大阪長堀鶴見緑地線 価格相場レポート

中古マンション相場の概況

2020年10月〜12月期の大阪長堀鶴見緑地線 (大正駅門真南駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は53.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて +4.0%( +2.1万円/㎡)と小幅に上昇しています。売買数は 129 件(1年前(2019年)に比べて +17.3%( +19件/㎡)と好調に推移しています。)。

平均築年数は 22.4年(昨年 19.6年から +14.4 %増)。平均専有面積は 50.6 ㎡ (昨年 57.2 ㎡から -11.6 %減)。

近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 9 駅に対して、値下がりした駅数は 5 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。ドーム前千代崎駅心斎橋駅京橋駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは京橋駅で昨年に比べ +60.9 %、単価は 62.2 万円/㎡となった。

上位 2 駅(京橋駅心斎橋駅)は +57.1 %(単価 +19.8 万円/㎡)の上昇。一方、下位 2 駅(今福鶴見駅西大橋駅)は -12.7 %(単価 -7.0 万円/㎡)の下落。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 32.7 % → 2020年 40.3 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2019年 32.7 % → 2020年 30.2 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2019年 19.6 年 → 2020年 22.4 年、+14.4 %と増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 6.4 % → 2020年 14.0 %)
  • 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 29.1 % → 2020年 21.7 %)

駅ごとの中古マンション相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった森ノ宮駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は75.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて +4.6%( +3.3万円/㎡)と小幅に上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2019年)に比べて +75.0%( +3件/㎡)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった大正駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は33.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて -3.1%( -1.1万円/㎡)と小幅に下落しています。売買数は 9 件(1年前(2019年)に比べて +125.0%( +5件/㎡)と大幅に増加しています。)。

大阪長堀鶴見緑地線(沿線・駅ごとの中古マンションについて)
大阪長堀鶴見緑地線現状(2020)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
大正駅33.6万/㎡
(23.2年/61.7㎡)
34.7万/㎡
(19.0年/60.0㎡)
40.1万/㎡
(15.9年/55.0㎡)
ドーム前千代崎駅53.5万/㎡
(21.0年/56.2㎡)
42.4万/㎡
(38.8年/62.5㎡)
-
西長堀駅53.8万/㎡
(27.9年/52.0㎡)
48.1万/㎡
(26.2年/51.5㎡)
52.0万/㎡
(18.8年/40.4㎡)
西大橋駅64.3万/㎡
(25.6年/69.0㎡)
71.8万/㎡
(15.2年/64.0㎡)
63.8万/㎡
(16.5年/56.9㎡)
心斎橋駅46.0万/㎡
(36.8年/20.0㎡)
30.0万/㎡
(34.8年/10.0㎡)
-
長堀橋駅67.4万/㎡
(16.0年/36.7㎡)
73.0万/㎡
(11.7年/38.2㎡)
49.9万/㎡
(22.3年/28.8㎡)
松屋町駅57.0万/㎡
(18.1年/44.5㎡)
60.9万/㎡
(14.8年/88.5㎡)
66.3万/㎡
(9.9年/39.2㎡)
谷町六丁目駅56.0万/㎡
(19.7年/43.3㎡)
56.0万/㎡
(18.3年/42.9㎡)
42.6万/㎡
(25.3年/50.6㎡)
玉造駅59.5万/㎡
(21.4年/59.4㎡)
54.7万/㎡
(17.5年/57.2㎡)
42.8万/㎡
(22.3年/64.0㎡)
森ノ宮駅75.0万/㎡
(8.3年/25.7㎡)
71.7万/㎡
(10.0年/47.5㎡)
61.0万/㎡
(12.1年/40.5㎡)
大阪ビジネスパーク駅---
京橋駅62.2万/㎡
(21.6年/42.5㎡)
38.7万/㎡
(24.2年/53.8㎡)
35.9万/㎡
(29.3年/50.5㎡)
蒲生四丁目駅35.7万/㎡
(32.9年/60.7㎡)
32.8万/㎡
(36.3年/59.2㎡)
40.0万/㎡
(23.9年/62.9㎡)
今福鶴見駅37.2万/㎡
(28.4年/72.3㎡)
43.6万/㎡
(14.6年/69.0㎡)
36.0万/㎡
(20.6年/63.3㎡)
横堤駅36.0万/㎡
(26.6年/64.0㎡)
34.6万/㎡
(29.3年/64.3㎡)
32.6万/㎡
(24.3年/61.4㎡)
鶴見緑地駅---
門真南駅-41.0万/㎡
(3.8年/71.2㎡)
-

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。

価格変動が大きかった駅について

京橋駅62.2 万/㎡(昨年同期比 +60.9 %)

京橋駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は62.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて +60.9%( +23.5万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 20 件(1年前(2019年)に比べて +66.7%( +8件/㎡)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 21.6年(昨年 24.2年から -10.8 %減)。平均専有面積は 42.5 ㎡ (昨年 53.8 ㎡から -20.9 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が減少(2019年 24.2 年 → 2020年 21.6 年、-10.8 %と減少)
  • 駅からの平均距離が減少(2019年 7.5 分 → 2020年 6.6 分、-12.0 %と減少)
  • 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 8.3 % → 2020年 25.0 %)
  • 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 16.7 % → 2020年 20.0 %)

価格下落要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 8.3 % → 2020年 5.0 %)

心斎橋駅46.0 万/㎡(昨年同期比 +53.3 %)

心斎橋駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は46.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて +53.3%( +16.0万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 36.8年(昨年 34.8年から +5.8 %増)。平均専有面積は 20.0 ㎡ (昨年 10.0 ㎡から +100.0 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 7.0 分 → 2020年 3.0 分、-57.1 %と大きく減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2019年 100.0 % → 2020年 100.0 %)

今福鶴見駅37.2 万/㎡(昨年同期比 -14.8 %)

今福鶴見駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は37.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて -14.8%( -6.5万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 11 件(1年前(2019年)に比べて +120.0%( +6件/㎡)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 28.4年(昨年 14.6年から +95.1 %増)。平均専有面積は 72.3 ㎡ (昨年 69.0 ㎡から +4.7 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 7.6 分 → 2020年 5.0 分、-34.2 %と大きく減少)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 20.0 % → 2020年 63.6 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2019年 14.6 年 → 2020年 28.4 年、+95.1 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 20.0 % → 2020年 54.5 %)

西大橋駅64.3 万/㎡(昨年同期比 -10.5 %)

西大橋駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は64.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて -10.5%( -7.5万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 5 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 25.6年(昨年 15.2年から +68.7 %増)。平均専有面積は 69.0 ㎡ (昨年 64.0 ㎡から +7.8 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 3.4 分 → 2020年 2.2 分、-35.3 %と大きく減少)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 40.0 % → 2020年 60.0 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2019年 15.2 年 → 2020年 25.6 年、+68.7 %と大きく増加)
  • 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2019年 40.0 % → 2020年 40.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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