JR成田線 価格相場レポート

中古マンション相場の概況

2019年4月〜6月期のJR成田線 (佐倉駅成田駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は21.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -1.8%( -0.4万円/㎡)と僅かに下落しています。売買数は 26 件(1年前(2018年)に比べて +85.7%( +12件/㎡)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 28.4年(昨年 23.6年から +20.3 %増)。平均専有面積は 72.7 ㎡ (昨年 75.7 ㎡から -4.0 %減)。

近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。成田駅は、昨年から 5 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは成田駅で昨年に比べ -14.9 %、単価は 20.4 万円/㎡となった。

上位 1 駅(酒々井駅)は +194.0 %(単価 +18.3 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(成田駅)は -14.9 %(単価 -3.6 万円/㎡)の下落。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が減少(2018年 16.4 分 → 2019年 13.3 分、-18.9 %と減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 35.7 % → 2019年 30.8 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 23.6 年 → 2019年 28.4 年、+20.3 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 14.3 % → 2019年 30.8 %)

駅ごとの中古マンション相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった酒々井駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は27.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +194.0%( +18.3万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて +100.0%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった成田駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は20.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -14.9%( -3.6万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 8 件(1年前(2018年)に比べて +33.3%( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。

JR成田線(沿線・駅ごとの中古マンションについて)
JR成田線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
佐倉駅---
酒々井駅27.7万/㎡
(13.8年/72.5㎡)
9.4万/㎡
(30.3年/85.0㎡)
5.6万/㎡
(35.3年/80.0㎡)
成田駅20.4万/㎡
(28.9年/65.0㎡)
23.9万/㎡
(23.3年/70.8㎡)
21.8万/㎡
(26.6年/70.0㎡)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。

価格変動が大きかった駅について

酒々井駅27.7 万/㎡(昨年同期比 +194.0 %)

酒々井駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は27.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +194.0%( +18.3万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて +100.0%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 13.8年(昨年 30.3年から -54.5 %減)。平均専有面積は 72.5 ㎡ (昨年 85.0 ㎡から -14.7 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 30.3 年 → 2019年 13.8 年、-54.5 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 5.0 分 → 2019年 3.0 分、-40.0 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 100.0 % → 2019年 50.0 %)

成田駅20.4 万/㎡(昨年同期比 -14.9 %)

成田駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は20.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -14.9%( -3.6万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 8 件(1年前(2018年)に比べて +33.3%( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 28.9年(昨年 23.3年から +24.2 %増)。平均専有面積は 65.0 ㎡ (昨年 70.8 ㎡から -8.2 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 26.7 分 → 2019年 19.8 分、-25.9 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 23.3 年 → 2019年 28.9 年、+24.2 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 16.7 % → 2019年 25.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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