中古マンション相場の概況
2021年1月〜3月期の東京メトロ東西線 (浦安駅~西船橋駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は43.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +10.6%( +4.1万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 63 件(1年前(2020年)に比べて +26.0%( +13件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 28.0年(昨年 29.0年から -3.5 %減)。平均専有面積は 62.6 ㎡ (昨年 61.4 ㎡から +2.0 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加、築 10 年以内の新しい物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。浦安駅、西船橋駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは西船橋駅で昨年に比べ +29.4 %、単価は 37.2 万円/㎡となった。
上位 2 駅(西船橋駅、浦安駅)は +29.3 %(単価 +10.8 万円/㎡)の上昇。一方、下位 2 駅(妙典駅、原木中山駅)は -20.1 %(単価 -9.7 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 6.0 % → 2021年 12.7 %)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2020年 44.7 % → 2021年 40.7 %)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2020年 27.7 % → 2021年 28.8 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった浦安駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は57.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +29.3%( +13.1万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 15 件(1年前(2020年)に比べて +66.7%( +6件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった原木中山駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は32.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -16.7%( -6.5万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 7 件(1年前(2020年)に比べて +40.0%( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。
東京メトロ東西線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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浦安駅 | 57.9万/㎡ (19.7年/56.7㎡) | 44.8万/㎡ (22.6年/63.9㎡) | 58.6万/㎡ (17.3年/58.6㎡) |
南行徳駅 | 44.1万/㎡ (31.7年/60.5㎡) | 40.5万/㎡ (25.8年/61.7㎡) | 32.4万/㎡ (26.0年/73.3㎡) |
行徳駅 | 34.9万/㎡ (40.7年/54.3㎡) | 36.4万/㎡ (37.0年/53.9㎡) | 31.3万/㎡ (39.5年/51.9㎡) |
妙典駅 | 42.2万/㎡ (27.2年/70.0㎡) | 55.2万/㎡ (25.0年/70.0㎡) | 52.3万/㎡ (20.0年/65.0㎡) |
原木中山駅 | 32.3万/㎡ (28.0年/68.6㎡) | 38.8万/㎡ (24.8年/75.0㎡) | 29.2万/㎡ (30.8年/50.0㎡) |
西船橋駅 | 37.2万/㎡ (27.8年/66.7㎡) | 28.7万/㎡ (30.3年/58.9㎡) | 39.4万/㎡ (26.1年/60.6㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
西船橋駅 37.2 万/㎡(昨年同期比 +29.4 %)
西船橋駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は37.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +29.4%( +8.4万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 15 件(1年前(2020年)に比べて +66.7%( +6件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 27.8年(昨年 30.3年から -8.4 %減)。平均専有面積は 66.7 ㎡ (昨年 58.9 ㎡から +13.2 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2020年 16.1 分 → 2021年 13.5 分、-16.0 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 57.1 % → 2021年 41.7 %)
浦安駅 57.9 万/㎡(昨年同期比 +29.3 %)
浦安駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は57.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +29.3%( +13.1万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 15 件(1年前(2020年)に比べて +66.7%( +6件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 19.7年(昨年 22.6年から -12.6 %減)。平均専有面積は 56.7 ㎡ (昨年 63.9 ㎡から -11.3 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2020年 22.6 年 → 2021年 19.7 年、-12.6 %と減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 14.8 分 → 2021年 11.6 分、-21.5 %と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 22.2 % → 2021年 7.1 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 22.2 % → 2021年 35.7 %)
妙典駅 42.2 万/㎡(昨年同期比 -23.5 %)
妙典駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は42.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -23.5%( -13.0万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 9 件(1年前(2020年)に比べて +125.0%( +5件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 27.2年(昨年 25.0年から +8.9 %増)。平均専有面積は 70.0 ㎡ (昨年 70.0 ㎡から +0.0 %減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2020年 25.0 % → 2021年 22.2 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 7.5 分 → 2021年 14.8 分、+97.0 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 25.0 % → 2021年 44.4 %)
原木中山駅 32.3 万/㎡(昨年同期比 -16.7 %)
原木中山駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は32.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -16.7%( -6.5万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 7 件(1年前(2020年)に比べて +40.0%( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 28.0年(昨年 24.8年から +13.1 %増)。平均専有面積は 68.6 ㎡ (昨年 75.0 ㎡から -8.6 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2020年 11.4 分 → 2021年 10.1 分、-11.0 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2020年 75.0 % → 2021年 71.4 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2020年 24.8 年 → 2021年 28.0 年、+13.1 %と増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示