つくばエクスプレス線 価格相場レポート

中古マンション相場の概況

2019年7月〜9月期のつくばエクスプレス線 (南流山駅柏たなか駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は29.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +3.0%( +0.9万円/㎡)と小幅に上昇しています。売買数は 19 件(1年前(2018年)に比べて +26.7%( +4件/㎡)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 25.0年(昨年 22.2年から +12.8 %増)。平均専有面積は 74.5 ㎡ (昨年 79.3 ㎡から -6.1 %減)。

近年の取引物件の特徴は、築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。南流山駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは南流山駅で昨年に比べ +36.2 %、単価は 25.5 万円/㎡となった。

上位 1 駅(南流山駅)は +36.2 %(単価 +6.8 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(柏の葉キャンパス駅)は -31.3 %(単価 -10.1 万円/㎡)の下落。

価格上昇要因

  • 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 6.7 % → 2019年 16.7 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2018年 22.2 年 → 2019年 25.0 年、+12.8 %と増加)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 33.3 % → 2019年 15.8 %)

駅ごとの中古マンション相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった流山おおたかの森駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は50.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -0.0%( -0.0万円/㎡)と僅かに下落しています。売買数は 4 件(1年前(2018年)に比べて +300.0%( +3件/㎡)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった柏の葉キャンパス駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は22.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -31.3%( -10.1万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2018年)に比べて -37.5%( -3件/㎡)と大幅に減少しています。)。

つくばエクスプレス線(沿線・駅ごとの中古マンションについて)
つくばエクスプレス線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
南流山駅25.5万/㎡
(32.2年/70.0㎡)
18.7万/㎡
(30.9年/69.0㎡)
26.0万/㎡
(33.9年/67.0㎡)
流山セントラルパーク駅-31.4万/㎡
(2.5年/70.0㎡)
-
流山おおたかの森駅50.0万/㎡
(7.8年/75.0㎡)
50.0万/㎡
(4.5年/70.0㎡)
12.5万/㎡
(32.5年/80.0㎡)
柏の葉キャンパス駅22.2万/㎡
(25.9年/83.0㎡)
32.4万/㎡
(21.4年/88.1㎡)
33.2万/㎡
(14.3年/80.5㎡)
柏たなか駅---

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。

価格変動が大きかった駅について

南流山駅25.5 万/㎡(昨年同期比 +36.2 %)

南流山駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は25.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +36.2%( +6.8万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 10 件(1年前(2018年)に比べて +100.0%( +5件/㎡)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 32.2年(昨年 30.9年から +4.1 %増)。平均専有面積は 70.0 ㎡ (昨年 69.0 ㎡から +1.4 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が減少(2018年 11.4 分 → 2019年 9.2 分、-19.3 %と減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2018年 80.0 % → 2019年 77.8 %)

柏の葉キャンパス駅22.2 万/㎡(昨年同期比 -31.3 %)

柏の葉キャンパス駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は22.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -31.3%( -10.1万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2018年)に比べて -37.5%( -3件/㎡)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 25.9年(昨年 21.4年から +21.2 %増)。平均専有面積は 83.0 ㎡ (昨年 88.1 ㎡から -5.8 %減)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 21.4 年 → 2019年 25.9 年、+21.2 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 11.9 分 → 2019年 20.4 分、+71.8 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 % → 2019年 60.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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