中古マンション相場の概況
2021年10月〜12月期のJR久大本線 (豊後国分駅~大分駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は23.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -3.6%( -0.9万円/㎡)と小幅に下落しています。売買数は 40 件(1年前(2020年)に比べて +33.3%( +10件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 23.5年(昨年 20.7年から +13.6 %増)。平均専有面積は 68.8 ㎡ (昨年 68.7 ㎡から +0.1 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。南大分駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは南大分駅で昨年に比べ +29.0 %、単価は 17.4 万円/㎡となった。
上位 1 駅(南大分駅)は +29.0 %(単価 +3.9 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(古国府駅)は -13.0 %(単価 -3.9 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2020年 50.0 % → 2021年 45.9 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2020年 20.7 年 → 2021年 23.5 年、+13.6 %と増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 12.3 分 → 2021年 15.7 分、+28.2 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 3.3 % → 2021年 13.5 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 16.7 % → 2021年 8.1 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった古国府駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は26.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -13.0%( -3.9万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 9 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった南大分駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は17.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +29.0%( +3.9万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2020年)に比べて +100.0%( +3件/㎡)と大幅に増加しています。)。
JR久大本線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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豊後国分駅 | - | - | - |
賀来駅 | - | - | - |
南大分駅 | 17.4万/㎡ (26.1年/75.0㎡) | 13.5万/㎡ (25.8年/88.3㎡) | 17.2万/㎡ (34.3年/50.0㎡) |
古国府駅 | 26.0万/㎡ (18.6年/77.8㎡) | 29.9万/㎡ (14.4年/77.2㎡) | 16.3万/㎡ (29.2年/71.0㎡) |
大分駅 | 23.7万/㎡ (24.6年/64.0㎡) | 23.1万/㎡ (23.0年/61.1㎡) | 21.6万/㎡ (21.5年/62.2㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
南大分駅 17.4 万/㎡(昨年同期比 +29.0 %)
南大分駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は17.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +29.0%( +3.9万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2020年)に比べて +100.0%( +3件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 26.1年(昨年 25.8年から +1.3 %増)。平均専有面積は 75.0 ㎡ (昨年 88.3 ㎡から -15.1 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 21.0 分 → 2021年 16.5 分、-21.4 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 % → 2021年 83.3 %)
古国府駅 26.0 万/㎡(昨年同期比 -13.0 %)
古国府駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は26.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -13.0%( -3.9万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 9 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 18.6年(昨年 14.4年から +29.2 %増)。平均専有面積は 77.8 ㎡ (昨年 77.2 ㎡から +0.7 %増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 14.4 年 → 2021年 18.6 年、+29.2 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 4.9 分 → 2021年 13.3 分、+172.7 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 44.4 % → 2021年 62.5 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示