中古マンション相場の概況
2022年4月〜6月期の東武野田線 (川間駅~船橋駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は36.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +7.1%( +2.5万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 86 件(1年前(2021年)に比べて +3.6%( +3件/㎡)と小幅に増加しています。)。
平均築年数は 28.3年(昨年 23.7年から +19.2 %増)。平均専有面積は 68.5 ㎡ (昨年 66.9 ㎡から +2.3 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加、築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅減少。
値上がりした駅数は 5 駅に対して、値下がりした駅数は 9 駅。ほとんどの駅において下落した。豊四季駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは六実駅で昨年に比べ +186.3 %、単価は 23.5 万円/㎡となった。
上位 2 駅(六実駅、豊四季駅)は +137.8 %(単価 +18.2 万円/㎡)の上昇。一方、下位 2 駅(愛宕駅、逆井駅)は -52.6 %(単価 -12.1 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2021年 47.4 % → 2022年 42.9 %)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2021年 15.7 % → 2022年 16.3 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2021年 23.7 年 → 2022年 28.3 年、+19.2 %と増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 12.4 分 → 2022年 15.5 分、+24.8 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 14.1 % → 2022年 27.4 %)
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 7.7 % → 2022年 2.4 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった流山おおたかの森駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は59.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -2.6%( -1.6万円/㎡)と僅かに下落しています。売買数は 4 件(1年前(2021年)に比べて -20.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった馬込沢駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は10.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +1.3%( +0.1万円/㎡)と僅かに上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2021年)に比べて -25.0%( -2件/㎡)と大幅に減少しています。)。
東武野田線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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川間駅 | 12.0万/㎡ (27.3年/75.0㎡) | - | - |
七光台駅 | - | - | - |
清水公園駅 | - | - | - |
愛宕駅 | 10.8万/㎡ (34.3年/60.0㎡) | 24.0万/㎡ (23.3年/50.0㎡) | 10.2万/㎡ (29.3年/70.0㎡) |
野田市駅 | - | 18.2万/㎡ (21.3年/55.0㎡) | 18.5万/㎡ (20.3年/65.0㎡) |
梅郷駅 | - | - | - |
運河駅 | - | - | 12.5万/㎡ (26.3年/60.0㎡) |
江戸川台駅 | - | 5.0万/㎡ (46.8年/62.5㎡) | 24.3万/㎡ (13.3年/70.0㎡) |
初石駅 | 17.2万/㎡ (35.3年/80.0㎡) | 24.2万/㎡ (27.6年/71.7㎡) | 23.6万/㎡ (27.3年/72.5㎡) |
流山おおたかの森駅 | 59.9万/㎡ (12.5年/77.5㎡) | 61.5万/㎡ (8.9年/72.0㎡) | 58.5万/㎡ (7.1年/70.0㎡) |
豊四季駅 | 44.6万/㎡ (7.3年/65.0㎡) | 23.6万/㎡ (16.9年/70.0㎡) | - |
柏駅 | 34.3万/㎡ (28.5年/71.1㎡) | 35.8万/㎡ (22.4年/63.0㎡) | 27.0万/㎡ (34.5年/66.2㎡) |
新柏駅 | 22.4万/㎡ (30.5年/68.8㎡) | 33.3万/㎡ (28.3年/75.0㎡) | 18.3万/㎡ (45.3年/60.0㎡) |
増尾駅 | - | 24.0万/㎡ (30.3年/75.0㎡) | - |
逆井駅 | 10.9万/㎡ (44.3年/70.0㎡) | 21.9万/㎡ (30.5年/62.5㎡) | 14.7万/㎡ (26.3年/67.5㎡) |
高柳駅 | 21.4万/㎡ (23.9年/76.7㎡) | 26.7万/㎡ (26.3年/60.0㎡) | - |
六実駅 | 23.5万/㎡ (26.9年/66.7㎡) | 8.2万/㎡ (29.3年/61.7㎡) | - |
新鎌ケ谷駅 | - | - | - |
鎌ケ谷駅 | 23.1万/㎡ (26.8年/77.5㎡) | 37.6万/㎡ (14.3年/85.0㎡) | 37.3万/㎡ (18.8年/70.0㎡) |
馬込沢駅 | 10.5万/㎡ (43.4年/65.8㎡) | 10.4万/㎡ (40.9年/66.2㎡) | 8.7万/㎡ (41.6年/60.0㎡) |
塚田駅 | 37.7万/㎡ (23.4年/77.1㎡) | 33.0万/㎡ (18.8年/70.0㎡) | 26.1万/㎡ (25.9年/70.0㎡) |
新船橋駅 | 49.8万/㎡ (30.1年/63.0㎡) | 47.1万/㎡ (15.5年/81.2㎡) | 54.2万/㎡ (14.5年/75.0㎡) |
船橋駅 | 52.6万/㎡ (27.7年/61.5㎡) | 55.4万/㎡ (17.5年/67.5㎡) | 41.6万/㎡ (24.1年/61.8㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
六実駅 23.5 万/㎡(昨年同期比 +186.3 %)
六実駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は23.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +186.3%( +15.3万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 26.9年(昨年 29.3年から -8.0 %減)。平均専有面積は 66.7 ㎡ (昨年 61.7 ㎡から +8.1 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 % → 2022年 100.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 13.3 分 → 2022年 20.0 分、+50.0 %と大きく増加)
豊四季駅 44.6 万/㎡(昨年同期比 +89.3 %)
豊四季駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は44.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +89.3%( +21.1万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -75.0%( -3件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 7.3年(昨年 16.9年から -57.1 %減)。平均専有面積は 65.0 ㎡ (昨年 70.0 ㎡から -7.1 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 16.9 年 → 2022年 7.3 年、-57.1 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 17.0 分 → 2022年 4.0 分、-76.5 %と大きく減少)
愛宕駅 10.8 万/㎡(昨年同期比 -54.9 %)
愛宕駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は10.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -54.9%( -13.2万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて +100.0%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 34.3年(昨年 23.3年から +47.3 %増)。平均専有面積は 60.0 ㎡ (昨年 50.0 ㎡から +20.0 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 % → 2022年 50.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 23.3 年 → 2022年 34.3 年、+47.3 %と大きく増加)
逆井駅 10.9 万/㎡(昨年同期比 -50.4 %)
逆井駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は10.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -50.4%( -11.0万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -75.0%( -3件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 44.3年(昨年 30.5年から +45.1 %増)。平均専有面積は 70.0 ㎡ (昨年 62.5 ㎡から +12.0 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 14.8 分 → 2022年 4.0 分、-72.9 %と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 30.5 年 → 2022年 44.3 年、+45.1 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 25.0 % → 2022年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示