南海高野線 価格相場レポート

中古マンション相場の概況

2019年4月〜6月期の南海高野線 (難波駅美加の台駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は23.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +8.6%( +1.9万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 47 件(1年前(2018年)に比べて -29.9%( -20件/㎡)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 28.1年(昨年 24.8年から +13.3 %増)。平均専有面積は 67.3 ㎡ (昨年 67.8 ㎡から -0.6 %減)。

近年の取引物件の特徴は、専有面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 5 駅に対して、値下がりした駅数は 11 駅。ほとんどの駅において下落した。沢ノ町駅三国ケ丘駅滝谷駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは河内長野駅で昨年に比べ +546.2 %、単価は 42.0 万円/㎡となった。

上位 2 駅(河内長野駅帝塚山駅)は +341.1 %(単価 +30.4 万円/㎡)の上昇。一方、下位 2 駅(初芝駅美加の台駅)は -78.8 %(単価 -14.3 万円/㎡)の下落。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が減少(2018年 13.0 分 → 2019年 10.7 分、-17.4 %と減少)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 16.4 % → 2019年 23.4 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2018年 58.2 % → 2019年 55.3 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2018年 24.8 年 → 2019年 28.1 年、+13.3 %と増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 13.4 % → 2019年 17.0 %)
  • 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 10.4 % → 2019年 4.3 %)

駅ごとの中古マンション相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった沢ノ町駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は47.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +31.6%( +11.4万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -2件/㎡)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった初芝駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は1.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -92.8%( -17.1万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

南海高野線(沿線・駅ごとの中古マンションについて)
南海高野線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
難波駅60.0万/㎡
(12.3年/25.0㎡)
-128万/㎡
(1.3年/20.0㎡)
今宮戎駅---
新今宮駅---
萩ノ茶屋駅---
天下茶屋駅55.0万/㎡
(27.3年/20.0㎡)
--
岸里玉出駅-25.5万/㎡
(27.3年/52.5㎡)
-
帝塚山駅44.0万/㎡
(30.3年/100㎡)
18.6万/㎡
(41.3年/70.0㎡)
-
住吉東駅33.8万/㎡
(28.3年/65.0㎡)
-22.2万/㎡
(26.3年/90.0㎡)
沢ノ町駅47.6万/㎡
(11.3年/65.0㎡)
36.2万/㎡
(14.5年/62.5㎡)
-
我孫子前駅32.0万/㎡
(15.3年/50.0㎡)
--
浅香山駅16.2万/㎡
(26.3年/80.0㎡)
21.4万/㎡
(23.3年/70.0㎡)
35.7万/㎡
(12.3年/70.0㎡)
堺東駅24.3万/㎡
(25.3年/65.0㎡)
31.0万/㎡
(12.6年/63.3㎡)
52.5万/㎡
(8.9年/56.7㎡)
三国ケ丘駅37.6万/㎡
(20.5年/70.0㎡)
27.7万/㎡
(16.3年/65.0㎡)
32.9万/㎡
(24.9年/68.3㎡)
百舌鳥八幡駅-28.6万/㎡
(21.3年/70.0㎡)
30.0万/㎡
(20.3年/70.0㎡)
中百舌鳥駅36.7万/㎡
(20.9年/68.3㎡)
45.3万/㎡
(12.3年/75.0㎡)
50.0万/㎡
(13.3年/70.0㎡)
白鷺駅18.4万/㎡
(40.9年/63.3㎡)
28.9万/㎡
(19.1年/72.0㎡)
-
初芝駅1.3万/㎡
(33.3年/75.0㎡)
18.5万/㎡
(41.3年/65.0㎡)
18.6万/㎡
(29.8年/70.0㎡)
萩原天神駅--18.6万/㎡
(25.3年/70.0㎡)
北野田駅18.2万/㎡
(28.8年/68.8㎡)
20.2万/㎡
(25.1年/71.4㎡)
17.0万/㎡
(26.7年/63.0㎡)
狭山駅--14.7万/㎡
(35.3年/75.0㎡)
大阪狭山市駅11.1万/㎡
(42.3年/62.5㎡)
17.1万/㎡
(32.3年/70.0㎡)
8.9万/㎡
(41.3年/55.0㎡)
金剛駅14.4万/㎡
(32.0年/70.0㎡)
17.6万/㎡
(29.6年/69.7㎡)
12.7万/㎡
(32.7年/66.2㎡)
滝谷駅11.5万/㎡
(29.3年/70.0㎡)
8.6万/㎡
(28.3年/70.0㎡)
10.4万/㎡
(27.8年/90.0㎡)
千代田駅8.4万/㎡
(32.8年/105㎡)
12.7万/㎡
(24.8年/70.0㎡)
8.8万/㎡
(29.6年/70.0㎡)
河内長野駅42.0万/㎡
(28.3年/20.0㎡)
6.5万/㎡
(27.3年/20.0㎡)
13.1万/㎡
(29.9年/120㎡)
三日市町駅6.0万/㎡
(32.3年/75.0㎡)
10.5万/㎡
(27.3年/71.2㎡)
-
美加の台駅6.2万/㎡
(32.3年/67.5㎡)
17.6万/㎡
(27.3年/62.5㎡)
5.0万/㎡
(31.3年/60.0㎡)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。

価格変動が大きかった駅について

河内長野駅42.0 万/㎡(昨年同期比 +546.2 %)

河内長野駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は42.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +546.2%( +35.5万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 28.3年(昨年 27.3年から +3.7 %増)。平均専有面積は 20.0 ㎡ (昨年 20.0 ㎡から +0.0 %減)。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2018年 100.0 % → 2019年 100.0 %)

価格下落要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2018年 100.0 % → 2019年 100.0 %)

帝塚山駅44.0 万/㎡(昨年同期比 +136.1 %)

帝塚山駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は44.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +136.1%( +25.4万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 30.3年(昨年 41.3年から -26.7 %減)。平均専有面積は 100.0 ㎡ (昨年 70.0 ㎡から +42.9 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 41.3 年 → 2019年 30.3 年、-26.7 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 3.5 分 → 2019年 2.0 分、-42.9 %と大きく減少)

初芝駅1.3 万/㎡(昨年同期比 -92.8 %)

初芝駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は1.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -92.8%( -17.1万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 33.3年(昨年 41.3年から -19.4 %減)。平均専有面積は 75.0 ㎡ (昨年 65.0 ㎡から +15.4 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が減少(2018年 41.3 年 → 2019年 33.3 年、-19.4 %と減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 8.0 分 → 2019年 4.0 分、-50.0 %と大きく減少)

美加の台駅6.2 万/㎡(昨年同期比 -64.8 %)

美加の台駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は6.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -64.8%( -11.4万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 32.3年(昨年 27.3年から +18.3 %増)。平均専有面積は 67.5 ㎡ (昨年 62.5 ㎡から +8.0 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 11.0 分 → 2019年 8.0 分、-27.3 %と大きく減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2018年 100.0 % → 2019年 100.0 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2018年 27.3 年 → 2019年 32.3 年、+18.3 %と増加)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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