大阪長堀鶴見緑地線 価格相場レポート

中古マンション相場の概況

2021年4月〜6月期の大阪長堀鶴見緑地線 (大正駅門真南駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は56.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +11.6%( +5.9万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 137 件(1年前(2020年)に比べて +41.2%( +40件/㎡)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 20.9年(昨年 21.9年から -4.8 %減)。平均専有面積は 50.1 ㎡ (昨年 51.6 ㎡から -3.1 %減)。

近年の取引物件の特徴は、築 10 年以内の新しい物件数が大きく増加、専有面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が減少。

値上がりした駅数は 11 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。全体的に上昇基調。大正駅西大橋駅心斎橋駅玉造駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのはドーム前千代崎駅で昨年に比べ +202.1 %、単価は 48.3 万円/㎡となった。

上位 2 駅(ドーム前千代崎駅大正駅)は +142.1 %(単価 +31.9 万円/㎡)の上昇。一方、下位 2 駅(蒲生四丁目駅今福鶴見駅)は -3.6 %(単価 -1.5 万円/㎡)の下落。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2020年 37.5 % → 2021年 30.7 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 3.1 % → 2021年 5.8 %)

価格下落要因

  • 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2020年 32.0 % → 2021年 27.0 %)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 11.5 % → 2021年 13.9 %)

駅ごとの中古マンション相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった大正駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は69.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +82.2%( +31.4万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2020年)に比べて -30.0%( -3件/㎡)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった横堤駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は33.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +15.5%( +4.4万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 7 件(1年前(2020年)に比べて +250.0%( +5件/㎡)と大幅に増加しています。)。

大阪長堀鶴見緑地線(沿線・駅ごとの中古マンションについて)
大阪長堀鶴見緑地線現状(2021)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
大正駅69.5万/㎡
(11.1年/33.6㎡)
38.2万/㎡
(23.9年/57.0㎡)
32.6万/㎡
(22.9年/64.0㎡)
ドーム前千代崎駅48.3万/㎡
(35.3年/60.0㎡)
16.0万/㎡
(44.3年/50.0㎡)
41.4万/㎡
(29.9年/45.0㎡)
西長堀駅54.6万/㎡
(27.3年/53.9㎡)
55.3万/㎡
(22.8年/50.5㎡)
44.9万/㎡
(26.5年/56.5㎡)
西大橋駅69.1万/㎡
(15.4年/45.8㎡)
42.1万/㎡
(20.3年/95.0㎡)
49.0万/㎡
(21.3年/65.0㎡)
心斎橋駅55.0万/㎡
(25.6年/23.3㎡)
41.3万/㎡
(35.3年/15.0㎡)
68.4万/㎡
(8.9年/36.7㎡)
長堀橋駅68.7万/㎡
(15.4年/45.6㎡)
65.6万/㎡
(11.3年/35.0㎡)
69.1万/㎡
(9.6年/41.2㎡)
松屋町駅69.3万/㎡
(12.1年/37.8㎡)
68.2万/㎡
(12.4年/42.7㎡)
66.5万/㎡
(10.5年/44.6㎡)
谷町六丁目駅63.1万/㎡
(19.3年/48.8㎡)
61.3万/㎡
(21.0年/45.0㎡)
49.1万/㎡
(22.1年/41.6㎡)
玉造駅54.4万/㎡
(17.5年/61.2㎡)
34.9万/㎡
(31.3年/57.5㎡)
60.7万/㎡
(12.8年/55.0㎡)
森ノ宮駅64.6万/㎡
(17.1年/37.0㎡)
56.2万/㎡
(12.9年/49.2㎡)
48.4万/㎡
(18.1年/35.0㎡)
大阪ビジネスパーク駅---
京橋駅45.6万/㎡
(26.5年/50.3㎡)
42.4万/㎡
(27.2年/62.7㎡)
53.5万/㎡
(18.6年/51.2㎡)
蒲生四丁目駅43.8万/㎡
(21.3年/64.3㎡)
45.9万/㎡
(22.0年/57.2㎡)
30.9万/㎡
(34.7年/60.0㎡)
今福鶴見駅35.0万/㎡
(33.8年/71.9㎡)
35.9万/㎡
(33.2年/60.0㎡)
33.5万/㎡
(25.1年/69.5㎡)
横堤駅33.0万/㎡
(29.7年/67.1㎡)
28.6万/㎡
(23.3年/57.5㎡)
31.8万/㎡
(23.0年/68.9㎡)
鶴見緑地駅-21.8万/㎡
(35.3年/55.0㎡)
30.9万/㎡
(34.3年/55.0㎡)
門真南駅--42.9万/㎡
(0年/70.0㎡)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。

価格変動が大きかった駅について

ドーム前千代崎駅48.3 万/㎡(昨年同期比 +202.1 %)

ドーム前千代崎駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は48.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +202.1%( +32.3万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 35.3年(昨年 44.3年から -20.3 %減)。平均専有面積は 60.0 ㎡ (昨年 50.0 ㎡から +20.0 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2020年 44.3 年 → 2021年 35.3 年、-20.3 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 4.0 分 → 2021年 3.0 分、-25.0 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 % → 2021年 100.0 %)

大正駅69.5 万/㎡(昨年同期比 +82.2 %)

大正駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は69.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +82.2%( +31.4万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2020年)に比べて -30.0%( -3件/㎡)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 11.1年(昨年 23.9年から -53.4 %減)。平均専有面積は 33.6 ㎡ (昨年 57.0 ㎡から -41.1 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2020年 23.9 年 → 2021年 11.1 年、-53.4 %と大きく減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 10.0 % → 2021年 57.1 %)

蒲生四丁目駅43.8 万/㎡(昨年同期比 -4.5 %)

蒲生四丁目駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は43.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -4.5%( -2.1万円/㎡)と小幅に下落しています。売買数は 7 件(1年前(2020年)に比べて -22.2%( -2件/㎡)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 21.3年(昨年 22.0年から -3.5 %減)。平均専有面積は 64.3 ㎡ (昨年 57.2 ㎡から +12.3 %増)。

価格上昇要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 22.2 % → 2021年 14.3 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が増加(2020年 4.8 分 → 2021年 5.3 分、+10.6 %と増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 22.2 % → 2021年 42.9 %)

今福鶴見駅35.0 万/㎡(昨年同期比 -2.6 %)

今福鶴見駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は35.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -2.6%( -1.0万円/㎡)と僅かに下落しています。売買数は 13 件(1年前(2020年)に比べて +62.5%( +5件/㎡)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 33.8年(昨年 33.2年から +2.0 %増)。平均専有面積は 71.9 ㎡ (昨年 60.0 ㎡から +19.9 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 4.8 分 → 2021年 2.5 分、-48.2 %と大きく減少)
  • 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 37.5 % → 2021年 69.2 %)

価格下落要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 25.0 % → 2021年 15.4 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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