅)は -63.7 %(単価 -12.6 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 57.9 % → 2019年 49.1 %)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 15.0 % → 2019年 19.6 %)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 7.9 % → 2019年 10.9 %)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 7.5 % → 2019年 5.4 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった京橋駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は53.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +34.0%( +13.6万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 8 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった藤阪駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は1.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -85.3%( -9.7万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
JR片町線 | 現状(2019) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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長尾駅 | 19.7万/㎡ (27.8年/64.0㎡) | 16.9万/㎡ (25.9年/76.7㎡) | 24.3万/㎡ (17.5年/77.5㎡) |
藤阪駅 | 1.7万/㎡ (45.3年/60.0㎡) | 11.3万/㎡ (0年/60.0㎡) | 8.4万/㎡ (41.9年/69.0㎡) |
津田駅 | - | 16.7万/㎡ (22.8年/62.5㎡) | 22.5万/㎡ (21.3年/60.0㎡) |
河内磐船駅 | - | - | - |
星田駅 | 18.6万/㎡ (38.3年/70.0㎡) | - | 21.4万/㎡ (22.8年/62.5㎡) |
寝屋川公園駅 | 18.1万/㎡ (25.0年/75.0㎡) | 14.8万/㎡ (28.5年/64.0㎡) | 11.8万/㎡ (33.3年/65.0㎡) |
忍ケ丘駅 | 30.8万/㎡ (16.3年/65.0㎡) | 20.0万/㎡ (23.3年/80.0㎡) | - |
四条畷駅 | 37.1万/㎡ (18.3年/70.0㎡) | - | - |
野崎駅 | 36.9万/㎡ (5.3年/65.0㎡) | - | - |
住道駅 | 26.3万/㎡ (25.8年/70.5㎡) | 23.7万/㎡ (24.4年/91.9㎡) | 20.9万/㎡ (31.4年/62.9㎡) |
鴻池新田駅 | 21.5万/㎡ (24.6年/60.0㎡) | 37.1万/㎡ (15.3年/70.0㎡) | 27.8万/㎡ (20.3年/71.2㎡) |
徳庵駅 | 26.6万/㎡ (27.3年/71.2㎡) | - | 29.6万/㎡ (30.9年/66.7㎡) |
放出駅 | 33.7万/㎡ (24.5年/78.8㎡) | 33.2万/㎡ (25.1年/65.6㎡) | 16.1万/㎡ (38.9年/51.7㎡) |
鴫野駅 | 31.3万/㎡ (25.1年/67.1㎡) | 23.2万/㎡ (29.3年/67.5㎡) | 32.3万/㎡ (24.9年/65.0㎡) |
京橋駅 | 53.5万/㎡ (18.6年/51.2㎡) | 39.9万/㎡ (30.4年/53.8㎡) | 32.9万/㎡ (29.3年/61.7㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
忍ケ丘駅 30.8 万/㎡(昨年同期比 +53.8 %)
忍ケ丘駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は30.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +53.8%( +10.8万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 16.3年(昨年 23.3年から -30.1 %減)。平均専有面積は 65.0 ㎡ (昨年 80.0 ㎡から -18.8 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2018年 23.3 年 → 2019年 16.3 年、-30.1 %と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 8.0 分 → 2019年 13.0 分、+62.5 %と大きく増加)
鴫野駅 31.3 万/㎡(昨年同期比 +34.6 %)
鴫野駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は31.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +34.6%( +8.0万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2018年)に比べて +250.0%( +5件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 25.1年(昨年 29.3年から -14.2 %減)。平均専有面積は 67.1 ㎡ (昨年 67.5 ㎡から -0.5 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2018年 29.3 年 → 2019年 25.1 年、-14.2 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 100.0 % → 2019年 42.9 %)
藤阪駅 1.7 万/㎡(昨年同期比 -85.3 %)
藤阪駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は1.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -85.3%( -9.7万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均専有面積は 60.0 ㎡ (昨年 60.0 ㎡から +0.0 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2018年 14.0 分 → 2019年 12.0 分、-14.3 %と減少)
鴻池新田駅 21.5 万/㎡(昨年同期比 -42.0 %)
鴻池新田駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は21.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -42.0%( -15.6万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 8 件(1年前(2018年)に比べて +300.0%( +6件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 24.6年(昨年 15.3年から +61.5 %増)。平均専有面積は 60.0 ㎡ (昨年 70.0 ㎡から -14.3 %減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2018年 15.3 年 → 2019年 24.6 年、+61.5 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が増加(2018年 7.5 分 → 2019年 8.6 分、+15.0 %と増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示