中古マンション相場の概況
2019年1月〜12月期の阪急神戸本線 (大阪梅田駅~神崎川駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は49.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +6.3%( +2.9万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 151 件(1年前(2018年)に比べて +4.9%( +7件/㎡)と小幅に増加しています。)。
平均築年数は 22.4年(昨年 19.9年から +12.5 %増)。平均専有面積は 48.0 ㎡ (昨年 48.8 ㎡から -1.6 %減)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。大阪梅田駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは大阪梅田駅で昨年に比べ +62.7 %、単価は 67.0 万円/㎡となった。
上位 1 駅(大阪梅田駅)は +62.7 %(単価 +25.8 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(十三駅)は -13.7 %(単価 -5.4 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 3.5 % → 2019年 7.3 %)
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 8.3 % → 2019年 12.6 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2018年 19.9 年 → 2019年 22.4 年、+12.5 %と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 9.7 % → 2019年 21.9 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった大阪梅田駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は67.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +62.7%( +25.8万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 13 件(1年前(2018年)に比べて +85.7%( +6件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった神崎川駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は31.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -0.1%( -0.0万円/㎡)と僅かに下落しています。売買数は 17 件(1年前(2018年)に比べて -26.1%( -6件/㎡)と大幅に減少しています。)。
阪急神戸本線 | 現状(2019) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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大阪梅田駅 | 67.0万/㎡ (21.2年/53.1㎡) | 41.1万/㎡ (31.0年/47.1㎡) | 57.4万/㎡ (22.1年/42.7㎡) |
中津駅 | 58.3万/㎡ (20.6年/45.5㎡) | 55.9万/㎡ (15.5年/46.5㎡) | 52.4万/㎡ (18.9年/62.9㎡) |
十三駅 | 34.3万/㎡ (23.9年/41.6㎡) | 39.7万/㎡ (24.3年/45.9㎡) | 40.7万/㎡ (23.8年/43.6㎡) |
神崎川駅 | 31.1万/㎡ (25.4年/62.9㎡) | 31.1万/㎡ (23.4年/58.7㎡) | 27.8万/㎡ (24.7年/61.3㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
大阪梅田駅 67.0 万/㎡(昨年同期比 +62.7 %)
大阪梅田駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は67.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +62.7%( +25.8万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 13 件(1年前(2018年)に比べて +85.7%( +6件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 21.2年(昨年 31.0年から -31.6 %減)。平均専有面積は 53.1 ㎡ (昨年 47.1 ㎡から +12.6 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2018年 31.0 年 → 2019年 21.2 年、-31.6 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 71.4 % → 2019年 30.8 %)
十三駅 34.3 万/㎡(昨年同期比 -13.7 %)
十三駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は34.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -13.7%( -5.4万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 31 件(1年前(2018年)に比べて -3.1%( -1件/㎡)と小幅に減少しています。)。
平均築年数は 23.9年(昨年 24.3年から -1.6 %減)。平均専有面積は 41.6 ㎡ (昨年 45.9 ㎡から -9.4 %減)。
価格上昇要因
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 3.1 % → 2019年 6.5 %)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 25.0 % → 2019年 9.7 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 25.0 % → 2019年 58.1 %)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2018年 31.2 % → 2019年 29.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示