JR福知山線 価格相場レポート

中古マンション相場の概況

2019年1月〜12月期のJR福知山線 (尼崎駅藍本駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は30.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -1.3%( -0.4万円/㎡)と僅かに下落しています。売買数は 369 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 23.2年(昨年 21.0年から +10.4 %増)。平均専有面積は 70.6 ㎡ (昨年 70.5 ㎡から +0.1 %増)。

近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が増加、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 6 駅に対して、値下がりした駅数は 6 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。川西池田駅生瀬駅新三田駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは生瀬駅で昨年に比べ +54.9 %、単価は 29.3 万円/㎡となった。

上位 2 駅(生瀬駅新三田駅)は +50.5 %(単価 +7.9 万円/㎡)の上昇。一方、下位 2 駅(西宮名塩駅宝塚駅)は -11.9 %(単価 -2.7 万円/㎡)の下落。

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2018年 21.0 年 → 2019年 23.2 年、+10.4 %と増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2018年 47.5 % → 2019年 53.9 %)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 5.5 % → 2019年 8.5 %)

駅ごとの中古マンション相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった塚口駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は36.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +8.3%( +2.7万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 73 件(1年前(2018年)に比べて +19.7%( +12件/㎡)と好調に推移しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった西宮名塩駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は16.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -16.3%( -3.2万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 10 件(1年前(2018年)に比べて -16.7%( -2件/㎡)と不調に推移しています。)。

JR福知山線(沿線・駅ごとの中古マンションについて)
JR福知山線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
尼崎駅34.4万/㎡
(23.5年/70.0㎡)
37.0万/㎡
(19.3年/69.0㎡)
38.1万/㎡
(18.9年/66.3㎡)
塚口駅36.0万/㎡
(23.0年/64.4㎡)
33.3万/㎡
(24.3年/63.9㎡)
35.2万/㎡
(19.4年/65.2㎡)
猪名寺駅27.5万/㎡
(22.4年/68.3㎡)
27.1万/㎡
(19.7年/71.2㎡)
23.4万/㎡
(21.2年/71.0㎡)
伊丹駅30.7万/㎡
(24.4年/67.2㎡)
32.5万/㎡
(21.1年/68.6㎡)
30.7万/㎡
(21.6年/68.2㎡)
北伊丹駅25.7万/㎡
(23.0年/70.0㎡)
25.0万/㎡
(21.5年/68.0㎡)
25.3万/㎡
(18.8年/67.9㎡)
川西池田駅31.2万/㎡
(20.3年/85.0㎡)
22.9万/㎡
(26.3年/66.2㎡)
30.0万/㎡
(18.8年/70.0㎡)
中山寺駅30.2万/㎡
(23.4年/65.3㎡)
32.6万/㎡
(17.0年/66.0㎡)
36.4万/㎡
(16.5年/67.0㎡)
宝塚駅26.7万/㎡
(22.0年/80.1㎡)
28.8万/㎡
(20.9年/79.2㎡)
30.2万/㎡
(19.9年/82.4㎡)
生瀬駅29.3万/㎡
(20.0年/75.0㎡)
18.9万/㎡
(20.6年/75.0㎡)
25.8万/㎡
(22.8年/73.8㎡)
西宮名塩駅16.6万/㎡
(22.4年/79.5㎡)
19.8万/㎡
(18.6年/78.3㎡)
28.0万/㎡
(17.8年/77.1㎡)
武田尾駅-14.2万/㎡
(0年/120㎡)
-
三田駅23.6万/㎡
(21.4年/78.8㎡)
25.0万/㎡
(19.8年/70.5㎡)
22.6万/㎡
(18.0年/68.8㎡)
新三田駅17.3万/㎡
(26.3年/75.0㎡)
11.9万/㎡
(25.4年/82.0㎡)
10.3万/㎡
(24.1年/65.0㎡)
広野駅11.2万/㎡
(24.0年/65.0㎡)
-11.5万/㎡
(22.8年/65.0㎡)
藍本駅---

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。

価格変動が大きかった駅について

生瀬駅29.3 万/㎡(昨年同期比 +54.9 %)

生瀬駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は29.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +54.9%( +10.4万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -80.0%( -4件/㎡)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 20.0年(昨年 20.6年から -2.9 %減)。平均専有面積は 75.0 ㎡ (昨年 75.0 ㎡から +0.0 %減)。

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 60.0 % → 2019年 100.0 %)

新三田駅17.3 万/㎡(昨年同期比 +46.0 %)

新三田駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は17.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +46.0%( +5.5万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -80.0%( -4件/㎡)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 26.3年(昨年 25.4年から +3.3 %増)。平均専有面積は 75.0 ㎡ (昨年 82.0 ㎡から -8.5 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 32.6 分 → 2019年 13.0 分、-60.1 %と大きく減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2018年 100.0 % → 2019年 100.0 %)

西宮名塩駅16.6 万/㎡(昨年同期比 -16.3 %)

西宮名塩駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は16.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -16.3%( -3.2万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 10 件(1年前(2018年)に比べて -16.7%( -2件/㎡)と不調に推移しています。)。

平均築年数は 22.4年(昨年 18.6年から +20.9 %増)。平均専有面積は 79.5 ㎡ (昨年 78.3 ㎡から +1.5 %増)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 18.6 年 → 2019年 22.4 年、+20.9 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 6.6 分 → 2019年 8.9 分、+35.2 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 % → 2019年 77.8 %)

宝塚駅26.7 万/㎡(昨年同期比 -7.5 %)

宝塚駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は26.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -7.5%( -2.2万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 71 件(1年前(2018年)に比べて +9.2%( +6件/㎡)と堅調に推移しています。)。

平均築年数は 22.0年(昨年 20.9年から +5.4 %増)。平均専有面積は 80.1 ㎡ (昨年 79.2 ㎡から +1.1 %増)。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 4.6 % → 2019年 7.0 %)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2018年 53.1 % → 2019年 58.2 %)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 1.6 % → 2019年 3.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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