中古マンション相場の概況
2021年1月〜12月期のJR姫新線 (姫路駅~播磨新宮駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は25.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +23.1%( +4.7万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 110 件(1年前(2020年)に比べて +14.6%( +14件/㎡)と好調に推移しています。)。
平均築年数は 20.3年(昨年 23.2年から -12.6 %減)。平均専有面積は 68.5 ㎡ (昨年 67.2 ㎡から +1.9 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全体的に上昇基調。播磨高岡駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは播磨高岡駅で昨年に比べ +44.0 %、単価は 14.5 万円/㎡となった。
上位 1 駅(播磨高岡駅)は +44.0 %(単価 +4.4 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(余部駅)は +5.2 %(単価 +0.9 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2020年 23.2 年 → 2021年 20.3 年、-12.6 %と減少)
- 駅からの平均距離が減少(2020年 29.3 分 → 2021年 24.0 分、-18.4 %と減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 2.3 % → 2021年 12.9 %)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2020年 52.9 % → 2021年 49.5 %)
価格下落要因
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 8.0 % → 2021年 5.0 %)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2020年 1.0 % → 2021年 0.9 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった姫路駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は25.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +18.1%( +3.9万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 107 件(1年前(2020年)に比べて +21.6%( +19件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった播磨高岡駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は14.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +44.0%( +4.4万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2020年)に比べて -33.3%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
JR姫新線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
姫路駅 | 25.2万/㎡ (20.2年/68.5㎡) | 21.3万/㎡ (22.9年/67.7㎡) | 24.8万/㎡ (18.9年/66.2㎡) |
播磨高岡駅 | 14.5万/㎡ (24.8年/65.0㎡) | 10.1万/㎡ (29.2年/61.7㎡) | 10.1万/㎡ (27.7年/75.0㎡) |
余部駅 | 18.6万/㎡ (0年/70.0㎡) | 17.6万/㎡ (21.5年/85.0㎡) | - |
東觜崎駅 | - | - | 6.6万/㎡ (23.3年/56.7㎡) |
播磨新宮駅 | - | 4.9万/㎡ (24.4年/55.0㎡) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
播磨高岡駅 14.5 万/㎡(昨年同期比 +44.0 %)
播磨高岡駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は14.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +44.0%( +4.4万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2020年)に比べて -33.3%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 24.8年(昨年 29.2年から -15.2 %減)。平均専有面積は 65.0 ㎡ (昨年 61.7 ㎡から +5.4 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2020年 29.2 年 → 2021年 24.8 年、-15.2 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 % → 2021年 100.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 17.3 分 → 2021年 27.5 分、+58.7 %と大きく増加)
余部駅 18.6 万/㎡(昨年同期比 +5.2 %)
余部駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は18.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +5.2%( +0.9万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均専有面積は 70.0 ㎡ (昨年 85.0 ㎡から -17.6 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 11.0 分 → 2021年 8.0 分、-27.3 %と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示