中古マンション相場の概況
2019年4月〜6月期の大阪モノレール (蛍池駅~門真市駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は36.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +7.5%( +2.5万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 90 件(1年前(2018年)に比べて +15.4%( +12件/㎡)と好調に推移しています。)。
平均築年数は 25.4年(昨年 24.6年から +3.1 %増)。平均専有面積は 73.3 ㎡ (昨年 74.3 ㎡から -1.4 %減)。
近年の取引物件の特徴は、築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加、築 20 年以内の比較的新しい物件数が減少。
値上がりした駅数は 6 駅に対して、値下がりした駅数は 5 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。蛍池駅、柴原阪大前駅、摂津駅、門真市駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは蛍池駅で昨年に比べ +16.1 %、単価は 27.6 万円/㎡となった。
上位 2 駅(蛍池駅、摂津駅)は +15.2 %(単価 +3.3 万円/㎡)の上昇。一方、下位 2 駅(南摂津駅、宇野辺駅)は -49.6 %(単価 -17.7 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 2.6 % → 2019年 6.7 %)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 6.4 % → 2019年 8.9 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2018年 34.6 % → 2019年 37.8 %)
- 築 40 年を超える高経年物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2018年 19.2 % → 2019年 21.1 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった千里中央駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は48.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +6.8%( +3.1万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 36 件(1年前(2018年)に比べて +80.0%( +16件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった南摂津駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は7.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -78.8%( -28.9万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
大阪モノレール | 現状(2019) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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蛍池駅 | 27.6万/㎡ (29.3年/90.0㎡) | 23.8万/㎡ (21.8年/90.0㎡) | 31.3万/㎡ (31.3年/55.0㎡) |
柴原阪大前駅 | 27.6万/㎡ (25.9年/76.7㎡) | 25.0万/㎡ (20.3年/80.0㎡) | 13.9万/㎡ (32.3年/77.5㎡) |
少路駅 | 33.5万/㎡ (26.6年/63.6㎡) | 34.5万/㎡ (21.7年/79.3㎡) | 24.2万/㎡ (31.8年/82.1㎡) |
千里中央駅 | 48.3万/㎡ (19.3年/77.1㎡) | 45.2万/㎡ (21.6年/73.2㎡) | 56.6万/㎡ (11.5年/86.1㎡) |
山田駅 | 34.1万/㎡ (29.1年/77.9㎡) | 35.2万/㎡ (25.9年/77.1㎡) | 30.2万/㎡ (29.9年/71.5㎡) |
万博記念公園駅 | - | 30.3万/㎡ (25.1年/74.0㎡) | 24.0万/㎡ (28.3年/75.0㎡) |
宇野辺駅 | 25.2万/㎡ (26.3年/68.3㎡) | 31.6万/㎡ (25.3年/65.0㎡) | 29.4万/㎡ (22.8年/61.2㎡) |
南茨木駅 | 27.8万/㎡ (35.3年/64.2㎡) | 27.7万/㎡ (36.5年/67.5㎡) | 25.8万/㎡ (43.3年/65.0㎡) |
沢良宜駅 | - | - | - |
摂津駅 | 21.5万/㎡ (29.3年/65.0㎡) | 18.8万/㎡ (28.3年/85.0㎡) | - |
南摂津駅 | 7.8万/㎡ (33.3年/45.0㎡) | 36.7万/㎡ (6.3年/60.0㎡) | - |
大日駅 | 26.0万/㎡ (31.7年/62.0㎡) | 26.0万/㎡ (29.1年/71.2㎡) | 23.9万/㎡ (28.7年/66.0㎡) |
門真市駅 | 25.8万/㎡ (29.9年/61.7㎡) | 23.2万/㎡ (36.5年/55.0㎡) | 24.4万/㎡ (29.3年/62.5㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
蛍池駅 27.6 万/㎡(昨年同期比 +16.1 %)
蛍池駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は27.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +16.1%( +3.8万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 4 件(1年前(2018年)に比べて +100.0%( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 29.3年(昨年 21.8年から +34.5 %増)。平均専有面積は 90.0 ㎡ (昨年 90.0 ㎡から +0.0 %減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 % → 2019年 50.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2018年 21.8 年 → 2019年 29.3 年、+34.5 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 7.5 分 → 2019年 10.2 分、+36.7 %と大きく増加)
摂津駅 21.5 万/㎡(昨年同期比 +14.4 %)
摂津駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は21.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +14.4%( +2.7万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 29.3年(昨年 28.3年から +3.5 %増)。平均専有面積は 65.0 ㎡ (昨年 85.0 ㎡から -23.5 %減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2018年 100.0 % → 2019年 100.0 %)
南摂津駅 7.8 万/㎡(昨年同期比 -78.8 %)
南摂津駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は7.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -78.8%( -28.9万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 33.3年(昨年 6.3年から +432.0 %増)。平均専有面積は 45.0 ㎡ (昨年 60.0 ㎡から -25.0 %減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2018年 6.3 年 → 2019年 33.3 年、+432.0 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 1.0 分 → 2019年 30.0 分、+2900.0 %と大きく増加)
宇野辺駅 25.2 万/㎡(昨年同期比 -20.3 %)
宇野辺駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は25.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -20.3%( -6.4万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(1年前(2018年)に比べて +50.0%( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 26.3年(昨年 25.3年から +4.0 %増)。平均専有面積は 68.3 ㎡ (昨年 65.0 ㎡から +5.1 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 9.8 分 → 2019年 7.7 分、-21.4 %と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 25.0 % → 2019年 16.7 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 25.0 % → 2019年 66.7 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示