中古マンション相場の概況
2021年4月〜6月期の大阪モノレール (蛍池駅~門真市駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は36.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +19.1%( +5.9万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 93 件(1年前(2020年)に比べて +17.7%( +14件/㎡)と好調に推移しています。)。
平均築年数は 25.1年(昨年 30.9年から -18.8 %減)。平均専有面積は 72.8 ㎡ (昨年 72.9 ㎡から -0.1 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加、築 10 年以内の新しい物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 7 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。蛍池駅、山田駅、万博記念公園駅、宇野辺駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは山田駅で昨年に比べ +77.3 %、単価は 48.4 万円/㎡となった。
上位 2 駅(山田駅、蛍池駅)は +58.2 %(単価 +16.4 万円/㎡)の上昇。一方、下位 2 駅(南摂津駅、門真市駅)は -31.5 %(単価 -9.4 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2020年 30.9 年 → 2021年 25.1 年、-18.8 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 35.1 % → 2021年 24.7 %)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 35.1 % → 2021年 26.9 %)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 20.3 % → 2021年 16.1 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった山田駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は48.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +77.3%( +21.1万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 12 件(1年前(2020年)に比べて +71.4%( +5件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった南摂津駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は15.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -39.7%( -10.2万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2020年)に比べて +33.3%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
大阪モノレール | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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蛍池駅 | 41.7万/㎡ (24.7年/66.0㎡) | 30.0万/㎡ (23.3年/60.0㎡) | 27.6万/㎡ (29.3年/90.0㎡) |
柴原阪大前駅 | 21.8万/㎡ (37.3年/55.0㎡) | 19.4万/㎡ (35.0年/68.8㎡) | 27.6万/㎡ (25.9年/76.7㎡) |
少路駅 | 36.5万/㎡ (24.6年/68.2㎡) | 43.1万/㎡ (19.3年/76.7㎡) | 33.5万/㎡ (26.6年/63.6㎡) |
千里中央駅 | 40.5万/㎡ (24.8年/74.2㎡) | 36.0万/㎡ (30.6年/79.8㎡) | 48.3万/㎡ (19.3年/77.1㎡) |
山田駅 | 48.4万/㎡ (15.6年/78.8㎡) | 27.3万/㎡ (35.7年/72.9㎡) | 34.1万/㎡ (29.1年/77.9㎡) |
万博記念公園駅 | 33.7万/㎡ (18.3年/95.0㎡) | 25.5万/㎡ (30.6年/70.0㎡) | - |
宇野辺駅 | 34.1万/㎡ (31.6年/86.7㎡) | 27.7万/㎡ (33.9年/72.2㎡) | 25.2万/㎡ (26.3年/68.3㎡) |
南茨木駅 | 23.0万/㎡ (43.0年/68.8㎡) | 22.3万/㎡ (45.3年/69.0㎡) | 27.8万/㎡ (35.3年/64.2㎡) |
沢良宜駅 | - | 23.1万/㎡ (47.3年/65.0㎡) | - |
摂津駅 | 39.1万/㎡ (13.3年/75.0㎡) | - | 21.5万/㎡ (29.3年/65.0㎡) |
南摂津駅 | 15.4万/㎡ (33.8年/70.0㎡) | 25.6万/㎡ (22.3年/66.7㎡) | 7.8万/㎡ (33.3年/45.0㎡) |
大日駅 | 28.0万/㎡ (33.8年/63.5㎡) | 31.5万/㎡ (29.3年/65.0㎡) | 26.0万/㎡ (31.7年/62.0㎡) |
門真市駅 | 28.6万/㎡ (35.3年/70.0㎡) | 37.2万/㎡ (10.3年/68.3㎡) | 25.8万/㎡ (29.9年/61.7㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
山田駅 48.4 万/㎡(昨年同期比 +77.3 %)
山田駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は48.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +77.3%( +21.1万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 12 件(1年前(2020年)に比べて +71.4%( +5件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 15.6年(昨年 35.7年から -56.3 %減)。平均専有面積は 78.8 ㎡ (昨年 72.9 ㎡から +8.1 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 35.7 年 → 2021年 15.6 年、-56.3 %と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 71.4 % → 2021年 25.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 7.4 分 → 2021年 11.4 分、+53.7 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 42.9 % → 2021年 25.0 %)
蛍池駅 41.7 万/㎡(昨年同期比 +39.1 %)
蛍池駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は41.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +39.1%( +11.7万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2020年)に比べて +400.0%( +4件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 24.7年(昨年 23.3年から +6.0 %増)。平均専有面積は 66.0 ㎡ (昨年 60.0 ㎡から +10.0 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 11.0 分 → 2021年 6.6 分、-40.0 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 % → 2021年 40.0 %)
南摂津駅 15.4 万/㎡(昨年同期比 -39.7 %)
南摂津駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は15.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -39.7%( -10.2万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2020年)に比べて +33.3%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 33.8年(昨年 22.3年から +51.7 %増)。平均専有面積は 70.0 ㎡ (昨年 66.7 ㎡から +5.0 %増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 22.3 年 → 2021年 33.8 年、+51.7 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 11.3 分 → 2021年 27.5 分、+142.6 %と大きく増加)
門真市駅 28.6 万/㎡(昨年同期比 -23.2 %)
門真市駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は28.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -23.2%( -8.6万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2020年)に比べて -66.7%( -2件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 35.3年(昨年 10.3年から +243.8 %増)。平均専有面積は 70.0 ㎡ (昨年 68.3 ㎡から +2.4 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 5.7 分 → 2021年 4.0 分、-29.4 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 33.3 % → 2021年 100.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 10.3 年 → 2021年 35.3 年、+243.8 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示