京成本線 価格相場レポート

中古マンション相場の概況

2021年4月〜6月期の京成本線 (国府台駅京成成田駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は24.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +14.0%( +3.0万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 80 件(1年前(2020年)に比べて +63.3%( +31件/㎡)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 31.1年(昨年 31.0年から +0.3 %増)。平均専有面積は 70.2 ㎡ (昨年 66.6 ㎡から +5.4 %増)。

近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 10 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。京成津田沼駅公津の杜駅京成成田駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは公津の杜駅で昨年に比べ +54.1 %、単価は 50.0 万円/㎡となった。

上位 2 駅(公津の杜駅京成成田駅)は +43.3 %(単価 +11.2 万円/㎡)の上昇。一方、下位 2 駅(八千代台駅船橋競馬場駅)は -35.9 %(単価 -7.3 万円/㎡)の下落。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が減少(2020年 12.6 分 → 2021年 11.3 分、-10.5 %と減少)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2020年 32.5 % → 2021年 31.3 %)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 37.5 % → 2021年 52.2 %)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2020年 22.4 % → 2021年 18.8 %)

駅ごとの中古マンション相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった公津の杜駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は50.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +54.1%( +17.5万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2020年)に比べて -50.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった八千代台駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は6.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -47.5%( -6.0万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2020年)に比べて -54.5%( -6件/㎡)と大幅に減少しています。)。

京成本線(沿線・駅ごとの中古マンションについて)
京成本線現状(2021)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
国府台駅---
市川真間駅---
菅野駅---
京成八幡駅---
鬼越駅---
京成中山駅---
東中山駅35.1万/㎡
(17.8年/87.5㎡)
36.4万/㎡
(23.8年/70.0㎡)
38.7万/㎡
(21.3年/82.5㎡)
京成西船駅-26.2万/㎡
(26.3年/65.0㎡)
-
海神駅34.2万/㎡
(27.9年/56.7㎡)
--
京成船橋駅53.8万/㎡
(6.3年/65.0㎡)
--
大神宮下駅29.9万/㎡
(38.0年/52.1㎡)
-25.5万/㎡
(33.3年/57.5㎡)
船橋競馬場駅26.7万/㎡
(48.3年/45.0㎡)
35.2万/㎡
(32.8年/65.0㎡)
42.2万/㎡
(12.8年/67.5㎡)
谷津駅27.4万/㎡
(38.1年/65.0㎡)
25.0万/㎡
(33.3年/56.2㎡)
20.5万/㎡
(35.9年/48.3㎡)
京成津田沼駅35.9万/㎡
(27.6年/71.7㎡)
28.0万/㎡
(32.3年/50.0㎡)
26.2万/㎡
(31.6年/65.0㎡)
京成大久保駅27.4万/㎡
(24.3年/78.1㎡)
27.2万/㎡
(21.3年/62.0㎡)
24.7万/㎡
(23.1年/64.0㎡)
実籾駅21.8万/㎡
(24.4年/75.0㎡)
21.4万/㎡
(17.3年/79.0㎡)
28.9万/㎡
(8.6年/75.0㎡)
八千代台駅6.6万/㎡
(49.7年/62.0㎡)
12.6万/㎡
(44.4年/59.5㎡)
5.2万/㎡
(50.5年/54.5㎡)
京成大和田駅11.6万/㎡
(30.3年/75.0㎡)
--
勝田台駅20.5万/㎡
(24.5年/71.7㎡)
20.3万/㎡
(34.9年/64.0㎡)
18.7万/㎡
(24.9年/80.0㎡)
志津駅17.1万/㎡
(35.5年/67.3㎡)
14.6万/㎡
(21.6年/72.5㎡)
15.6万/㎡
(38.3年/79.2㎡)
ユーカリが丘駅28.3万/㎡
(23.7年/85.5㎡)
25.5万/㎡
(0年/77.5㎡)
23.0万/㎡
(21.4年/75.0㎡)
京成臼井駅25.0万/㎡
(20.3年/60.0㎡)
-24.8万/㎡
(13.8年/70.0㎡)
京成佐倉駅12.1万/㎡
(33.8年/76.7㎡)
10.9万/㎡
(28.3年/110㎡)
20.8万/㎡
(19.5年/70.0㎡)
大佐倉駅---
京成酒々井駅---
宗吾参道駅---
公津の杜駅50.0万/㎡
(8.3年/70.0㎡)
32.5万/㎡
(15.8年/72.5㎡)
37.5万/㎡
(13.3年/77.5㎡)
京成成田駅20.0万/㎡
(41.3年/60.0㎡)
15.1万/㎡
(33.8年/60.0㎡)
-

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。

価格変動が大きかった駅について

公津の杜駅50.0 万/㎡(昨年同期比 +54.1 %)

公津の杜駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は50.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +54.1%( +17.5万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2020年)に比べて -50.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 8.3年(昨年 15.8年から -47.6 %減)。平均専有面積は 70.0 ㎡ (昨年 72.5 ㎡から -3.4 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2020年 15.8 年 → 2021年 8.3 年、-47.6 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 8.0 分 → 2021年 4.0 分、-50.0 %と大きく減少)

京成成田駅20.0 万/㎡(昨年同期比 +32.6 %)

京成成田駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は20.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +32.6%( +4.9万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2020年)に比べて -50.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 41.3年(昨年 33.8年から +22.2 %増)。平均専有面積は 60.0 ㎡ (昨年 60.0 ㎡から +0.0 %減)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2020年 33.8 年 → 2021年 41.3 年、+22.2 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 17.5 分 → 2021年 23.0 分、+31.4 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 50.0 % → 2021年 100.0 %)

八千代台駅6.6 万/㎡(昨年同期比 -47.5 %)

八千代台駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は6.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -47.5%( -6.0万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2020年)に比べて -54.5%( -6件/㎡)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 49.7年(昨年 44.4年から +12.0 %増)。平均専有面積は 62.0 ㎡ (昨年 59.5 ㎡から +4.1 %増)。

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2020年 44.4 年 → 2021年 49.7 年、+12.0 %と増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 17.8 分 → 2021年 23.4 分、+31.3 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 72.7 % → 2021年 100.0 %)

船橋競馬場駅26.7 万/㎡(昨年同期比 -24.3 %)

船橋競馬場駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は26.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -24.3%( -8.6万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2020年)に比べて -50.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 48.3年(昨年 32.8年から +47.3 %増)。平均専有面積は 45.0 ㎡ (昨年 65.0 ㎡から -30.8 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 7.5 分 → 2021年 2.0 分、-73.3 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2020年 32.8 年 → 2021年 48.3 年、+47.3 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 50.0 % → 2021年 100.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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